BMW E30 M3 EVO2ヘッドカバー 下準備

bmw187 先日の続きでBMW Mカラーのヘッドカバーの旧塗膜を剥離しました。

bmw188クラックが入っていた旧塗膜はすっきり剥がれました。幸いにしてアルミ素地には腐食が出ていないのでリン酸処理のみで大丈夫そうです。ちゃんとサフェーサーが塗られていたお陰ですね。

bmw189 プラグホール周りはいつも出っ張った(打ち込まれた)筒の部分のみをマスキングしていましたが、今回はその周りも塗られていなかったので元と同じ様にしてみようと思います。

bmw132こんな感じです。

bmw186 プラグホール周りをノギスで測り、それを元にデータを作成します。レーザーで切ると燃えて消失してしまう分があるので少し大きめにしておきました。

bmw190 端材を利用しレーザー加工機でカットします。

bmw191こんな感じでプラグホール部分に嵌め込み、上の露出した部分は後でマスキングします。

少々手間は掛かりましたが、今回はサフェーサーと上塗りの二回でマスキングをする必要があったので時間的にはトントンくらいだと思います。また今後も使う機会はあると思いますしね。

ヘッドカバーはこの後リン酸処理を行い、サージタンクと一緒にプライマーとサフェーサーを塗装予定です。

作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

BMW E30 M3 EVO2サージタンク 素地調整

bmw173ヘッドカバーの方は現在溶剤槽に浸け置き中で、その間にこちらのサージタンクの作業を進めます。こちらは塗膜がしっかりしているので総剥離は行わず、傷のある部分を削り、さらに全体のデロデロな肌を削っておきます。

bmw170文字の部分は表面に塗られていたクリアーとその下にあった腐食を削り落とし、この段階である程度文字の天面を平らになるように削っておきます。

bmw171文字の周りは特に肌が悪く、恐らく最初に塗ったサフェーサーをろくに研がずそのまま肌の上に肌を乗せてこのようになってしまったのだと思います。

bmw172平面部分はダブルアクションサンダーを使えますが、文字の隙間は当て板も入らないので、こういった箇所はヘラの幅の狭い方にペーパーを貼って研いでいきます。

これなら全部剥がした方が早いんじゃ?と思うかも知れませんが、この下には砂型鋳造の梨地が全面にあるので、これでも今の塗膜を残した方がまだマシなんですよね。

bmw174ある程度目処が付いたら、塗膜が残った箇所で色を確認しておきます。本当は先にこっちをやらなければならないのですが、一応塗膜の状態を確認しておきたかったんですよね。

ベースの白は通常のALPINE WHITE(カラーコード:300)で大丈夫そうです。

bmw175ちなみにこの色も歴史が長いですが、それだけに色ブレも激しいです。これが全部同じ色って・・・ちょっと無理がありますよね。

bmw176Mカラーについては今回それぞれの色名とカラーコードをを入手したのでそれを元に配合データをダウンロードし、それ通りに色を作りました。

ただ水色はちょっと濃すぎたようなので、配合中の白MIX570の原色を30.18グラムから50.18グラムに変更しました。

bmw177ヘッドカバーの方もちょっと様子を見たかったので溶剤槽から出してみるとこんな感じになっていました。上のクリアー層は剥がれているようで、後は下色の白とその下のサフェーサーが残っている感じですね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。もう暫くお待ち下さいませ!

BMW E30 M3 作業前準備

bmw162先日到着しておりましたBMW E30 M3 EVO2のヘッドカバーとサージタンクです。洗浄が終わったので 旧塗膜を剥がしてしまう前に現状の情報を出来る限り残しておきます。

bmw154 かなりの数の画像は残していますが、それでも後で何か足りないと思ったらもうお終いなので出来る限りの事は書き留めてデータ化しておきます。

bmw164幸いな事に、水色・紺・赤については配合データが入手出来ました。まだ作ってはいませんが、恐らく基はオフィシャルからの情報だと思われるので大丈夫だと思います。

bmw153データをしっかりしておけば後で何も無いところから同じ様なカラーリングにする事も可能になります。部品自体が違っても応用が出来ますしね。ただそれにしても結構大変です。

bmw163同じ様にサージタンクも詳細データを作っておきました。

しかし実際に採寸して感じましたが、ラインとか寸法とかかなりバラバラです。赤のラインは最初と最後で太さが4ミリとか変わりますが、これは何かの間違いだと思うので最後に体裁良くなるように修正しておきます。

ヘッドカバーの方は塗膜にクラックが入っているので、そちらは全て剥がしてやり直すと言う事で現在は溶剤槽に浸け置きし、サージタンクは塗膜は生きているのでその間に傷の修正を行ないます。

その前にインプレッサのサイドステップと言う大きな作業もあるのでこちらはまだ少し先になりそうですね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

BMW E30 M3 EVO2ヘッドカバー&サージタンク補修塗装 承ってます

bmw131 先日到着しておりましたBMW E30 M3 EVO2のヘッドカバーとサージタンクです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

海外からのお問い合わせは結構あるのですが、ご依頼に至ったのは今回が初めてです。

bmw132 海外からのお問い合わせではレンズ系の塗装と結晶塗装が多く、ただ当店の場合は出来上がった物を販売する訳ではありませんから、それぞれの依頼品や御希望によって作業方法はその都度違うので実際にご依頼に至ると言うのは難しいんですよね。

ただ今回は仲介人(ご依頼主の友人)の方が日本にいらっしゃって、しかもその方がとても日本語がとても堪能だったので、今回のご依頼に至るまで非常にスムースに打ち合わせが出来ました。

bmw133 内容としては現在のデザインをそのまま綺麗に復元と言う作業で、ただヘッドカバーの方は塗膜全体にヒビが入っているので一旦全部剥がす必要があります。

bmw137 原因は塗膜限界を超えた厚塗りと思われます。と言うかこれが純正塗装である以上「劣化」と言う事で仕方ないんでしょうけどね。

bmw135多分クラックは素地まで達しているので全部剥がさなければなりません。

bmw134まだオーナーが付いていない車両(部品)でこれから売り出すと言う事であれば、上からサフェーサーなりパテを塗ってヒビを埋めて覆い隠すという手もありますが(色々理由があると思うので否定はしません)、それだと全く解決にはならないので結局全部剥がすしか無いんですよね。

bmw136サージタンクの方は傷はありますがそういった症状は見れなく、こちらは塗膜の全剥離は行わず全体的な下地の修正にて対応します。凸文字部分は菌糸状の腐食の発生と(何故か)いつもの如くシャープさに欠けるので、こちらは硬い当て板でしっかり面研して形を整えたいと思います。

現在既に洗浄槽に浸け置きしていますので、それが終わったらカラーリング部分をデータ化しておこうと思います。こちらの仕様の塗装も何度もお問い合わせを頂いていますが、今後ご依頼に至ったときにデータが役に立ちそうです。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!