TANABEアルミタワーバー塗装 完成

tanabe7 大変お待たせしました!タナベ社のタワーバーアルミシャフト部の塗装、本日完成となります。

tanabe元はこんな感じの派手なレッドアルマイト仕上げだった物を今回「半艶黒」でご指定頂き塗装しました。

tanabe9アルマイト処理された表面には塗装の密着性が悪いので下地処理をした上で塗装を行なっています。経年で塗装が剥がれたりはしませんのでご安心下さいませ。塗料は接着剤とは違うので何もしないで塗ると後でペリペリと剥がれてしまいます。

tanabe8 ちょっと珍しく縦で撮ってみました。

tanabe11裏側も同様に綺麗に塗れています(着くと見えませんが・・・)。

tanabe10両端に着いていたボルトナットは最初に外していたのでどういった物なのかすっかり忘れていたのですが、こちらはどうやらブラックメッキ?っぽい仕上りになっていて、単なるメッキよりもこれの方が今回の半艶黒には良い感じに似合っています。予想外に嬉しいですね。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

TANABEアルミタワーバー 下準備~本塗り

tanabe2 こちらもお待たせしました!タナベ製のアルミタワーバー(のシャフト部分)も無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。先日から行なっていた下地処理から紹介させて頂きますね。

元々はアルミ素地に赤のアルマイト処理が施されていて、そのままだとメッキと同様塗料が(プライマーも)密着しませんので表面を研磨して素地を荒らします。アルマイトは塗膜と違って「染色」といった形態ですので、赤い色はアルミ表面に無数にある「気孔」に染みこんだような感じになっています。なので色が付いていなくてもアルマイト処理が施されている場合も勿論あって、また塗装の下地処理としては色を完全に削り落とさなくても大丈夫です(ただし足付け処理はきっちりと)。

tanabe3 固定方法をどうしようかと思いましたが、幸いにして中は貫通していたのでいつもの針金を通してそれで吊しています。ケバフみたいに立ててクルクル回せれば便利かと思いましたが結構長いのでこの方が正解ですね(笑)。

tanabe4プライマーを塗布したら一旦この状態で寝かし、後日表面を軽く研いで本塗りとなります。

tanabe5プライマーを塗った時は腰辺りの高さでしたが、本塗りの時は私の顎くらいの高さにしています。これはゴミを付く難くする為で、ブース内のクリーンなエアーは天井から降ってくるので、要は被塗物を上にすればする程ゴミは付き難くなるのです。自動車車体のオールペンの時に屋根のゴミが少ないのはそう言う事ですね(大抵は自分から何かが出ているって事です)。

tanabe6塗装内容はいつもの通り、ベースコートの黒を塗ってから半艶クリアーを塗っての2コートソリッド(半艶仕様)となります。1コートソリッドでの半艶黒も可能ですが(最初から出来ているパッケージも持っています)、耐久性を考えるとやはりクリアー仕上げが良いですかね。

それでは完成次第改めて紹介します。もう少々お待ち下さいませ!

TANABEアルミタワーバー塗装承ってます

tanabe 先日到着しておりましたタナベ製のマツダCX-5用のタワーバーです。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

マウント部は既に黒に塗装されているとの事で、今回はシャフト部分のみを「半艶黒」で御依頼頂きました。

tanabe1現状はとても綺麗なアルマイト仕上げのレッドなのですが、このままだとメッキと同様に塗料の密着性が悪いので、一旦表面を削ってプライマーを塗ってからの塗装となります。新品のこれを削ってしまうって言うのもちょっと勿体無い気がしますが、人それぞれ好みはありますからね。

tower24ちなみに今回の御依頼の参考になったのが以前こちらでも紹介したタワーバーで、元々塗られていた既存の赤い塗装の密着性が悪く、その後サンドブラストを掛けて全部剥がしてやり直しています。

towerこれはもう少し前に御依頼頂いたトミーカイラのタワーバーで、やはりこちらも半艶黒で御依頼いただきました。派手ではないですが黒系はやはり重厚なイメージがあって良いですよね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

タワーバー塗装 完成

tower30ちょっとお急ぎだったので先日既に完成~発送していたのですが画像の紹介がまだだったので改めてご案内致しますね。スチール製のタワーバーで、元々赤かった物を半艶の黒で承りました。

上の画像は最初に外しておいた製造メーカーのアルミプレートをリベットで固定しているところです。リベッターを使った事がある方なら判ると思いますが、打った後に勢い余って塗装面を木傷つけてしまう!という事があるので周辺はマスキングしています。板金塗装屋さんなら経験があるかと・・・(辛いですよね・・・)。

tower22そして無事完成です。今度の塗装は既存の塗膜と違ってプライマーもサフェーサーも塗ってあるので簡単に剥がれる、錆びるという事は無いと思います。

tower23装着されると裏側は見えないのですが一応表面と同様に仕上げてあります。まあそれが普通ですよね。

tower24ちなみに既にオーナー様もお手元には届いていて、ご感想も頂いてますのでちょっと紹介させて頂きますね。

「開梱した瞬間声が出ましたよ!^^
仲間からもこのタワーバーめっちゃカッコイイけどどこの??って聞かれました!
本当にお願いして良かったです。ありがとうございました。」

との事です。いやいや、こちらこそ有り難う御座います。今回のご依頼では、既存の塗膜は全て剥がしてサンドブラストからやり直し、錆びに強い浸透型エポキシプライマーも使っての重防錆仕様なので費用も結構な額になりまして、この金額で新しいタワーバーが買えるんじゃ・・・と思いましたが、塗装屋としては下地からやり直せて良かったです。せっかく塗っても下から剥がれたり錆びが出たら残念ですからね。

この度のご依頼、誠に有り難う御座いました!

タワーバー 本塗り

tower25 先日塗っておいたサフェーサーが完全硬化したのでそれを研ぎ、無事本塗りも完了しています。サフェ研ぎが一番大変な作業なのですがそちらの撮影は忘れてました・・・(謝)。

tower26 尖ったエッジや溶接ビードの頂点などはサフェーサーを研いでいる時点で素地が露出してしまう事があるので、その場合は本塗りの前にスポット的にプライマーを塗布します。ちょっと判り難いのですが溶接ビードのところがグレーになっているのが判ると思います。周りに飛ばさないよう口径0.5ミリの小さなガンで塗っています。

tower29今回御依頼頂いているのは「半艶ブラック」で、色を決めるベースコート自体はいつもの通りに黒を塗り、クリアーを半艶専用の物に変えます。既存のクリアーに「艶消し剤」を入れるタイプもありますが色々弊害がありますので(塗装屋さんなら判るかと)最近は最初から練り込まれて出来上がったパッケージの物が主流です。使い方は通常のクリアーと同じく硬化剤を50%入れて使う2液ウレタンタイプです(混合比率はメーカーや製品毎に違います)。ちょっと濁っているのが特徴ですかね。多分ポリカーボネート顔料のせいだと思います(そんな事を聞いた事がありますが定かではありません)。

tower27塗る感じはいつも通りウェットコートですが半艶・艶消しであればそこまで肌を作らなくても良いので60%くらいをイメージして塗ります。艶有りの時は70%~90%ですが流石に90%だと垂れる箇所が出てきますので大抵は80%ですかね。ちなみにテールランプは極力肌を無くしたいので100%の勢いで塗ります。ちなみにこれは膜厚の事ではありません。肌を作る勢いと言うか目標みたいな物です。

tower28半艶・艶消しを綺麗に塗る方法としては「遅めの乾燥(硬化)」という事があって、シンナーや硬化剤の選択を早めにするとムラっぽく仕上がってしまうので極力遅めの設定にするのがセオリーだったりします。また塗り終わったら余計なゴミが付かないようにと早めに熱を入れたいところですがこれもムラの原因となるので十分に艶が消えるまでは自然乾燥でじっくり待ちます。ただこの辺はどうしてもゴミの付かない環境(塗装ブース)が必要で、技術云々では乗り越えられませんから多少のムラは覚悟の上で速乾設定&即強制乾燥といったケースも良く見受けられます。以前知り合いの塗装屋さんが半艶黒仕上げのボンネットを12回(!)も塗り直したと言うのを聞きましたがあの環境じゃ判る気がします。同情しますよ(一時期私も勤めていた工場なので内容は良く知っていまして・・・)。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!