SHURE SM57マイク塗装承ってます

 先日到着しておりましたSHUREの楽器用マイクSM57です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 SHUREのマイクはいつもSM58がメインなのでこの型は今回が初めてです。

グリル部分を外すにはSHUREのロゴがプリントされたアルミシールを剥がさなければならないのですが、今回塗装するのは本体のみなのでグリルは外さずマスキングで対応する事にしました。

色は「暗めの赤」と言う事で、事前に何種類か色見本帳をお貸出しし、その中からこちらのマツダ「パッションレッド」(カラーコード:22K)をご指定頂きました。またクリアーは「艶消しクリアー」の仕様で承っております。

イメージイラストも作製していますのでそちらも紹介をさせて頂きますね。

マイクの下の方には小さく「Toshi」のネームロゴ入れも承っています。サイズが小さいので塗装では無くデカールの使用を想定しています。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

SHURE BETA58Aマイク塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたSHUREのボーカルマイクBETA58Aの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々はグレーメタリックの塗装で、クリアーは塗られていない艶消しの状態でした。

 今回は本体と網の部分を「クロマフレア風No.4」の塗装で、グリルボールのリング部分を「ピンクゴールド風」の塗装にしています。

クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」となります。

 「クロマフレア風No.4」は元々パウダータイプの顔料で、それをSTANDOXのバインダー(樹脂)に混ぜてベースコートとして使っています。初期の頃は粒子が粗い割りに色変化が弱くてイマイチでしたが、その後色々な顔料を海外から取り寄せて採用しています。

 また今回はリング部分を「ピンクゴールドっぽく」とご要望を頂きまして、それらしい雰囲気の色も作製してみました。→ピンクゴールド色見本 作製

既に塗料を売って欲しいといったお問い合わせを頂いているのですが、これは単にSTANDOXだから難しいと言うだけで、模型用などでは普通に市販されていると思いますので、そちらをご利用頂ければと思います(SPFシルバーを使っているので無用にコストが高いです)。

 クロマフレア風No.4は「紫→橙→黄」と変化する色です。

ちなみに「風」では無く「本物のクロマフレア顔料」は以下リンク先にあるような塗料となります。日ペのマジョーラもこの顔料を使っています。

特種塗料と言うかクロマフレア顔料

 ストロボを使った撮影もしてみました。

 画像はどれも縮小以外未加工です。

 ちなみにですが、今回丁度同じマイク=SHURE BETA58を並行して作業しておりまして、ちょっといつもと違った仕様で行ったので紹介をさせて頂きます。

どちらも同じマイクで、向きも同じです。エンブレムがあるべき所に無いのが判りますでしょうか。

通常は行っていないのですが、プロの方がご使用されるとの事で特別にカスタムをお受付しました。元々あったエンブレムを剥がし、窪んだ個所を滑らかに削って構造用エポキシ接着剤(3Mパネルボンド)で埋めています。自動車補修(自動車板金塗装)に携わ差っている方なら普通に出来る事ですが、マイクでこれを行うのは珍しいかと思い一応撮影しておきました。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。GW中も暦通りの営業ですので平日であれば発送可能です。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

AUDIX OM6 Microphone

先日お預りしておりましたAUDIXのマイクです。

こちらは納期指定(短縮)のオプションでご依頼を受けておりまして、既に製品は完成となりましたので、施工例のページとして紹介をさせて頂きます。

 今回は色の見本として、こちらのヘアーアイロンのパーツを一緒に送って頂きました。

基本はピンクパールですが、その中にホログラム(レインボー)の顔料が入っています。

 通常ラメ(=極粗目メタリック)には対応しておりませんが(塗膜が厚いとマイクホルダーに挿した時にグニュっとなってしまう為)、当店で用意している同様の顔料であれば対応可能なので、今回こちらを使用する事にします。

以前テスト的に塗装した色見本用のマイクがあるのでそちらも紹介しますね。 こちらはベースを黒に塗装し、その上に先ほどのホログラム(レインボー)の顔料を重ねています。

画像だと判り難いのですが、光によって色が変化する顔料です。

一緒にお預りしたヘアーアイロンの部品を参考に色を作ります。

左からカラーベース、パールベース、ホログラム用顔料となります。

 今回のピンクは比較的落ち着いた色味で、淡い系の色としては珍しく黒も結構入りました。

カラーベースの上にパールベースを重ね、さらにホログラム顔料をコートしています。本塗り時はさらにクリアーも塗るので、今回は4コート塗装となります。

 マイク本体とグリルボールには艶消し黒が塗装されていて、元々あったAUDIXのロゴはアルミ素地を露出させて表現されている物なので、それを残すとその痕が出てしまいますから、しっかりと削って取り除いておきます。下の方(画像だと上部)にある文字は深いレーザー彫刻なので、こちらはそのまま残ります。

 ただしこのまま上塗りを行うと塗料は密着しませんので、

 プライマーを塗っておきます。

 そしてカラーベースを塗布します。この状態ではパールもホログラムも掛かっていない状態で、比較的落ち着いた感じのピンクなのが判ると思います。「令和」の慶祝カラーみたいな感じでしょうか。

 その上にパールピンク(実際にはほぼホワイトパール)、さらにホログラム顔料を重ねました。これらは塗り方によって色味が変わるので見本と見比べながら、またさらに確認の為、先に色見本(今回はベアブリック)を塗装しながら行っています。

概ね同じ様な色味に出来たと思います。

 そして最後にクリアーを塗りますが、

 ホログラム系の顔料は粒子が大きいので、どうしてもクリアーから突起してしまいます。

画像はまだ1コートしただけなので、この後さらに2コート塗り重ねます。

 クリアーは合計3コート行い、本塗り完了です。お待たせしました!

 ウェットの状態では、ホログラム顔料の突起も無く艶々の状態になっています。

 この後乾燥硬化する過程でホログラム顔料の粒子が突起または艶引けが起こる可能性があるので、その場合は磨き処理を行うか、もしくはもう一回表面を軽く研磨してクリアーコートをして対応します(今回はどちらもしなくて大丈夫でした)。

 画像だと判り難いのですが、ホログラム顔料は光の当たり方によって色味が変わります。

 最初に紹介した時のようにマクロレンズを使えばもっと判り易く写せるのですが、本塗り直後は埃が着くので近よれません。

ですので見本を使って、さらに判り易いようトリミングをしてみました。光に当たった背中がキラキラしているのが判るかと思います。

 その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、さらに数日寝かしたら完成となります。

 心配していたホログラム顔料の突出は問題ありませんでした。画像は磨き処理無しの塗りっ放しの状態です。

 トリミングをしたベアブリックの画像以外は全て縮小サイズのみで未加工・未編集となります。

 ホログラム顔料をもっと塗り重ねればその分派手になりますが、マイクの場合はホルダーに挿す事を想定すると、塗膜の厚塗りはお勧め出来ません。

 こちらはストロボを使った撮影となります。

後日、オーナー様からご感想を頂きましたので以下に紹介をさせて頂きます。


今日ライブで使用しました!色もキラキラ感も想像どおりで本当に嬉しかったです。ライブ中もいつもより楽しく出来て本当に感謝しております!
短納期にも関わらず快く引き受けてくださって本当にありがとうございました!また機会がありましたらよろしくお願い致します。


ライブの日程が決まっているなどの場合には、別途「納期指定」のオプション(有料)をご指定頂ければ短縮も可能です。ただし期間が短い程費用も大きくなりますので、出来るだけ余裕を持ってご依頼を頂ければと思います。

 

ゼンハイザーE845マイク&マイクホルダー塗装承ってます

 先日到着しておりましたゼンハイザーE845のボーカルマイクと、

 そちらのマイクホルダーとなります。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はこれらをVW社の「キャンディホワイト」(カラーコード:LB9A)で、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っております。

以前の施工例がありますのでそちらも紹介をさせて頂きますね。

こちらはE945となりますが、作業内容と仕上りはこちらとほぼ同じ内容となります。他の画像もこちらのページからご確認頂けますので宜しければご参照くださいませ。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

SHURE BETA58Aマイク 本塗り

 先日お預りしておりましたSHUREのボーカルマイクBETA58Aです。足付け処理~マスキングを行っておきました。

尚、今回はこのような内容で作業を承っております。

 ベース色は角度によって色が変わって見えるクロマフレア風No.4で承っていますので、まずは下色として黒を塗ります。

 グリルボールは2トーンカラーで承っておりますが、こちらも一旦は全部黒に塗ってしまいます。

 クロマフレア系の顔料はそれ自体では隠蔽力が無く(パール顔料全般がそうです)、何かしら下色を塗る必要がありますが、その中でも黒が一番変化が強いので通常はこうするのが一般的です。

逆にこの下色を「白」と「黄色」にした物も試していて、こちらのページで詳しい内容を紹介していますので宜しければご参照下さいませ。

 黒を2コート、クロマフレア風No.4は3コート塗っています。

 下色の黒が透けた状態なのですが、これだけ見てもそうだとは判らないですよね。

 その後十分に乾燥させ、続けてグリルボールのリング部分の塗装を行います。

 こちらはシルバーを下色として塗装し、

 続けてピンクゴールド風の色を塗布します。こちらも先ほど紹介した社外記のページで詳しく紹介していますので宜しければご参照下さいませ。

 マスキングを剥がし、これでベースコートが完了です。

 最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 今回使用しているクロマフレア風No.4は「紫→橙→黄」と変化する色です。

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

リング部分も良い具合にピンクゴールド感が出せたかと思います。

近づいて見ると、網の鋼線一本一本が色変化しているのが判ります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ち下さいませ!