金属バット塗装 完成

bat9 お待たせしました!ピンクでご依頼頂いていた金属バットは本日完成となります。

オーナー様の「ピンクのバットが欲しくて、ずっと探していたのですが見つからず」とのお言葉通り、流石にこの色のバットは他では見られない気がします。お仲間の方も敵方も多分驚くのではないでしょうか。

bat10 先端にはオーナー様のイニシャル?またはトレードマークで「M」のロゴ入れをご依頼頂きました。デザインはオーナー様自ら作成した物かでaiファイル形式での入稿でしたからこちらではサイズを合わせただけです。

ちなみに地面に付けると当然傷は付いてしまうので予めクリアーのシールなどを貼っておくと良いかも知れません。ただ湾曲しているので綺麗に貼るのは非常に難しいと思いますが・・・。

bat11グリップの手前側には穴を塞ぐ為にシールが貼ってあり、今回はそれは再利用しないで新たにプラスチックのプレートで作成しました。普段見るのは先端よりむしろこちら側なので元についていたシールより断然良いですよね。

そういえば最近国民栄誉賞か何かで某著名人に金メッキのバットが贈られていましたから、もしかしたら今後もバットの塗装はご依頼があるかも知れません。テニスラケットは結構凝ったデザインの物が多いですがバットはまだちょっと無機質っぽい感じが否めませんし。

ただ今回もそうですが塗装費用だけでバットが何本も買えるような所もありますので、余程オリジナル品に拘った方か何かの記念用に作成するくらいに留まるかも知れません。卒業記念・引退記念などでチーム一式分なんて面白いかも知れませんけどね(問題はその量にうちは対応出来ない気がするところですが・・・)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

金属バット 本塗り

bat2 こちらもお待たせしました!ピンクでご依頼頂いておりました金属バットは無事本塗り完了しましたので御安心下さい。

上の画像はWeb上にある色見本帳を参考に色を作成しているところです。画面上一番右上のピンクですね(小さ過ぎて判りませんか・・・)。

bat3 そして本塗り準備です。良く脱脂してエアーブローをしたら本塗り開始です。

bat4 ロゴデータはメールで入稿して頂きまして、それを基にマスキングシートを作成しています。大きい方と小さい方で型が違うのは隠蔽の問題からです。下に続く画像を見て頂くと判り易いかと思います。

bat9位置を決めたらマスキングシートを貼り、周りを養生紙でマスキングしたら黒を塗ります。

bat5 ピンクの上に黒を塗ると簡単に染まる(隠蔽する)ので塗膜の厚みは薄くて済みます。その分美しい仕上がりになると言うことですね。

bat6 グリップの根元に付くカバーは色を逆転させているのでマスキングは逆の「抜き」としています。やはりピンクの上に黒を塗るようにした方が楽に隠蔽するからですね。

bat7 そしてクリアーを塗布します。小さいのにちょっと塗り過ぎてしまいましたかね・・・。

bat8細長い物を撮るのは結構難しいですね・・・。とにかく無事本塗りは完了しておりますので御安心下さい。

と言う事で、今週半ば過ぎくらいには完成予定です。完成次第改めて画像紹介しますね。もう少々お待ち下さいませ!

金属バット 下準備

bat5先日プライマーを塗っておいた金属バットで、手元のグリップ裏側に貼ってあったシールを剥がすと穴が開いています。何の為に開いているんでしょう・・・。

このままだと水が入ったりしてマズイですし、かといって元々付いていたシールは端が曲がってしまっていますしピンクのバットには似合わないという事で新たにプレートを作る事にしました。

bat6手前の黒とシルバーのシールが元々貼ってあったものです。ゴムっぽい素材で出来たよくあるシールですかね。

これと同じ大きさにABS板を丸くカットします。

bat7で、こんな感じで収まります。緑色のシールは綺麗な円形にする為のガイド的な役割で貼っているだけです。

bat8ただ折角と言う事で、バットの先端に入れるロゴを先ほど作ったプレートにも入れる事にしました。バット本体とは色を逆転させて、黒地にピンクの「M」みたいな感じですかね。

bat4バット先端に入れる「M」はこんな感じでサイズ決定です。ギリギリまで大きくすると変ですからこれくらい余裕がある感じが丁度良いかと思います。

次は色の作成ですかね。もう少々御待ち下さいませ!

金属バット 下準備

bat こちらもお待たせしております。ピンクへの塗装でご依頼頂いている金属バットですね。作業着手しましたのでご安心下さい。

まずは付属品の分解です。グリップ部分は新たにピンクの物に巻き直すようですのでこちらは除去します。

bat1 バットのグリップの根元にもシールが張ってあり、これを残したままと言うのも変なのでこちらも取り外しています。

ちなみにこれを剥がすともしかして下から「ボルト」が出てくるのかと思ったのですが、実際には単に小さな穴が開いているだけでした。てっきり分解出来るのかと思っていたんですけどね。

bat2 で、当初は「足付け処理をして塗るだけ」と想定していたのですが、思った以上にデカールの凸凹があったのと、上に塗ってあるクリアー?が妙な感じだったので結局全部剥がす事にしました。溶剤に漬け置きするまでも無くダブルアクションサンダー#120で物理的に剥離してしまいます。

bat3そして綺麗に脱脂洗浄したらプライマーを塗布します。固定方法がちょっと物々しいですが意外とこれが一番無理なく固定出来ていると思います。バット自体は薄いアルミ素材なので無理な固定方法にするとテコで凹んでしまいますから片側一方向だけの固定じゃ駄目なんですよね。ちなみにクランプの下にはダンボールも巻いてありますのでご安心下さい。と言うより全然強く締め付けてはいなく単にズリ落ちないように吊るしているだけですので。

後日色とマスキングシートを作成する予定です。また作業進行しましたら紹介しますね。もう少々御待ち下さいませ!

バットの塗装 承ってます

bat 紹介が遅れましたが先日到着しておりました金属バットです。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

bat1ご依頼内容としては上記のような「ピンク」への塗装で、バット先端には指定のロゴマークを塗装で入れるよう承っております。

バットのイラストではちょっと青味が強くメタリックパール的なピンクに見えますが、今回オーナー様からご指定頂いているのは上記色見本帳右上のピンク(A-5)でご依頼頂いております。なのでもっと黄色っぽい(オレンジっぽい)ピンクになります。ロゴの色は黒です。

ちなみにバットのグリップ部分もピンクの革に巻き直される予定との事なので今着いているものは外します。またバット表面にはプリントで凸凹が出来ているのでそれを研磨して平滑にしてからの塗装となります(このプリント程の厚みもそのまま残すと跡が残ってしまいますので)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!