大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたGSX-S1000GT純正テールランプの塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
この時の濃さを参考にしてスモーク塗装を行いました。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
各画像はサイズの縮小以外は未加工となります(編集などせず撮ったそのままといった意味です)。
先日お預かりしておりましたバイク用のカーボンケブラーリアフェンダーです。恐らくはアプリリアに装着される物ですね。
元々クリアーは塗られているのですが、全体的に小傷やカーボン目の凸凹が目立つので、
まずは全体を研磨して素地を平滑にします。平面は#320→#400のダブルアクションサンダーで、それが当たらない箇所は手研ぎで行います。
裏側は最後に艶消し黒で塗りますが、途中で飛んだ塗料が剥がれるのは嫌なので、
フチもしっかりクリアーを塗りたいので手で持って塗れるようにしました。
今回はベースコートを塗っていないので、トップコートは常温で硬化するタイプのスタンドックス エクストリームプラスを使用しています。
1コート目と2コート目を比較するような撮影では、切り替えが判るよう途中にこの様なカットを入れたりします。ピースでは無くここから2コート目という意味ですね。
ただしフチにクリアーが溜まらない様、本塗り時の7~8割くらいの力に留めています。
ぱっと見は十分綺麗に見えますが、よく見ると全体に無数の巣穴が見受けられます。
フチの辺のは厄介で、こういった箇所も含め、一つ一つ虱潰しにクリアーで埋めていきます。
完全に固まると同化しないので、塗り終わって指触乾燥した状態で筆挿しをしておきます。
今回熱を入れる必要は無いですが、恒温器に入れておいてタイミングが合えば他の御依頼品と一緒に熱を入れておこうと思います。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
先日下準備を行っていたGSX-S1000GT純正テールランプです。
被塗面(レンズ)は#800~#1300で足付け処理がしてあって、これによりこれから塗装する塗料が十分に密着する事が出来ます。逆を言うとこれを行わないでツルツルの状態で塗ると、最初は良いのですが経年で塗膜はペリペリと剥がれてきます。ネットが普及してからは悪評が広がり易くなったからかそういった事例は少なくなりましたが、昔はこの足付け処理無しで塗る塗装が意外と横行していて(特に販売前の中古車)、それの尻拭いをする事が何度もありました。これをやられると部分的な修理でも結局全部剥がさないといけないので本当に大変な事になるんですよね。
よく脱脂清掃し、プラスチックプライマーを塗ったら本塗り開始です。最初はムラにならないよう含有量を控えめにした極薄いスモーク(ベースコート)から始めます。
画像はスモークを1コート塗った状態で、ここから徐々に含有量を増やして塗り重ねていきます。
レンズ系塗装の場合は、内部に透過した光が反射して戻ってくるので、見え方としては(濃さとしては)コート数の倍になります。3コート塗ったら6コート分の濃さになって見える訳ですね。
なのでコート数を増やすとあっという間に黒くなりますから、それを想定して塗料中のスモーク含有量を調整しながら塗り重ねていきます。
画像では5コート塗り重ねた状態で、全てのコートでスモークの濃さを変えています。
今回はこちらの濃さを参考にと承っていますので、その時の画像を見ながら濃さを調整しています。
スモークの濃さが決まったら最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
今回はまだ数が集まっていないのでタイミングとしては早いのですが、別途私個人で趣味的に作っている色見本キーホルダーのパーツで塗りたい物があるので、そちらとタイミングを合わせようと思った次第です。
この様な感じで、レーザーカットしたアクリル板に透過色=キャンディーカラーを塗装しています。本当は新色=キャンディーカラーの艶消し仕様を作りたかったのですが、11月のデザインフェスタまで時間的に厳しいので、足りないパーツのみ補填して間に合わせようといった感じです(最近は企業様案件が増えてさらに忙しくなってしまいまして…)。
GSXのテールランプは干渉防止のゴムが貼ってあったので、位置確認の為に撮影をし、
本塗りのタイミングはまだ先になりそうですが、塗れる状態にしておけば同系色(キャンディーカラー)で一緒に塗れるので効率良く出来るという訳ですね。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
先日到着しておりましたドゥカティ純正のリヤブレンボキャリパーと、見本の同社フロントキャリパーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!
塗装の御依頼を頂いているのはこちらのリヤキャリパーで、元々着いているボルトは塗装していないとの事ですので取り外し~分解した状態で送って頂きました。お手数を頂きましてありがとうございます!
こちらはフロントキャリパーで、今回こちらを参考にと見本として一緒に送って頂きました。
今回はこちらと同じくキャリパー本体を黒、ブレンボロゴを赤で承っています。赤はF50ブレンボの様な鮮やかな赤と言うより、ロッソコルサのような少し青黒い赤ですかね。
ただリヤキャリパーの方はザラザラとした梨地なので、これをフロントキャリパーと同様ツルツルにする事も承っています。現状はアルマイト処理が施されているかと思いますので、まずはサンドブラストで素地調整を行い、その後エポキシプライマーとサーフェサー、また赤と黒を塗り分ける為の2度塗りを行って梨地を平滑にする予定です。
凸部の2色塗り分けについては以下の記事が判り易いかと思いますので宜しければご参照くださいませ。単に平面部分にマスキングでロゴを入れるより凸凹で塗り分ける方が実は面倒なんですよね。
尚こちらの裏側にあるロゴは凸が浅く切削もされていないので、塗り分けはせず黒で一緒に塗ってしまいます。
塗装範囲としては、ピストンの穴周りで一段高くなっている箇所でマスキングをしてその内側は塗らないようにします。ここはサンドブラストも当てないようにですね。
ボルト取り付け部についてはサンドブラスト処理とプライマー塗装も行い、ただし膜厚がつかないようクリアーを塗る前にマスキングしておくようにします。以下リンク先のような感じです。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!