NBロードスターヘッドカバー 下準備

road27 ロードスターのヘッドカバーはアルカリ洗浄槽での浸け置きが完了したので、こちらも一緒にサンドブラスト処理を行っています。旧塗膜はありませんが全体に腐食が出ているので軽めのサンドブラスト作業を承っています。

ヘッドカバーの左上の方には恐らくタイミングベルトの交換時期についてのシールが貼ってあったと思うのですが、そこには新車時の綺麗なアルミ素地が残っています。最初はヘッドカバー全体があの美しいシルバーだった筈なんですけどね。今は綺麗なNDロードスターのヘッドカバーもいずれはこうなるという事です。

road28全体的に満遍なくサンドブラストを当てました。全然違いますよね。この後さらにリン酸処理も行います。

road29ちなみに今回は結晶塗装とは別に「凹み文字のパテ埋め」と、新たにmazDaのロゴを「凸文字」にする作業を承っています。

road30mazDaの凸文字は現状と同程度のサイズと位置で承っていますので、埋めてしまう前に位置を確認しておきます。デジタルカメラって本当に便利ですよね。

road31丁度プラグホールの真ん中に位置するような感じでしょうか

road32mazDaのロゴを石刷りで転写しておきます。

これをこの後スキャナーでパソコンに読み込み、既存のmazDaロゴデータをサイズ修正してデータを作り、そこからレーザー加工機を使って木型を作成、溶かした金属を流し込んで凸文字を作成すると言う作戦です。

ちなみに鋳造については既に以前試しているので多分問題は無いと思うのですが、基本的に仕事とは違うのでそちらについてはこちらの日記では無く社外記の方で紹介する事になるかと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。引き続き宜しく御願い致します!

NBロードスターヘッドカバー 結晶塗装&凹み文字加工承ってます

road19先日到着しておりましたNBロードスターのヘッドカバーです。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

こちらのオーナー様は以前も同系統のヘッドカバーを3個(!)ご依頼頂いておりまして、最初はミツオカZERO1用の物を紺で、その後は2個まとめてご依頼頂いていますから、今回のヘッドカバーで4個目なのです。ちなみに理由は怖くて聞けていません(笑)。

と言う事で、以前ご依頼頂いた完成画像も紹介させて頂きますね。

road22こちらが3年くらい前にご依頼頂いたミツオカZERO1用のヘッドカバーです。恐らくロードスターのエンジンカバーがベースになっていると思うのですが最初から文字がありませんでした。もしかして凸文字を削り落としていたのかも知れませんね。ちなみに手前のタイミングベルト部分もダイナミックにカットされています。

road101その後、こちらは1年前くらいにご依頼頂いたヘッドカバーです。これは比較的普通(?)の凸文字仕様のロードスター用のヘッドカバーです。

road102さらにこちらは凹み文字で、これが今回と同じNBロードスターのヘッドカバーと言う訳ですね。どちらも「黒」の結晶塗装で承りました。

road20そして今回のご依頼ですが、何とこれらの凹み文字「DOHC 16-VALVE」と「mazDa」をそれぞれ埋めてしまい(!)、新たに「mazDa」の文字を凸文字化するよう承っています。よ、ようやく来てくれましたか・・・(嬉)。

実は少し前に、NDロードスターのヘッドカバー用にとこれらの文字を、金属を溶かして鋳造で作る!と言う事をやっていたのですが、想像以上にニーズから外れてしまっていたようで全くお問い合わせが無く今日に至っていたのです。蒔いておいた種がようやく芽生えた感じでしょうか・・・。

と言う事で、一応以前テスト的に行っていた作業内容の一部を紹介しますね。

road26 こんな感じでMDF板をレーザーでカットして鋳型を作ります。

road25 それに溶かした金属(ピューター)を流し込みます。

road24冷えて固まった金属を型から取り外し、ボール盤に取り付けたメタルソーで文字部分をカットします。

road-1-1-15こんな感じで、後はいつもの通り下地処理をした上で耐熱性の高いエポキシ接着材で固定すれば凸文字化の完成、と言う訳ですね。鋳造による凸文字の作成についてはこちらの社外記で紹介しておりますので宜しければどうぞ。

一応全体的な作業内容を紹介しますと、

・サンドブラスト処理(軽め)
・リン処理&プライマー塗装
・「DOHC 16-VALVE」「mazDa」凹み文字パテ埋め(使用するパテは精査中です)
・「mazDa」凸文字鋳造作成~設置(同じ場所に同じ様なサイズで)
・結晶塗装 日産系のドス黒い赤にパウダーパールを入れてソウルレッドプレミアムメタリック風な感じに(あくまでも雰囲気です)。
・凸部研磨&クリアー筆塗り

となります。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度も当店をご利用頂き有難う御座います!

ロードスターヘッドカバー結晶塗装 完成

road14こちらもお待たせしました!NBロードスターのヘッドカバーは「濃紺ベースに、凹み文字を濃い赤」 で完成となります。

road238ロードスターのヘッドカバーは元々未塗装なのですが、それだけにある程度年代が経った物は表面に腐食が出てしまっています。今回は全体に軽めのサンドブラストを行っておきました。

road16 濃紺は青に黒を入れて作っています。

road12凹んだ文字部分は一つ一つマスキングをし、ここは通常のSTANDOXベースコートで塗装しています。ただ紺の上にいきなり赤を塗っても隠蔽し難いので、一旦白を塗ってから赤を塗っています。

road15凹んだ文字は凸文字のように削って光らせる事は出来ませんが、こんな感じで色を着ける事は出来ます。ただマスキングがかなり面倒なので凸文字を面研する場合よりも割高になりますので御了承くださいませ(作業時間が全然違います・・・)。

road17 ロードスターのヘッドカバーは見た目が似ていても微妙に形が違っていたりして、今回の物は横から何かが挿さるようになっています。尚、特にご指定頂かなくてもガスケットが着く部分には塗料は乗せませんのでご安心ください。

road18結晶塗装の上にはマスキングテープが殆どくっ付かないので、実はこういった箇所の塗装(マスキング)はかなり厄介なのですが、さすがに何回もやって来たので大分慣れたと思います。コツは左手でマスキングテープを押さえ、その手も一緒に塗ってしまう(笑)、みたいな感じですかね。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ロードスターヘッドカバー 凹み文字部塗装

road10 先日濃紺の結晶塗装を行いましたNBロードスターのヘッドカバーです。先ほど紹介した凸文字と違いこちらは文字が凹んでいますので、削るのでは無く塗装で承っています。

ちなみに結晶塗装に施した塗膜にはマスキングテープが殆どくっ付かないのでとても大変です。

road11 時間が経つとみるみるマスキングテープが浮いて来てしまうので、塗装前に指でギュっと押し付けてコートし、また浮いて来たら押さえて塗ってを繰り返します。

road12 濃紺の上にちょくせつ赤だと染まらない(=隠蔽しない)ので、一旦色味の強いホワイト(VWカンパーネラホワイト)を下色として塗装し、その上に「濃い赤」として、同社VWの「サルサレッド」を塗ります。フェラーリのレッド(ロッソコルサ)が朱色寄りのレッドとすると、こちらはマゼンタ寄りの赤、みたいな感じですかね。

road13マスキングを剥がした状態です。中々良い感じでは無いでしょうか。

後二日程寝かして、先ほどのRB26エンジンパーツ一式と三菱のヘッドカバーとこちらで、完成予定は金曜日辺りを予定しております。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ロードスターヘッドカバー結晶塗装 本塗り

road5 こちらもお待たせしました!濃紺の結晶塗装でご依頼頂いておりますNBロードスターのヘッドカバーも無事本塗り完了しておりますのでご安心くださいませ。

road6いつもはプラグホールは最初からマスキングをしているのですが、今回はMDF板で「蓋」を作ったので、最初に全体にプライマーを塗ってしまい、プラグホールは黒で塗装、十分に乾いたら蓋をして本塗りとしています。

road7 結晶塗装を塗布し、140℃~170℃くらいの熱を掛けると塗膜の表面にチヂレ目が生じて、そのまま40分くらい熱を掛け続けて完全硬化させます。画像では既にマスキングも剥がした状態です。

road8 パッと見は黒の結晶塗装に見えますが、黒に塗ってあるホースパイプの部分と見比べると結晶塗装は色が青なのが判ると思います。

road9ご指定頂いていた色はかなり濃い青で、見本と見比べても良い感じに出来ていると思いますのでご安心くださいませ。

こちらのヘッドカバーは凸部を削るところは無いのですが、その代わりに凹み文字の中を「濃い赤」での塗装を承っています。

そちらは後日行いますので、作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!