スイフト用フォグランプアタッチメント塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたたスズキスイフト用FRP製フォグランプアタッチメントの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこの様に艶消し黒の状態だった物を、

「研磨→サーフェサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行い、

艶ありの黒に塗装を施しました。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

黒はSTANDOX原色MIX571そのままで、先にお納めしたナンバーフレームと同じ仕様となります。

非常に塗り難い形状でしたが、

ザラザラするような箇所は無く、隅々まで艶々に仕上がっているかと思います。

本塗り時に垂直面になる箇所はどうしても「側面の肌」になってしまうので、完全硬化後に磨き処理も行って塗り肌を目立たないようにしています。

元々新品だったのでそのまま足付け処理だけをして上塗りを行う事も出来たのですが、艶が出ると凸凹としたラインが目立つので、それらを下地処理で整えてからの塗装としています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂きまして誠にありがとう御座いました!

スイフト用フォグランプアタッチメント 本塗り

先日サーフェサーを塗っておいたスズキスイフト用FRP製フォグランプアタッチメントです。その後50℃60分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

平面は堅めの当て板と#320を使って面出しを行い、

その後柔らかいパッドで#320→#400で全体を粗研ぎします。

逆アール部分は小さくカットした当て板を使います。

#400までの空研ぎを行ったら、

再び全体にベースコートの黒をパラパラと塗ってガイドコートとし、

次は#600→#800の水研ぎ細かいライン出しとペーパー傷の目消しを行います。ガイドコートを塗るのは研ぎながらラインの確認が出来る事と、巣穴やペーパー傷の取りこぼしを無くす為ですね。

最後は当たりの柔らかい布状研磨副資材と#1500の水研ぎでペーパー目を均し、足付け処理を行います。

その後はよく脱脂清掃し、台にセットしたら本塗り準備完了です。

最終脱脂を行ったら勢いよくエアーブローを行い、タッククロス併用してそれでも飛んでいかないゴミをしっかり除去しておきます。

比較的大きい物ですが、片手で持って塗れるよう、いつものように芯棒に固定しての本塗りとしています。

台に固定した状態と手で持って塗るのとでは明らかに作業の楽さが違うので(ホースの取り回しも気にしなくて良いので)、出来る限りこの方法で塗るようにしています。

車体を塗っていた時は、こういった小物部品はあくまでも「おまけ」といった感覚でしたが、小物メインになった今では出来る限り良い仕上がりになるよう色々考えて作業をするようになりました。

塗った後車体に装着される場合と違い、塗り上がった製品はそれ単体で見られてしまうので、細部までしっかりと仕上げるようにも心掛けるようになりました(塗装屋さんなら判ると思いますがこれが結構大変です・・・)。

そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

色はソリッドカラーの黒(パールでもメタリックでも無い黒)で、STANDOX原色の黒=MIX571そのままとなります。

 

この後は一晩自然乾燥させ、後日50℃60分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スイフト用フォグランプアタッチメント サフェ入れ

昨年にお預かりしておりましたスズキスイフト用FRP製フォグランプアタッチメントです。一緒に御依頼頂いていたナンバーフレームは先に完成して既にお納めしております。

状態としては新品未使用の塗装済み品なのですが、FRP製品は金型を使った射出成型品とは違って製品の品質にばらつき=歪や繋ぎ目の不具合が生じている為、一旦全体を研いでサフェーサーで下地を整えます。

ダブルアクションサンダーが使える平面を#180で均し、それが使えない箇所は当て板やスポンジパッドを使って手研ぎを行います。

最後に#240でペーパー目を均しつつ角の面取りを行い、研ぎ残しが無いよう足付け処理も行います。

その後よく脱脂清掃し、台にセットします。

今回のように2つのパーツを合体させて一つにした構造の場合、

その継目に巣穴等の粗が生じている可能性が高くなります。

特に巣穴はスプレーでサフェを塗るだけでは埋まらないので、

コート間に筆挿しを行って虱潰しに埋めていきます。

艶消し黒だとそういったピンホールは目立ち難いのですが、これが艶ありになると塗膜の表面張力で余計に穴が目立つので、一つも残さないようにしておきます。

コート毎に15分程のフラッシュオフタイム(乾燥時間)を設け、合計5コート程を塗りました。

大きい巣穴は一旦埋めてもまた後で穴が開いていたりするので、コート毎に全体をチェックして見落としが無いようにしておきます。ちなみに今回だと20箇所くらいとなりました。

この後は一晩自然乾燥させ、後日50℃60分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スイフト用フォグランプアタッチメント塗装承ってます

先日到着しておりましたスズキスイフト用FRP製フォグランプアタッチメントです。こちらのオーナー様は先日MAZDA2のテールランプの塗装を御依頼頂いた方で、今回はそちらとは別の車体での御依頼となります。この度もご贔屓頂き誠に有難う御座います!

現状は艶消し黒に塗られているのですが、

場所によっては肌が荒れて表面がザラザラとしている箇所があり、ウエスで乾拭きすると埃が引っかかったりするような状態です。

また艶消しなので目立ちませんが、ラインが凸凹していたり、

巣穴や傷などが残っている箇所もあります。恐らくはサーフェサーは塗らず、ゲルコートにそのまま直接上塗りを行ったのではないでしょうか。

今回の御依頼内容は艶あり黒の塗装で、また下地処理として「研磨→サーフェサー塗布→完全硬化→研磨」の作業を行う予定です。

以前施工した似たような内容の画像を参考に紹介します。

この時のフォグベゼルは純正品で、

元々良質な塗装(白色)が施されていたので、足付け処理だけして上から塗り重ねています。

こちらはフォグカバーではありませんが、

今回と同じくFRP製品(白ゲルコート仕上げ)だった物を、

「研磨→サーフェサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行ってから黒の艶あり仕上にしています。

尚、クリアーは前回と同じくクリスタルクリアーへの変更で承っております。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!