インテグラヘッドカバー結晶塗装 完成

integra3 大変お待たせしました!インテグラのヘッドカバー、結晶塗装のオレンジで本日完成となります。発送は明日以降で対応可能です。

integra4 オイルキャップやホースを付ける箇所以外はわざわざマスキングをしなくても良いと思ったのですが、この型のヘッドカバーはいつもこの仕様なので特に気にせずにこうしています。取り付けてしまえば見えないのでどうでも良いのかも知れませんがやはり単品の状態でも見た目が良い方がいいですしね。

integra5結晶塗装は近くで見るとこんな感じの模様になっています。塗料成分中の伸縮率の違いが生じてこういった模様になるのだと思いますが、ここまで規律良く模様が並ぶと、人工的というよりは自然科学的に思えますよね(オカルトとは違いますよ。笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

インテグラヘッドカバー 凸部研磨

integra4先日結晶塗装を終えているインテグラ(ステップワゴン)のヘッドカバーです。最後の仕上げに「HONDA」の凸文字を面研して光らせます。

作業方法としては、まず凸文字の周りが傷付かないようにガムテープでマスキングをし、

#120→#180→#240→#320→#400→#600→#800

といった順番にペーパーを掛けていきます。

さらにコンパウンドを使えば鏡面的に光っていきますが、カスが隙間に残るとどうにも成らないので作業はここで終了としています。仕上がり具合としては「鏡面仕上げ」ではなく「鏡面状仕上げ」といった感じですね。艶は勿論ありますがヘアーライン状の研磨跡は残ります。

今までご依頼頂いた方は判ると思いますが、「鏡面仕上げで」とご依頼頂いた場合は必ず「鏡面状仕上げで」と訂正している筈でして、まあ些細な事なのですが作業する側としてはこういった所を凄く気にするのです。

また本日ご相談頂いたお客様からは、「色は完璧に合いますか?」と聞かれましたが、やはりこれも「どんなに時間を掛けても同じ色になる事はありません」としか答えられません。塗装屋が同じ色に見えるって言うのはむしろ問題だと思いますので・・・(色を見分ける能力が足りないと考えてしまいますよ)。

この辺の考え方は現場の人間は皆さん同じ考えだと思いますし、「うちの仕事は完璧ですから」なんて言えるのは実際に作業していない人間しか言えないと思います。まあだからこそ現場とフロントは分けるべきなんですけどね(苦笑)。

で、この後アルミ素地が露出した箇所にクリアーを筆で塗って無事作業完了となっています。明日には完全硬化していますので完成ですかね。もう少々お待ち下さいませ!

インテグラヘッドカバー 本塗り

integra1 先日サンドブラストを掛けておいたインテグラ(元はステップワゴン)のヘッドカバーです。無事本塗り完了しておりますので御安心下さい。お待たせしました!

サンドブラスト後には全体をリン酸で処理し、よく洗浄して乾燥したらマスキングをしたら続けて本塗りとなります。

integra2 まずはプライマーの塗布です。ここではサンディングはせず続けて本塗りとなります。

パイプが刺さる部分は一応結晶塗装は塗らないようにこの時点でマスキングしておきます。先に黒を塗っておく事もありますが今回は最後に塗る事にします。

integra3そして無事本塗り完了です。結晶塗装は熱を掛けて硬化させる時点で表面にチヂレ目(結晶目)が出ますから、この画像は既に焼き付け完了後の状態ですね。珍しく塗装後の状態を撮影しておきました。

ちなみにこのまま熱が冷めるとマスキングが非常に剥がし難くなるので、ヘッドカバーがまだ暖かい内にマスキングは全部剥がしておきます。

後は後日「HONDA」の凸文字部分を研磨して光らせたら完成です。もう少々お待ち下さいませ!

インテグラヘッドカバー 下準備

integra こちらもお待たせしております。インテグラに装着予定のホンダヘッドカバー(元はステップワゴン用との事です)ですね。作業着手まで長くなっていましたがこれは放置していた訳では無く「洗浄槽」→「溶剤槽」といった工程を経ていまして、先日ようやく引き出して来ました。お陰でヘッドカバー内部裏側も綺麗になっています。

integra1 ただこの手のホンダヘッドカバーは塗膜が薄いくせに頑丈で中々剥がれてくれません。見た目はアルミ素地に見えますが至る所にシルバーの塗膜が残っています。なので仕上げにサンドブラストで除去します。

integra2こんな感じでブラスト処理終了です。

この後リン酸処理作業を経てマスキングをしたらいよいよ本塗りです。御依頼内容は「結晶塗装のオレンジ」ですね。中々楽しそうな雰囲気になりそうです。もう少々お待ち下さいませ!

インテグラヘッドカバー 結晶塗装承ってます

hondaこちらもお待たせしました!ちょっと前に到着していたホンダのヘッドカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

紹介が遅れた理由としては、この型のヘッドカバーはプラグホールの部分に「オイルシール」(ゴムパッキン)が圧入されていて、またヘッドカバーにも「シルバー」が塗装されているのでこれの旧塗膜剥離の為にこのオイルシールの交換が必要になってくるのです。honda1この圧入されたオイルシールはホンダのヘッドカバーに良く見られ、以前も何回かこれの交換はしていました。他のメーカーには殆ど見られないのですが何ででしょう・・・。

で、今回御依頼頂いているのは当ウェブサイト上で紹介している「ランサーのヘッドカバー」に施してあるオレンジの結晶塗装となります。解りやすいように画像紹介しておきますね。lancerそれではこちらも作業進行しましたらまた紹介しますね。現在アクリル洗浄槽で漬け置き中で御座います。

改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!