先日サンドブラスト処理を行っておいたSHURE Super 55ガイコツマイクです。
アームとヘッドの固定部には間に樹脂製のワッシャーが入るのでそこは普通通り塗装し、外側のボルト固定部はギザの入った緩み止めのロックワッシャーが入る為、そこには塗膜が付かない様にマスキングしています(動かす度に塗装がグニュっとなるのは忍びないので)。
まずはプライマーを塗布し、続けてベースコートを3コート程塗り重ねます。
色はホンダの「ナイトシェイドメタリック」(カラーコード:NH-726M)で、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。
パッと見は単純な黒メタリックに見えますが、使われている原色は黒系が1種、青・黄色系が2種ずつ、メタリックとホワイトパールに、フリップコントローラー(透かしを明るくして表面を暗くする、メタリック・パール感を強調させる添加剤的な顔料)の8種類が使われています。
この後一日(一晩)自然乾燥させて塗膜中の溶剤をゆっくりと抜き、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を完全硬化させます。
また今回は組み付け作業もあるので、その後数日寝かしてからウィンドスクリーンの貼り付けを行います。どうぞもう少々お待ちくださいませ!