先日カバーパネルを艶消し黒に塗っていた携帯電話機用の充電器(クレードル)です。中に着いていた部品を組み付けて本日完成となります。
ちなみに塗ったのは上面のカバーのみで下側のパネルは塗装していませんが、下側パネルの一部が上面に出てくるのでその箇所のみ黒で塗っています。その他USBが刺さるところで少し底面の白が見えますがここはコードを繋げば見えないので問題無いですね。
それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。この度も当店をご利用頂きありがとう御座いました!
先日分解しておいた携帯電話器充電用のケースカバーです。素材はABSで比較的塗装との相性(密着性)は良好ですが、中には耐溶剤性が著しく弱い物もあるので(主にPC関連パーツ外装部品)最初はドライコートで様子を見ながら塗装を進めていきます。と言ってもこれとほぼ同じ製品を前回も御依頼頂いて塗っていますので今回その辺は比較的安心です(ただ何度裏切られた事か・・・)。
一緒に塗っている他の依頼品と同様、ベースコートの黒を塗ったら艶消しの黒を塗って本塗り完了です。ちなみに製品表面には細かいディテールがあるのでクリアーは余り塗り過ぎないようにしています。
そして一時間くらい経つと綺麗に艶が消えています。尚その感も塗膜の表面はベトベトしているのでブースのファンは回しっぱなしで常にクリーンな空気がブース内に充満するようにしています。細かいホコリは殆どが自分の体についている為、ファンが止まった状態で塗ったばかりの被塗物の近くを通ると静電気でホコリが引っ張られてくっ付いてしまうのです。なので一時間経ってファンを止めた後も不用意に被塗物の側には近寄らないようにします。その点イージークリアーは塗った直後に熱を入れられるのでこの心配が無くて楽なんですけどね(材料費よりもこの辺がコストに大きく関係しています)。
それでは組み付け完成次第改めて紹介させて頂きます。どうぞもう少々お待ち下さいませ!
先日到着しておりました携帯電話用の充電器台(クレードル)です。この度のご依頼、誠に有り難う御座います!
こちらは以前も同じ様な製品を御依頼頂いた事があるオーナー様で、この度機種変更となった為改めて御依頼頂きました。前回同様「艶消し黒」で承っています。
そのままだと端子なども一緒に塗ってしまい製品としては使えなくなるので被塗物単体にする必要があります。今回は前例がある物なのでこちらで分解も可能ですが、一般的な家電製品などは対応が出来ませんので御了承下さいませ。
と言う事でこんな感じで分解完了です。今回塗装するのは手前の表面のみで底板はそのままとなります。置いてしまえば底の部分は見えませんから問題無いと思います。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度も御贔屓頂き有り難う御座います!
先日艶消し黒で塗り終えていた携帯電話の充電器です。そう言えば最近はクレードルって言うらしいですね。塗膜が完全硬化したので分解しておいた部品を組み付けます。
裏側に貼ってあった丸いクッションシールやシールは綺麗に剥がせたので元の位置に戻します。ネジを締めて無事完成です。お待たせしました!
携帯電話(スマートフォン?)をセットするとテコの原理で内部の部品が起き上がり小さい穴から接点が出てきます。ちなみに当初は組み付け不良かと思ってもう一度分解してしまいました・・・。
内側の前後にある白いパーツは電話を固定する為の部品で、ここまで塗ってしまうと稼動不良を起こしたりどの道塗装が剥がれてしまったりする筈なのでこの部品は塗っていませんが、むしろ黒のベタ塗りになるよりはこの方が自然な感じがします。これは面積比の関係と位置関係によるものかと思います。接点の金メッキが登場するとこれがまた良い感じなのですがこちらはうっかり撮っていませんでした・・・(謝)。
それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!