スバル グリルエンブレム枠塗装 完成

 大変お待たせしました!スバル純正フロントグリルエンブレムのメッキ製枠の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々はABS樹脂に装飾クロムメッキが施された状態で、ただしこれにそのまま上塗り塗装を行っても十分な密着性は得られませんので、メッキ素地用の下地処理を行った上で上塗り塗装を行っています。

 色はソリッドカラ―の黒で、クリアーには高品位なタイプのクリスタルクリアーを使用した2コートソリッドカラーとなります。

 当然ですが密着剤の類は使っておりませんのでご安心下さいませ。

 経年で密着性が落ちてフチからペリペリと剥がれてくるという事も無いと思います。

 ガムテープを貼って剥がしても多分大丈夫です(これでテストした訳ではありませんがクロスカット方(碁盤目テスト)済みです)。

 以前同じ作業方法で施工した塗装した部品を、知り合いの塗装屋さんが修理する機会があって、塗膜を削った際にしっかりとフェザーエッジが取れてその塗装屋さんが驚いていました。

 下地処理方法は特別特殊な材料を使っている訳では無く(ただ普通の塗装屋さんは余り使わないかも知れません)、特別難しい事をしている訳でもありません。要は手間と時間を(こういった小さい部品ではあり得ないくらい)掛けている、と言う事だけです。普通の自動車板金塗装店でこれをやるととてもじゃないですが赤字なので相手に出来ない、と言う感じでしょうか(当店は小物に特化しているので大丈夫です)。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度も当店をご贔屓頂き有難う御座いました!

スバル グリルエンブレム枠 本塗り

camera20先日サフェーサーを塗布しておいたスバルフロントグリルのエンブレムのメッキ枠です。本塗り自体は先週CORSAIRのPCケースと一緒に行っていました。

camera21プラスチックパーツに施されている装飾クロムメッキはそのまま上塗り塗装を行っても十分な密着性が得られませんので、サフェーサーを塗る前にはメッキ素地用の下地処理とプライマー塗装を施してあります。本日別件でご連絡を頂いたメッキエンブレムへの塗装の様に、両面テープを剥がしたら塗装も一緒に剥がれた・・・なんて事は起きないと思いますからご安心下さいませ。

camera22ご依頼頂いている塗色は黒で、原色のベースコート黒(MIX571)を塗布後にクリアーを塗った2コートソリッドの仕様となります。

camera23またクリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っております。

本日既に強制乾燥を行っていますので、数日寝かした後に完成となります。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

小物関係サフェ入れ

antena こちらも昨年よりお預かりしておりますビートソニック (Beat-Sonic) FM/AMドルフィンアンテナです。

今回は未塗装品で、まずはサフェーサーで下地を整えます。

antena1 真空成型時の歪が気持ち悪いので、硬い当て板と#120~#180を使ってラインの粗出しを行い、その後ダブルアクションサンダー#180で目消しをし、突起部分やフチなどは#240~#320で足付けを行います。

antena2 よく脱脂清掃し、まずはプラスチックプライマーを塗布します。

antena3続けてサフェーサーを塗布します。

ferrari3 そしてこちらは年初めにお預かりしたフェラーリのリモコンキーカバーです。

この型のタイプは塗膜の密着性は良いのですが(これの前のがとても悪いです)、成型時のラインが歪んでいるのでそちらを修正しておきます。

ferrari4 ダブルアクションダンサー#180で粗研ぎを行い、その後#180→#240の手研ぎで均します。フチやエンブレムの着く部分などは#320で足付け処理をしておきます。

ferrari5 しっかり脱脂清掃をし、プラスチックプライマーを塗布します。

尚、フチの中までサフェーサーを塗ると厚みでゴムボタンが入らなくなるので溝の内側はマスキングをしておきます。

ferrari6 続けてサフェーサーを5コート程塗布し、固まる前にフチに詰め込んだマスキングテープを剥がしておきます。

subaru1さらにこちらはスバルのフロントグリルエンブレムのメッキ枠部分となります。

こちらは素地が装飾クロムメッキの為、通常の作業方法だと十分な密着性が保持出来ない為、それ専用(と言っても私の独自の方法ですが)を行い、最後は他の部品と一緒にサフェーサーを塗っています。

この辺りの小物はそれぞれ単品で作業をするとコストが上がってしまうので、今回のようにある程度の個数を纏めて作業を行うようにしています。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

SUBARU エンブレムメッキ枠塗装承ってます

subaru先日到着しておりましたスバルのフロントグリルエンブレムの枠部分となります。この度もご贔屓頂き誠に有難う御座います!

実は前回のご依頼で、このメッキ枠の上に貼り付けるカーボン製の枠の塗装を行ったのですが、どうも上手く装着されないとの事で、改めてこちらの土台部分の塗装ご依頼頂きました。純正品のクオリティを求めると後付けの物は難しいのかも知れませんね。

ご依頼内容は前回と同じく艶ありの黒で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っています。メッキは剥がさず、メッキ素地用の下地処理を行って簡単には剥がれないようにしてからの上塗り塗装となります。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度も当店をご利用頂き誠に有難う御座います!

インプレッササイドダクトカバー&エンブレム枠塗装 完成

imp124 こちらもお待たせしました!インプレッサ用の純正サイドダクトカバーと、カーボン製社外品エンブレムの枠の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

imp111サイドカバーは純正品で、実は現在カーボン製の製品に替えているらしいのですが、そちらは新品時のクリアーが剥がれてしまっているとの事で、今回こちらをボディ同色の塗装でご依頼頂きました。

imp125 当初はそのクリアーが剥がれたカーボンカバーを修理して塗装される事を検討されていたのですが、如何せん下地処理に大きなコストが掛かってしまいますので、今回は既に塗装済みとなった純正品を塗装しています。

imp126 今回塗装したサイドカバーは足付け処理のみで塗装となっていますので、塗装費以外の下地処理費は掛かっていません。

imp113社外品のカーボン製のエンブレム枠はそのままではやはり状態が良くなかったので、こちらはサフェーサーを塗って下地を整えてから塗装しています。

imp127ですので純正品(よりも多分高い)クオリティで仕上がっています。

ベースコートとクリアーの上塗り塗膜の厚みはせいぜい60μ(=0.06mm)程度の薄いフィルムのような膜厚なので、ちょっとした傷や凹凸も影響されますので、美しい仕上がりにするにはとにかく良質な下地が必要です。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度も当店をご利用頂き有難うございました!