モールトンの小物も装着されたようです

alex9こちらも装着後の画像と感想を頂いておりました。てっきり紹介していたと思いきや温存してしまっていたようです。失礼しました・・・!

塗装したのはフレームのエンド部分でちょっと判り難いかも知れないので完成時の画像も紹介致しますね。

alex8感想(と塗装までの経緯)も頂戴しておりますのでそちらも紹介させて頂きます。

「こんばんは。この度はお世話になりました。部品は昨日無事手元に届いております。

とてもきれいな仕上がりで、大変満足しています。どうもありがとうございました。

今週末はいろいろとやるべきことが あって、昨日は時間が取れませんでしたので・・・ひとまず観賞しました。 (笑)

じつに丁寧なお仕事をなさっているなと感じました。今日の夕方ひと区切りついて時間が取れたので、取付けしてみましたがとても良い感じにまとまったのではないかと思います。

本来は本体色と同色のパーツです。中古で手に入ったのが異なる色だったので
今回ご依頼したのですが、本体の塗装がだいぶくたびれていること、このモデルの時代はオプションのキャリア類が、本体色に関わらず艶消 しブラックのみであることなどから、あえて本体色に合わせずお願いしてみました。(キャリア類は持っています。)これもありではないかと。
デッドストックのリフレクターもつけて、リアビューがようやく落ち着 きました。
屋外に持ち出せなかったので、室内で写りが良くありませんが、写真を撮りましたのでお送りしますね。

おかげさまでオーバーホール計画はひと区切りつきました。そろそろ良い季節がやってきますので、ぶらぶら出かけてみたいと思います。
また何か計画したらご相談させていただきます。どうもありがとうございました。」

との事です。なるほど、今回の御依頼は凄くこだわっていた仕上げの一つだった訳ですね。と言うか当初はアレックスモールトンのパーツだとも知らなかったのでそんな重要なパーツだとも考えていませんでした。まあ最初に聞かない方が良いかも知れませんね(胃が痛くなりますので。笑)。

alex10自転車をリビングから眺められる専用の保管場所があるのでしょうか・・・これは羨ましいですね。確かにモールトンとなると飾っておくだけでも絵になりそうです(自転車に興味が無くても金額を知れば納得しそうです。笑)。

この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

自転車小物パーツ塗装 完成

alex7 こちらもお待たせしました!アレックスモールトンのフレームの一部?のパーツは艶消しブラックの塗装で完成となります。一緒に送って頂いたステンレス製のボルトは写っていませんが装着してみた感じも問題ありませんでしたので御安心下さい。

alex8フレームとの接合部となるパイプの内側は入り口付近に少し塗料が入り込む程度で良い具合に出来ました。フレーム本体との装着も問題無いかと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

自転車小物部品 下準備~本塗り

alex5こちらもお待たせしました。モールトンのフレームの一部?も無事本塗り完了しておりますので御安心下さい。下地から通して紹介していきますね。

上の画像はほぼ到着した時の状態で、旧塗膜自体はオーナー様自ら除去されたようです。ただ素地がツルツルしていますし、目には見えませんが錆び(酸化)も生じていると思われるので最初にサンドブラストを掛けておきます。所謂「素地調整」ですね。

alex6ねじ山部分とフレームと結合される箇所は塗装しないのでブラストも掛からないようにしておきます。サンドブラストは表面を細かい凸凹にしてその後の塗装(プライマー)の密着性を高める効果がありますが(投錨効果)、表面積が増えた分酸化もし易くなるので余計なところには当たらないようにしておきます。

alex2ブラストが終わったら綺麗なシンナーで洗い流すように洗浄~脱脂し、続けてプライマーを塗布します。この状態になたらもう被塗面には素手では触りません。

alex1 そしてプライマー塗布完了です。穴に紙が詰まっているのは塗料が入らないようにするマスキングの一種です。最初のサンドブラスト処理の時のように何か塊をギュっと詰めるよりもこの方法の方がフチの仕上がりは綺麗になるのです。以前間借りしていた時にブレーキ屋さんが行っていた手法で学ばせて頂きました。紙は単に詰めるだけでは無く、入れた後に巻いた反対方向に開くようにすると予想以上にしっかりと嵌って、勢いよくエアーブローしても飛んでいかないのです。子供の頃、新聞紙を丸めた物をどれだけ堅く出来るか芯を巻いて詰めたのと同じようなやり方です(この場合は広げるので逆になりますが)。

alex3 そしてベースコート塗布です。このままでも御依頼通りの「艶消し黒」ではあるのですが塗ってあるのは薄膜の黒だけなので耐久性は劣ります。例えていうとラッカー缶スプレーを塗ったのと同じ程度ですかね。この上に2液のウレタンクリアーを塗る事で強度が出ると言うか塗膜として完成形となります。

alex4そしてクリアーを塗布して1時間くらい経った状態です。塗ったばかりの時は通常のクリアー同様に艶がありますが艶消しクリアーは徐々に艶が消えていきます。性能としては艶有り仕上げ同様と考えて頂いて大丈夫です。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

自転車小物部品塗装承ってます

alex紹介が遅れましたが先日よりご依頼承っております自転車の小物部品です。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

現状は塗膜が剥離されて綺麗な状態ですが、既に酸化(錆)は進行していると思いますので塗装前にはサンドブラスト処理を行ってからプライマーの塗装、本塗りを予定しております。色は艶消しブラックで、装着されるのはアレックスモールトンのようですね。これ一個で一体幾らするんでしょう(笑)。

一緒に写っているボルトは塗装する物では無く、これが刺さる穴の中は塗るべきかどうかの判断材料として一緒に送って貰いました。ボルトのクリアランスはそんなに厳しくは無いようなので特に意識せずにそのまま普通に塗れるようです。ボディとの連結部分は塗らないように致します。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!