Z33テールランプ スモーク塗装 完成

z3313 こちらもお待たせしました!フェアレディZ33の純正テールランプです。スモーク濃度は「標準濃度と濃い目の中間」で完成となります。車体のデザインに合わせてしっかり黒味を出していますがちゃんと透明感が残っているのが判ると思います。

z3314それでも結構な濃さにはなっていますので、実際に灯火してみて光量が足りないと思ったら電球を高輝度なタイプに変更して御対応頂ければと思います。それについてはオーナー様にもご質問を頂いたのでちょっと紹介させて頂きますね。

アンバー(オレンジ)についてはこちらのサイトで紹介しているレンズが良さそうです。

尚、テールのポジションランプ&ブレーキランプについては、レンズを赤く塗った場合も電球自体は赤にするのがセオリーらしいです。シングル球とダブル球、またソケットの形なども気をつけると宜しいかと存じます。

最初の状態も紹介させて頂きますね。z337車体がシルバーとブラックのカラーで統一されているところにこの赤いテールランプがあって全体のバランスを崩してしまっていたので今回こちらをスモーク塗装で御依頼頂きました。周りからすると「そんな事はどうでも良いんじゃ・・・」と思うような事でも一旦気になってしまうとそこしか目に行かなくなるんですよね。当店に御依頼頂いている方は殆どの方が同じような感覚を盛っていると思いますので(多分)大丈夫だと思います(笑)。

z3315スモークが濃いとムラやダマが目立ち難いですが、【標準仕上げコース】では薄いスモークにする場合と同じくコート数を多くし時間を掛けてムラの出来難い塗り方にしていますので、「ブレーキランプが点いたらモヤモヤして何か変」と言う事もありませんので御安心下さい(時々見かけますよね・・・)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有り難う御座いました!

Z33テールランプ 下準備

z338今回のターンではこちらが最後かと思いきや、さらにこの後バイク用のスクリーンパネルも届いています。ちょっと慌しかったのですが今回は余裕があったので一緒に全部塗れました。こちらのZ33純正テールランプも無事本塗り完了しておりますので御安心下さいませ!

上の画像はマスキング~足付け作業です。恐らくレンズ上部にハッチバック側のウェザーストリップ(ゴム)が当たる構造になっていると思うのですが、その辺に擦り傷が集中していましたのでそちらも削って均しておきました。ただ塗装後もそこが当たるとなると同じ様に跡が付いてしまうと思われますので気になる場合には透明なシールなどを貼るのが宜しいかも知れません。ただ私の場合はそれが嫌いなので(見た目が残念で)、傷が付いたら付いたで仕方無いと考えますけどね。ハッチバックが閉まっている状態なら見えませんし。

z339ちなみに今回の部品は恐らく中古品として新たに購入した物と思われ、この場合はシリコン系のワックスがタップリ塗られているケースが多いので(簡単に綺麗になるので重宝されています。耐久性はありませんが)脱脂は十分過ぎる程行っておきます。

z3310スモークを4コート程度塗った状態です。今回は比較的濃い目の「標準濃度と濃い目の中間」で御依頼頂いていますのでまだまだ濃さが足らなく、あと3コート程追加して黒味を増していきます。

z3311スモーク塗装が終わったらクリアーを塗って本塗り完了です。かなり黒味が出ましたが内部が透き通って見えるのは判ると思います。電球を高輝度の物に替えて頂ければちゃんと光る筈ですのでその対応さえして頂ければこれくらい濃い仕様も宜しいかと存じます。

z3312塗り方の目安としては赤味が見えなるギリギリの所といった感じでしょうか。ルーフからリヤゲートに塗られた黒とリヤクォーターガラスのスモークと良い感じに合うと思います。

それではこちらも完成までもう少々御待ち下さいませ!

Z33テールランプ スモーク塗装承ってます

z337先日到着しておりますフェアレディZ33の純正テールランプです。この度のご依頼、誠に有り難う御座います!

御依頼内容としては「標準濃度~濃い目の中間」のスモーク塗装で、結構濃い目となりますが、現在の車体のカラーリングだとこの「赤」が浮いてしまう為、ここを黒くして全体のバランスを取りたいと言う御要望となります。また単に真っ黒になると安全上問題がありますが、純正のテールランプは昔ながらの電球タイプなので、これを高輝度のLEDタイプなどに変更して照度を確保するといった内容となっております。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。尚もう一点バイクのスクリーンパネルのスモーク塗装も承りましたので、それを含め近日中にスモーク塗装・テールランプ関係の本塗りを行う予定となります。もう少々御待ち下さいませ!

Z33テールランプ塗装 完成

z334こちらもお待たせしました!フェアレディZ33の社外品テールランプも本日完成となります。

赤いレンズは元々の物で、これに「極薄め~薄めの中間」の濃度でスモーク塗装を施工しました。若干のスモークを掛けつつ赤味はちゃんと残っていますのでスモークで指摘をされる程の濃さでは無い程度にしてあります。かと言いつつこの深みは有り得ないですけどね(笑)。z335社外品の特徴としては内部の反射板がかなり派手目だったりするのですが、それにスモークを掛けるとむしろこれが丁度良い発色具合になっているかと思います。

z336しかも今回はこの丸味を帯びたラインのお陰で立体感があって塗膜の美しさを強調してくれていると思います。塗装屋さんなら判ると思いますが、こういった曲面部分は自分の技術以上に見た目が綺麗に仕上がったりしますので(笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

Z33テールランプ 本塗り

z33 こちらも無事本塗り完了しております。Z33用の社外品テールランプです。

隙間にシリコンシーラーが使われていたのでそちらを除去後、マスキング~足付け処理をして下準備を行っておきます。その後やはり本塗り当日までは一旦寝かしておきます。

現在はこの「寝かす為の保管場所」が足りなくなってしまい結構困っていました。狭い場所に置けば何かの拍子に傷が付いてしまうなどのリスクがあって、特に塗り終わった物に関してはいつそういった事故があるか怖かったのです。で、何とかようやく移転先の工場も決まりつつあるので今後はそういった事にも対応出来そうです。作業の導線がちゃんと繋がれば安全性に加え作業効率も上がる筈ですしね。

z331 そして本塗り準備完了です。平面ラインに半球体が飛び出たようなちょっと面白いラインをしています。得てしてこういったラインはタレ易いので注意が必要ですかね(と塗る前にそう思えるなら大抵は大丈夫で、気付かないで塗ってしまうとやはりタレてしまうのです)。

z332 そして本塗り完了です。濃度は「極薄と薄めの中間」で、クリスタルクリアーでの対応となっています。尚今回のターンで塗っているご依頼品は全てクリスタルクリアーで塗っておりますのでその他のレンズ系も同じ様にこちらのクリアーで対応しております。御安心下さいませ。

z333LEDを使ったテールランプの場合は内部の反射板は細かい形状になっていて、それがちょっと派手な演出となってしまいがちですが、スモークが掛かって深みが増すとこれが丁度良い具合になってくれたりします。見る環境によってのコントラスト(濃淡)がはっきりするので機械的で格好良くなるんですよね(私的見解ですが・・・)。透明感のある薄いスモーク塗装は「黒くする」というよりは「落ち着かせる」「渋くする」といった効果が得られるかと思います。その分「粗」が目立ち易いのでプレッシャーは高いんですけどね(苦笑)。

それではこちらも来週には完成出来る予定です。もう少々お待ち下さいませ!