フォレスタースバルエンブレム 下準備

先日メッキ枠を半艶黒で本塗りを終えていたスバルフォレスター前後エンブレムのアクリルプレートです。

今回は六連星の部分を「リキッドシルバー」に、背面をスバル純正色の「WRXブルー」(カラーコード:K7X)で承っていますので、まずは裏側の青い被膜を削り落とします。

湾曲しているので通常使うパッドが丸いダブルアクションサンダーでは研ぎ難く(角しか当たらない)、なので角パッドのオービタルサンダーを使って研磨しています。

#120から始めて#180→#240でペーパー目を均しています。

その後薬品を使ってメッキを剥離し、#320→#400→#600→#800→#1500でペーパー目を均しておきました。

メッキが少しでも残っているとマズイので、裏側から水性絵具の白を塗り、

表側から完全に除去出来ているかを確認しておきます。

問題が無ければウォッシュコンパウンドとナイロンブラシを使って細部の足付け処理を行います。

よく脱脂清掃し、異物が付いていないかを最終確認したら、

 プラスチックプライマーを塗布し、

まずは下地としてのクリアーを塗布します。

直接本塗りにいかないのはソルベントクラック=アクリル樹脂を割れないようにする為ですね。

クリアーは常温(20℃)30分~55分で硬化するVOCエクストリームプラスを使用しています。

他の物と一緒に塗れればどのクリアーでも良かったのですが、今回はこちら単体で塗ったので熱入れの必要が無いタイプを採用しました。自然乾燥で一時間後には塗装が可能(チヂレない!)というのは凄いですよね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フォレスターフォグカバー&スバルエンブレム 半艶仕上げ

先日本塗りを終えていたスバルフォレスターSJの純正フォグカバーパーツ4点と、

スバルエンブレムのメッキ枠です。

黒の半艶仕様で塗装を行い、その後恒温器で60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させました。

一部仕上がりが芳しくなかった物があったので塗り直しを行っています。艶あり仕上げの場合は塗装後の磨き処理でフォロー出来ますが、艶消し・半艶仕上げは塗り直ししか対処方法が無い為ですね。ちなみに知り合いの塗装屋さんはベンツを艶消し黒へのオールペンでボンネットを11回(12回だったかもです)塗り直していました(さすがに途中で剥離も入ったとの事です)。

今回は艶消しクリアーと半艶クリアーを1:1で混合して使っていて、丁度良い具合の半艶に仕上がっているかと思います。

今回は撮影する為に恒温器から出したので、

この後は再び戻し、他のご依頼品で熱を入れる際に一緒に2度焼き~3度焼きを行っておこうと思います。

こちらに装着されるアクリルプレートは現在メッキの剥離も完了しています。

難易度的には「半艶>艶消し>艶あり」といった感じで、実は艶々にするのが一番楽だったりするんですよね。半艶は特に肌も目立つので艶消し仕様より難しいです。

それではアクリルプレートの作業が進行しましたらそちらもまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フォレスターフォグカバー&スバルエンブレム 本塗り

先日下準備を行っておいたスバルフォレスターSJの純正フォグカバーパーツ4点と、

スバル純正エンブレムのメッキ枠です。

装飾クロムメッキは塗料が密着し難い為、それに通常通りの塗膜が形成できるよう(経年でペリペリと剥がれないよう)下地を作ってあります。

こちらのフォグカバーの枠も装飾クロムメッキが施されていて、これから行う上塗り(半艶黒)が簡単には剥がれないようにしています。

こちらはそのメッキ枠が装着される土台部分のプラスチックパーツです。

樹脂素材としては塗料が密着し難い種類=ポリプロピレン樹脂なので、素地が露出した箇所には念のためガスプライマー処理を行い、その後はいつも通りプラスチックプライマーを塗布しておきます。

まずはベースコートを塗布します。

色はスタンドックス原色の黒=MIX571を使用しています。

肌を荒らさないようしっかりウェットコートで塗り込むと、

溶剤が揮発して乾燥した状態になるとツルンとした肌になります。

このままでも半艶っぽいですが、ベースコートのみだと塗膜としての耐久性は低いので(ラッカー缶スプレーとさほど変わりないので)、

最後にトップコート=半艶クリアーを塗布します。

クリアーは以前施工したアルファロメオのワイパーアームの時を参考に、スタンドックス艶消しクリアーと半艶クリアーを「1:1」の割合にしています。半艶クリアー(STANDOX K9140)単体だと艶が出過ぎてしまう為ですね(7分艶といった感じです)。

スプレー自体は艶ありの時と同様、ウェットに2コートを塗っています。コート間に15分程度のフラッシュオフタイム(乾燥時間)を設けているのでゴミが着くリスクも高くなりますから、ブース内や体を事前にしっかりクリーンな状態にして挑んでいます。

艶消しや半艶仕上げの場合、ちょっとしたゴミが付着した場合でも表面張力で大きなブツとなってしまうのでどうしても控え気味な塗り方になりがちですが、

塗り方にムラがあるとそのまま仕上がりに影響してしまう為、全体を均一にしつつしっかり塗り込む必要があります。

塗った直後は艶がありますが、

この後時間の経過と共に艶が引けていきます。

半艶仕上げの場合は指触乾燥が遅く、それによって艶が引くスピードが遅い為(そしてゴミも付き易い為)、このまま恒温器に入れて一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

エンブレムのアクリルプレートはまだメッキ層を剥がしている状態で、そちらも作業が進行次第紹介させて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フォレスターフォグカバー&スバルエンブレム サフェ研ぎ

先日プライマーとサーフェサーを塗っておいたスバルフォレスターSJのフォグカバーメッキ枠と、スバル純正エンブレムのメッキ枠、

そしてフォグカバーの土台部分です。です。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

まずは当て板と#600である程度のライン出しを行い、#800の手研ぎで曲面的な研ぎをし、#1500と布状研磨副資材でペーパー目を均します。

フチはナイロンブラシとウォッシュコンパウンドで足付け処理を行います。

研ぎ汁をしっかり洗い流しておきます。

メッキパーツはライン出しの必要が無いので#800の水研ぎから始めます。主にサフェで出来た凸凹の肌を平滑にする為の作業ですね。

スバルエンブレムのメッキ枠も同じようにサフェ研ぎを行います。青い方が#500相当の布状研磨副資材(アシレックススカイ)で、黄色い方が#800相当のアシレックスレモンですね。従来のペーパー(研磨紙)のようにコシが強く無いので、研ぎ難い箇所もやり易くなります。

この後は再び手で持って塗れるよう芯棒に固定し、本塗りの準備を行います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フォレスターフォグカバー&スバルエンブレム 下準備

先日お預かりしておりましたスバルフォレスターSJの純正フォグカバーの枠と、スバル純正エンブレムのメッキ枠です。

自動車外装部品に多く採用されている装飾クロムメッキは美しい光沢と高い耐食性があり、硬度も高く傷が付き難いのが特徴ですが、それ故に塗装が密着し難いという所もありますので、通常の金属とは違う下地作りが必要となります。

こちらはフォグカバーの土台部分で、素材はPP=ポリプロピレンとなり、こちらも塗料の密着性が悪い素材ではありますが、これについてははるか昔から塗装する為の方法が確立されていますので特に問題はありません。

表面はザラザラとした梨地だったので#180→#240で研磨し、フチの部分は#500相当の布状研磨副資材(アシレックススカイ)で足付け処理しています。

よく脱脂清掃し、

念の為ガスプライマーを使った火炎処理も行っておきます。これについてはこちらの記事で紹介していますので宜しければご参照くださいませ。

この後プラスチックプライマーを2コート程塗っておきます。

素地調整を行ったメッキパーツにプライマーを塗布します。

プラスチックプライマーとは別の物ですね。

両面テープを貼り付ける箇所にもしっかり塗っておきます。ちなみに密着剤の類は一切使っていません(ミッチャク■ンなど最初は良いのですが経年劣化でペリペリと剥がれてくる為)。

続けてサフェーサーを塗布します。

サフェ自体他の塗料より密着性が強いところはありますが、やはりというか装飾クロムメッキは別物と考えているので、直接これを塗るのは怖いですね。

フォグカバーの土台にもサフェを塗ります。フチのマスキングテープは最後のコートが終わったら直ぐに剥がしておきました。

こちらは細かいラインの修正も行いたいのでしっかりサフェを塗っておきます。ウェットで5コートくらいですね。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

スバルエンブレムのアクリルプレートも作業着手しておりまして、現在メッキを剥がす工程に入っています。こちらも進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!