BMW MPowerヘッドカバー&インマニ結晶塗装 完成

bmw455 大変お待たせしました!お預かりしておりましたBMWのエンジンパーツ4点のうち、まずはこちらの2点ヘッドカバーとインテークマニホールドが完成となります。

bmw456 凸部分は塗装後に研磨して光らせ、クリアーを筆で塗ってあります。

bmw457 凸部の面研は、ダブルアクションサンダー#80,#120、シングルサンダー#120,#240で粗研ぎし、その後#120,#180,#240,#320,#400の手研ぎで仕上げています。実は塗っているよりも大変と言う噂が・・・(まあプレッシャーは全然楽ですけどね)。

bmw458 サージタンクは表面に丸味があるので文字部分もアールが掛かっています。

bmw459 裏側も綺麗に仕上がっていると思います。見えないところですがこういったところも綺麗に仕上がっていると嬉しいですよね(多分ですが)。

bmw460結晶目を近くで見るとこんな感じです。ボディーシューツのように表面が突起している訳では無いので表面はザラザラとしている訳ではなく、なのでウェスなどで拭いても繊維が引っかかったりはしません。ホコリで汚れたら濡れたウェスで拭き取れば結構簡単に綺麗になります。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。引き続きシルバーの方のヘッドカバーと、あとグリーンの方はサージタンク待ちですね。時間があれば先にALPINAの凸文字を作成しておこうと思います。

この度もご贔屓頂き有難う御座いました!

TOYOTA86樹脂製インマニ結晶塗装 完成

toyota8677 大変お待たせしました!トヨタ86のプラスチック製インテークマニホールドの結晶塗装、本日完成となります。

toyota8678 ご依頼頂いたのはブルーの結晶塗装で、一緒に写っているエンジンカバーは色の見本としてお預かりしました。

toyota8679 エンジンカバーは後から送って頂いたのですが、そのお陰で比較的似た色味に出来たと思います。

最初の状態も紹介させて頂きますね。

toyota8660素材を樹脂素材にするメリットは軽量化だと思いますが、やはりと言うか見た目がちょっとチープな感じはしますよね。

toyota8681単に色を塗るだけよりも、結晶塗装のお陰で鋳造製品っぽい質感に感じられると思います。

toyota8680裏側も表と遜色無く仕上がっていると思います。

toyota8682 上部分の形がイビツな所も綺麗に結晶目が並んでくれました。ただ今気が付いたのですが、今回見本としてお預かりしたカバーはエンジン用では無くこれの上に着くインマニカバーだった模様です。となるとここも見えなくなってしまうのですが・・・まあそういう問題では無いですけどね。

toyota8683塗装屋さんが見ると気分が悪くなるそうな箇所も綺麗に結晶目が出ていると思います。、

toyota8684 壁に囲まれた所は普通に塗っても塗料が入らないのでノズルパターンを絞って隅を一箇所一箇所狙い打っています。ただ普通の塗装(クリアー)と違って焼付け型は熱を入れなければ固まりませんからスプレー作業自体はゆっくり出来るので、技術的に難しいと言う事では無く、とにかくネチネチとした作業が出来れば大丈夫です。

toyota8685ちなみにこちらは純正のカバーパネルで、結晶目とは全然違いますがこれでも十分鋳造っぽい良い質感になっていると思います。何よりこれが塗装では無く着色樹脂ってところが凄いですよね(ABSなどであれば簡単ですがPPやPAでこれって凄いですよ)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

メガネフレーム塗装 承ってます

gold こちらは先日お納めしたばかりのメルセデスC63テールランプスモーク塗装をご依頼頂きましたオーナー様で、今回はこちらのメガネフレームの塗装をご依頼頂きました。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

gold1 ご依頼内容としてはこちらのフレームをマットブラック(艶消し黒)で承っていまして、ただカシメの丸い飾り金具の部分は残して欲しいとのご希望となっています。「ここをマスキングするのかよ・・・」と思いそうですが、カッティングプロッターがあれば実はそんなに難しくはありません。

gold2 先ほどの裏側がこんな感じになっています。勿論蝶番の金具も取れませんのでこの辺もマスキングで対応します。

gold4 面白い事に気がついたのですが、フロントの金具に関してはカシメ(固定)の物では無く完全に飾りの為の物です。蝶番の金具も勿論着いていますがそれは単に溶け込ませて固定されているだけでこの丸い金具とはくっ付いていません。恐らくフレームが透明ですから、前から見えて蝶番の金具が見えてしまうのが美しくないのでそれを目立たなくする為に着けているのだと思います。サイドとお揃いならむしろ意匠性に優れていますしね。

gold5という事で早速分解しました。特徴としてはレンズが小さいので入れる時にシナリ量が少ないですから塗装を傷つけないように入れるのが難しそうです。事前の調整~練習を相当しておかないとですかね。

それでは作業進行しましたらまた紹介します。幸いにして別件でお預かり中のOAKLEYのサングラスフレームもマットブラックで承っていますので並行して作業する予定です。

では完成まで今しばらくお待ち下さいませ。この度も当店をご利用頂き有難う御座います!