ドゥカティカーボンフェンダー塗装承ってます

先日到着しておりましたドゥカティ用カーボンフロントフェンダーです。こちらのオーナー様は少し前に同車のバックミラーの塗装をご依頼頂いた方で、この度も当店をご贔屓頂き有難うございます!

元々ウェットカーボン製で、傷が付いていたとの事なのでオーナー様自らクリアー塗装を行ったとの事ですが、

タレや白化を生じてしまったとの事でこの度御依頼を頂く事となりました。

大まかな作業内容としては、既存のクリアーを研磨して除去し、一旦クリアーで下塗り→その後クリスタルクリアーで本塗りを行う事を想定しています。

白化(カブリ)はクリアー中に細かい空気(水分)を巻き込んでしまう事で起こる現象で、恐らくは塗装した時の気温と湿度が高く、ガン距離が遠いと肌が出来ない(塗って直ぐに乾燥していくので荒れる)ので近くしたら白く濁るようになった、みたいな感じでしょうか。

缶スプレータイプの2液ウレタンクリアーは硬化剤もシンナーも選べないので(使用する季節や気温によっての選択肢が無いので)起きてしまったトラブルかと思います。塗装を仕事でやるようになって判ったのですが、これは技術だけではどうしようもなく、環境や材料など全てが揃ってようやく出来る事なので、ちゃんとやろうとすると大変なんですよね。

白化を修正するには既存の塗膜を全て除去する必要があり、ただしシンナー等の溶剤は素地(素材)を痛めてしまうので使えませんから、地道に研磨してこれらを除去します。

裏側は既に艶消し黒が塗られているので、こちらは塗装せずこのままにする予定です。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!