プラダメガネフレーム塗装 完成

prada11 大変お待たせしました!プラダのメガネフレーム一式、艶有りブラックで完成となります。たった今梱包も終わりまして明日以降で発送可能です。

prada12 フロントフレームは金属製で元々同じ様な艶有り黒の塗装されていましたが、メガネを落下させてしまいそれが剥がれてしまったとの事で今回御依頼頂きました。もし眼鏡屋さんで分解をお願いしていたら組み付けもそちらでされると思いますので是非塗装の評価を伺ってみてください。

prada13画像右側テンプルの付け根辺りにちょっと凸凹した箇所が見られますがあそこはシリアルナンバーが刻印されている箇所ですので気にされなくて大丈夫です。あの辺りは傷の除去で削っていますが刻印は意外と彫りが深くそのまま残りました。尚PRADAのロゴなどはプリントだったので足付け処理の段階で取れてしまっています。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有り難う御座いました!

プラダメガネフレーム 本塗り

prada7 先日下準備が終わっていたので早速本日本塗りを行いました。よく脱脂を行ったらエアーブローをしてホコリを飛ばし、テンプルの方はプラスチックプライマーを塗布してからベースコート(黒)を塗ります。

prada8 下地が完全に隠蔽したらクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

prada9 セルフレームに比べるとちょっと形がイビツで塗り難い箇所がありますが細部まで綺麗に塗れたと思います。スプレー塗装は電着塗装のように見えない箇所に巻き込んで塗ってくれたりはしないので塗りたい箇所をちゃんと狙い打たないと綺麗に仕上がってはくれません。まあだったら電着でやれよって話ですか(笑)。ただそうなると電気が通らないテンプルは別で塗らなければなりませんしね。

prada10ちなみに当店が使っている塗料は自動車補修用の物で、一般的に「2液ウレタン」と呼ばれる物を使っています。ただこれもピンキリで、今使っているSTANDOXなる塗料は小物を塗るのにはちょっと贅沢なところはありますが、何よりも使い易いという点で材料費はカバー出来ていると思います(多分。笑)。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。予定としては来週早々くらいになるかと思います。もう少々お待ち下さいませ!

プラダメガネフレーム 下準備

prada5 先日フロント(ブリッジ)の下地処理が終えているプラダのメガネフレームで、続いてテンプルの方も下準備を行います。白っぽくなっている方がペーパーを掛けて足付け処理をした物で、多少傷があったので最初に#320→#400で傷を削り落としてます。

prada6蝶番と連結するシャフトはちょっと形が複雑なので根元の部分だけ先にマスキングしておきます。最初から1mm以下にカットされたテープもありますが品質的に余りよくないのでいつものマスキングテープ(3Mかニチバン)を細くカットして使います。指が細かった子供の頃はもっと器用だったような気がしますが、大人になった今では細かい作業はピンセット無いと難しいですかね。

pinsetちなみに本件とは全く関係ありませんが、ちょっと前にピンセットを床に落としてしまった時、なんとそのままコンクリートの地面に刺さってしまうと言う事が起きたので一枚撮っておきました。どれだけ尖ってるんだ・・・と思いそうですが細かい作業をする時はこれくらいじゃないと使い物にならないんですよね。ちなみに一度でも落とすと噛み合わせが悪くなって使い物にならないのですがこれは意外と大丈夫でした。足に落ちていたらちょっと危なかったかもです(笑)。

メガネフレームの塗色は黒なので、TREKのフレームの二回目の下塗り時にも黒は使いますからそれと一緒のタイミングで本塗りを行うと思います。もう少々お待ち下さいませ!

プラダメガネフレーム 素地調整

prada3こちらもお待たせしております。プラダのメガネフレームも作業着手しておりますので御安心下さい。

フロントフレーム(’ブリッジ)にあった塗装は所々で剥がれて来ていたのでサンドブラストを掛けて全て綺麗に剥がしています。

prada4よく脱脂をしたらプライマーを塗って、ブリッジの方は一旦これで休憩です。後はテンプルの傷を削り落としたら再度合流して本塗りとなります。来週中には本塗り出来る予定です。もう少々お待ち下さいませ!

メガネフレーム塗装承ってます

prada 先日到着しておりましたプラダのメガネフレーム一式です。この度のご依頼、誠に有り難う御座います!

御依頼内容は傷部分の修理塗装ということですが、フロントフレームは金属製で、且つ塗装の下にはメッキが施されているのでこれの修理がちょっと厄介です。本来なら研いで滑らかにしてプライマーを塗れば良いのですがそうもいかない訳でして・・・。

prada1 落として傷が付いたとの事ですが、そもそも塗膜の下にはピカピカに光ったメッキがあるので密着性は余り宜しくなく(爪で擦ると剥がれます)、こうなるとフェザーエッジは出せませんし(研いで滑らかに出来ません)、そのまま塗ると多分チヂレますから一旦サンドブラストで全部剥がす事となります。

テンプルの方にも多少傷がありますが、そちらはプラスチック素地なので研磨して平滑にして塗装可能です。どちらも現状と同じく「艶有り黒」での塗装となります。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有り難う御座います!