ロードスターヘッドカバー×2 下準備

road89 こちらは二個纏めてロードスターのヘッドカバーを承っている案件ですが、もう一つの方はもう少し洗浄液に浸け置きしておかったので先にこちらだけブラスト処理を行っておきます。この他にもY31シーマのサージタンクなどもありますがそちらももう少し浸け置きしておいています。

road90 砂が入らないようにマスキングをしたらブラストボックスの中に入れてサンドブラストを掛けます。下にあるメディア(研磨粒子)をエアーの力で被塗物に当てる事で表面を削ろう、と言う感じですね。砂は想像以上に周りに飛びますから(まるで凶器です・・・)、とてもじゃ無いですが露天でなんて作業は出来ません。ちなみにこれは箱に付いているグローブに手を通して作業するタイプですが、大量に作業したりサイズの大きい物は作業者自体がそれ専用の部屋に入って行う場合もあります。

road91と言う事でこんな感じでブラスト処理が感完了です。とりあえずもう一個が終わるまではこの状態で保管し、タイミングが来たら一緒に燐酸処理を行うといった流れになります。

ちなみにゴルフⅡのヘッドカバーも洗浄が終わっていまして、ただそちらは凄い錆が出ていますので、作業はサンドブラスト専門店にお願いして強力な直圧サンドブラストにて処理を行って貰う予定です。既に発送していますが撮影はしていますので後ほど紹介しますね。どちらももう少々お待ちくださいませ!

ロードスターヘッドカバー×2 結晶塗装「黒」承ってます

road88先日無事到着しておりましたマツダユーノスロードスターのヘッドカバーです。二個とも同じ方からの御依頼で、どちらも結晶塗装の黒で承っております。ちなみにこちらのオーナー様には以前ミツオカゼロワンのヘッドカバーを御依頼頂いています。この度も御贔屓頂き有り難う御座います!

以前の施工画像見つけましたのでちょっと紹介させて頂きますね。mitsuoka基本ベースは多分ロードスターと同じで、ベルトのカバー部分がカットされている模様です。凸文字も凹み文字も無いのがちょっと不思議ですよね。

今回の御依頼では凸文字は削らずそのままで、ただ下地処理はしっかりと言う事でサンドブラスト作業も承っています。腐食は多少表面が黒ずんでいる程度なので強力な直圧では無く当店での施工となります。既に洗浄液に浸け置き中なので、現在別件でお預かりしている別のヘッドカバーやベンツの樹脂製 エンジンカバーと一緒にサンドブラスト処理を行う予定です。

ちなみに結晶塗装はこれらの他にも業者さんからのお問い合わせが入っていて、最近はどうもリフレッシュ系の御依頼が多いような気がします。新しい物を買うよりも既に今持っている物と長く付き合おう、みたいな風潮になっているのかも知れません(って今に始まった事では無いですか)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有り難う御座います!

ロードスターヘッドカバー結晶塗装 完成

road85 大変お待たせしました!ロードスターのヘッドカバー、黒の結晶塗装で本日完成となります。プラグコードのステーとオイルキャップは使えそうなので一応取り付けておきました。

road86 先ほどのオレンジの結晶塗装のような派手さはありませんが、何だかんだ無骨な黒は一番人気なんですよね。

road87ロードスターのヘッドカバーの殆どは文字部分が凹んだタイプですが、今回のヘッドカバーへ凸状になったタイプです。こちらも露出したアルミ素地にはクリアーを塗っています。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有り難う御座いました!

ヘッドカバー凸部研磨

silvia26先日結晶塗装で塗り終わっていたシルビアのヘッドカバーとロードスターのヘッドカバーの凸文字部分を研磨します。

作業方法としては何か特別な技術と言うのは必要無く、ただペーパーは色々な番手が無いと難しいと思います。腐食して侵食している部分もあるので最初は結構削りますから手作業だとかなり辛いと思います。私の場合は最初は#80のシングルサンダーから始めますので(結構荒いです)。

road84作業手順としては最初は画像のように削る箇所の周りをガムテープでマスキングし(場所によっては2重、3重に)、番手を荒い目から細かい目に変えていきます。この時の実際の工程としては、

・#80 シングルサンダー
・#80ダブルアクションサンダー
・#120 シングルサンダー
・#120ダブルアクションサンダー
・#240シングルサンダー
・#240空研ぎペーパー手研ぎ
・#320空研ぎペーパー手研ぎ
・#400空研ぎペーパー手研ぎ
・#320布タイプ目消し(アシレックススカイ)
・#800布タイプ目消し(アシレックスレモン)

となります。最後の方で番手が一旦荒い方に戻っていますが研磨副資材の特性ですのでこういった順番となります(アシレックスと言うのはちょっと特殊でして)。当然ですが水は使えないので全て空研ぎになっています。

シングルサンダーとダブルアクションサンダーを併用するのはバランスよく削る為で、シングルアクションだと削るのは楽ですが、パッド面を当てる時にどうしても角度を0度には出来ないので(吹っ飛びますよね)研磨面が片減りしてしまうのです。これが長いフィンの場合だと波打ってしまうので注意が必要ですね。ちなみにアルミ素材の硬さによっては内容が少し変わります。R30などのFJエンジンはヘッドカバーもインマニも異様に硬いのでさらに密に番手を狭めたりもします。まあ硬い=腐食の侵食が浅いと言うのは良い面でもあるんですけどね。フェラーリエンジンのアルミは柔らかいので腐食による侵食も多いです。現在お預かりしているW124のヘッドカバーなどはマグネシウムが多く含まれているようでこちらは論外です(笑。激しく腐食します)。

研磨後には露出したアルミ素地部分にクリアーを筆で塗っていますので、そちらが硬化次第完成となります。もう少々御待ちくださいませ!

 

ロードスターヘッドカバー結晶塗装 本塗り

road80 こちらもお待たせしました!ロードスターのヘッドカバーも結晶塗装の黒で本塗り完了しています。

こちらのホースパイプは亜鉛メッキがまだ生きていたのでマスキングで作業しています。ちなみに亜鉛メッキはそのままアルカリ洗浄液に浸けたり燐酸処理をしてしまうとメッキ層は剥がれてしまうのでその場合もマスキングをしています。

road81 そしてプライマーを塗布します。

road82続けて結晶塗装の黒を塗って本塗り完了です。結晶塗装は通常の塗装と違ってフラッシュオフタイム(コート間の乾燥時間)を設けないので塗る込むのは結構勇気が要りますが、これくらい塗らないとくっきりとした結晶目が出ないんですよね。

road83そして熱を掛けて焼きあがったら本塗り完了です。こちらも凸文字があるので、これを磨いて光らせてクリアーを筆で塗ったら完成となります。またマスキング際にはバリがありますので最後にそちらも整えておきます。それではもう少々御待ちくださいませ!