マセラティリモコンキーカバー サフェ入れ

mase45 こちらもお待たせしました!先ほど紹介したBMWのフューエルキャップと一緒にサフェーサーを入れるべく並行して作業しています。

こちらも成型時のウネリが強いので、表面は#120で平滑に研ぎ出し、その後#180→#240でペーパー目を均します。細部は#320の空研ぎペーパー&アシレックススカイ(布状の足付け用副資材)で足付け処理を行なっておきます。

mase46サフェーサーはタップリ塗る為、 ボタンやエンブレム部分はマスキングしておきます。

また手前のキーカバーは合わせ目に若干の段差がある為、そこにもサフェーサーが付かないようマスキングしています。

mase47 こちらの樹脂も塗料との相性(密着性)が余りよく無い素材なので、プラスチックプライマーを塗る前には念の為火炎処理を行なっておきます。樹脂の表面をバーナーで溶かしつつ、ガス中に含まれた成分(被塗面を親水性にするような素材)を塗着させるような効果があります。

mase48サフェーサーはウェットで5~6コート塗布し、固まる前に各マスキングを剥がしておきます。現状はフチがガタガタしていますが後の研ぎ作業で整えますのでご安心下さいませ。

それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

マセラティリモコンキーカバー分解

mase32先日到着しておりましたマセラティのリモコンキーです。ちょっと試してみたい事があったので早めに分解してみる事にしました。

mase34今回のキーケースは前回とは少し違っていて、エンブレムと本体に若干の隙間があるので、そこから何かを差込み、先にエンブレムを外してみよう!と言う算段です。

mase36 取り外し方は以前行ったフェラーリモデナの鍵の時と同じで、最初に工業用ドライヤーで熱々に熱して粘着力を弱め、エンブレムと本体のと間にある極薄い隙間にカッターの刃を差し込み、テコの力でエンブレムを持ち上げます。

それでもかなりの堅さなので、途中何度もカッターの刃は折れてしまい、しかもそれが隙間に残ってしまうと言う始末ですので、一度この作業を始めるともう後戻りは出来ません。折れて隙間に残った刃は回収出来ないので「」ちょっと試しに」と言う方にはお勧めできません。ご注意下さいませ。

mase35 またこれも仕方ないのですが、本体の方に刃が当たって角は抉れてしまいます。通常はここに何かしらの板を挟んだりするのですが、今回はそういうレベルでは無いのでこの辺は最初から覚悟しての作業となっています。

mase37 さらにこのリモコンカバーはネジ以外にも三箇所爪が引っ掛かっていて、内二箇所は物理的に難しいのですが、残る一箇所は何とかなるのでは?と前回作業した時に思っていたので今回試してみる事にしました。

mase41 右は業界では有名なスナップオンのピックツールですが、それではサイズが大きいので、今回はワイパーゴムに付属するバネ板を加工して極小L字型のクリップ外しを作成しました。先端はサンダーで削って薄くして、バネ板の反発力を利用して奥にある爪を持ち上げる事に成功しました。

mase39 と言う訳で殻割完了です。mase40 この部分の爪も隙間から目視は出来るのですが、その手前に電子基盤があるので無理やり外すしか方法はありませんでした。

ちなみにもう一箇所は袋状の中にある箇所なので見る事も出来ませんからそちらも無理やり外すしか方法はありません。ただし幸いにしてそちらは無事でした!(冬場だったらプラスチックが堅いので割れていたと思います)。

rb2648と言う訳で、折れた爪も直しておく事にしました。いつものエポキシ接着剤ですね。

mase43 折れた箇所の奥側にはカバー同士が噛み合わさる溝になっているので、そこには接着剤が食み出ないようPPシートを壁にして固定し、破片を元の位置に接着します。

mase44 こんな感じで良い感じにくっつきました。試しに仮合わせをしてみたいところですが、そうなると最初と同じ様に無事に外す事は出来ないので最後にぶっつけ本番とします。

mase42と言う訳で無事分解完了しました。

エンブレム周りの傷が付いた箇所はこの後の下地処理で一緒に補修しておきますので問題ありません。

実作業はまだ少し先になると思いますがどうぞもう少々お待ち下さいませ!

マセラティリモコンキー塗装承ってます

mase31 先日到着しておりましたマセラティのリモコンキーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

mase32 現状目立つ傷は無いのですが、オーナー様的には「予想通り醜い状態でしたので塗装作業を依頼させて頂きます」との事で、前回の施工内容と同様に、全体のウネリを「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理で平滑にし、色も同じくフェラーリのロッソコルサ(カラーコード:300)、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」で承っています。

参考までに前回施工した時の完成画像を紹介させて頂きますね。

mase26こちらも元々成型時の歪みが酷かったのですが、サフェの塗布による下地処理を行なってから塗装を行っているので、元の状態とはまるで違う美しいラインになっていると思います。

mase33ちなみに今回のキーカバーに着いているエンブレムは前回の物とは少し違い、若干ですがカバーパネルとの間に隙間があります。今回のカバーも社外品では無く純正品なのでこのエンブレムの下にネジがあるのですが、上手くやればエンブレムを無傷で外せると思うので、今回は先にこのネジを外してから分解しようと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

マセラティリモコンキー塗装 完成

mase25 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたマセラティのリモコンキー、組み付けも完了して本日完成となります。

mase26 全ての組付けを終え、最後にエンブレムを両面テープで貼り付けています。エンブレムの下にネジがあるのですが、一度貼ってしまうと無傷で取り外す事が出来ないので何度もチェックしてからの貼り付けとなっています。

最初の状態も紹介しますね。

mase7社外品の場合は塗装が施されているみたいなのですが、こちらの純正品は樹脂自体に色が付いた着色樹脂となっています。

ただそれだけに艶が余り無く、しかも成型時に出来たウネリが結構酷いのが特徴です。

mase27 最初は樹脂自体を削るだけで平滑にしようと思っていましたが、そういうレベルでは無かったので結局いつも通り「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で下地を作りなおしています。そうじゃないとこういう写りこみはしません。

mase2裏側も同じくウネリが強く、同じ様に下地処理を行って全体のラインを整えています。

mase28 クリアーは高品位なタイプのSTANDOXクリスタルクリアーで、耐侯性・耐擦り傷性・対薬品性などに優れたクリアーです(ご指定が無い場合はSTANDOXイージークリアーの使用となります)。

mase29キーホルダーなどを取り付ける箇所の稼動と、キー本体の開閉も問題無く稼動していますのでご安心下さいませ。

構造が判らなく今まではお断りしていた案件ですが、フェラーリの鍵と同様に分解が可能でしたので今後のお受付は可能です。どうぞご検討下さいませ。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

マセラティリモコンキー 本塗り

mase22 先日サフェ研ぎを行なっておいたマセラティの純正リモコンキーです。

各部をマスキングして、いよいよ本塗り開始です。

mase23 素地の紺が出ていた箇所もあったので一旦白で下塗りをし、その後フェラーリレッド(ロッソコルサ)のベースコートを3コート塗布し、最後にクリアーを2コート塗っています。

mase24元々成型時のウネリが強い仕上がりでしたが、執拗な(笑)下地処理のお陰で美しいラインに仕上がっていると思います。クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更となっています。

尚こちらは組み付け作業がありますので、そちらも作業進行次第また紹介させて頂きますね。こちらもちょっと大変な作業になりますので少しお時間を頂ければと思います。どうかもう少々お待ち下さいませ!