30系ヴェルファイアテールランプ(外側のみ)本塗り

先日下準備を行っておいたトヨタヴェルファイア30系前期型の純正テールランプです。

今回は中央から半分を透過性の赤に、スモークは無しで承っています。

よく脱脂清掃し、赤く塗る箇所以外の部分をマスキングします。

 プラスチックプライマーを塗り、透過性の赤=レッドキャンディーを塗布します。

透過性の塗装=キャンディーカラーは一度に塗るとムラが生じてしまうので、含有量いは抑えめに、4~5コートに分けて塗っています。

マスキングを剥がします。

再びプラスチックプライマーを塗布し、ベースクリアー(スモーク等を入れていない樹脂だけのベースコート塗料)を塗布します。直接トップコートのクリアーでも良いのですが、そのままだと赤く塗ったところより垂れやすくなるので、その差を少なくするようにしています。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

この型のテールランプは内部の反射板が黒っぽくなっているので、すのままでもスモークが掛かっているように見えるのが特徴です。

レンズ自体は透明です。

こちらも一晩は自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

BMW MINIテールランプ レッド&スモーク 本塗り

先日下準備を行っていたBMW MINI(R35)の純正テールランプです。

よく脱脂清掃し、予め作成しておいたマスキングシートを貼り付けます。

プラスチックプライマーを塗り、全体に透過性の赤=レッドキャンディーを3コート程塗布した状態です。この状態ではまだ赤が薄い感じです。

ウィンカー部分のマスキングシートだけを剥がし、ここに再びプラスチックプライマーを塗布します。

再びテールランプ全体に透過性の赤を2コート塗布し、バックランプ部分のマスキングシートを剥がしました。

 ウィンカー部分の赤は2コートで、それ以外が5コートとなっています。

続けて薄くスモークを塗ります。オーナー様からは「チェリーレッドのように」、また以前施工したトヨタ86のテールランプ画像を参考にと承っていますので、そちらに合わせて濃度を調整しています。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

よく見るとウィンカー部の赤が薄くなっているのが判りますが、ぱっと見は違和感なくレッド一色に見えるかと思います。

クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

それではこちらも完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フィアットテールランプ レッド&スモーク 本塗り

先日ウィンカー部分を透過性の橙=オレンジキャンディーに塗装をしておいたフィアットの純正テールランプです。その後60℃40分の熱を掛けて塗膜を完全硬化させ、再び全体を#800~#1300で足付け処理をしました。

よく脱脂清掃し、予め作成しておいたマスキングシートを貼り付けます。

一緒にご依頼を頂いているサイドマーカーは、テールランプの濃さに合わせてスモーク塗装を行います。

全体に透過性の赤=レッドキャンディーを塗布し、マスキングシートを剥がしました。

尚、下地は既にプラスチック素地(アクリル樹脂)では無くクリアー(アクリルポリウレタン)が塗られている為、今回の本塗りでプラスチックプライマーの塗布は必要ありません(ただし念のためフチとその裏側に回り込むようには塗っておきました)。

続けて薄くスモークを塗布します。濃度は以前の施工例を参考にしています。

さらにそれに合わせてサイドマーカーにもスモークを塗ります。こちらはプラスチックプライマーを塗布してあります。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

大分気温が下がって来たので、クリアーも馴染みやすく塗り易くなりました。

クリアーは同じ物を使うとしても、それに混ぜて使う硬化剤とシンナーには色々と種類があって、当店で塗っている物は車体に比べると小さい物ですが、比較的乾燥硬化を遅くするようにしています。

自動車の車体を塗る場合は「新車肌の再現」に重きを置きますが、今回のようなテールランプだと肌目を出来るだけ見せないようにする為、塗り方や塗料(硬化剤&シンナー)の選択を変えています。私が車体を塗っていた時に比べると、ガン距離は大分近く、エアー圧も抑え、スプレーガンのノズルから吐出されたクリアー中の溶剤分を極力揮発させないまま被塗面に塗着するような塗り方に変わりました。スプレーガン自体も低圧タイプが主流となっています。

 サイドマーカーはもう少しスモークを濃くするか悩んだのですが、車体に取り付けられた場合、その位置は人の目から見て光源が対角になるということはあり得ませんから、実際にはこれよりも暗く見えると思われるので一歩手前で止めておきました。

こちらも一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

インプレッサテールランプ レッド&スモーク 本塗り

先日下準備を行っておいたGRBインプレッサ用Valenti社製のテールランプです。

元々はレンズの裏に赤が着色されていたのですが、経年で殆どの色が褪色してしまった状態です。

脱脂清掃後、予め作成しておいたマスキングシートを貼り付けます。

プラスチックプライマーを塗布し、透過性の赤=レッドキャンディーを塗布します。

4コート程塗ったらマスキングシートを剥がし、再びそこにプラスチックプライマーを塗布します。

続けてスモークを塗布します。

以前施工した時の画像を参考に、濃度を微調整します。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアー抜きにした箇所は反射板の効果で明るすぎる為、赤く塗った部分よりも1コート多めにスモークを塗っています。

クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります(今回のターンは全てこちらとなります)。

この状態で一晩は自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!