ROVER MINIテールランプ塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたローバーミニ用ルーカス社製テールランプの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこういったクリアーレンズだった物に、

透過性の青=ブルーキャンディーの塗装を施しました。

使用している青はハウスオブカラー社製のKK-05コバルトブルーとなります。

それぞれを組み合わせてみました。

クリアーは高品位なタイプの仕様となります(クリスタルクリアーでのご指定でしたが現在クリアーの移行で今回はさらに上位のエクストラクリアーを採用しています)。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

クリアーに関してはまだ決めかねていて、さらに良さそうな物もあるので今後変更もあるかも知れません。いずれにしてもクリスタルクリアーより上位となるので品質についてはご安心頂いて大丈夫です。

塗装時はそれぞれ別体で塗っていますが、キャンディーカラーは塗り方で色味が変わってしまうので、ベースコート塗装時はそれぞれを隣り合うように並べ、端から端まで突き抜けるようにスプレーして色味(膜厚)を合わせています。3コートパールの車体色でドア交換をした際、先にドアの裏吹きを行って車体に取り付け、隣接パネル(フロントフェンダーとリヤフェンダー)を通して一緒に塗るような感じですね。

反射板(リフレクターレンズ)部は青は塗らず、プラスチックプライマーとクリアー塗装のみとなっています。

「テールランプを青に?!」と思われるかも知れませんが、前回ご依頼頂いた同型のテールランプの時もかなり濃いスモーク塗装でのご依頼でしたから、オーナー様的に何か考えがあっての今回の御依頼になっているのだと思います。

取り付けを予定している車体のボディーカラーは同系の青=タヒチブルーとの事ですので、どうなるか私的にも興味があります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂き誠にありがとうございました!

BMW R1200RTパニアケース&トップケース塗装承ってます

先日到着しておりましたBMW R1200RT LC用のバンザイモータース社製パニアケース蓋と、スモールトップケースの蓋です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

現状はカーボンブラックに塗装された状態で、今回はこちらを同社純正色のアルピンホワイトⅢ(カラーコード:751)への塗装で承っております。

以前施工した R1200RTのトップカバーはヒンジ部を外して塗装しましたが、今回のスモールタイプは分解が難しいようですので、現状と同じくマスキングでの対応となります。

パニアケースの蓋は艶消し黒(または樹脂素地の黒)との塗り分けとなっていて、今回もこの部分は塗らず、マスキングでの対応となります。

塗装するのは現状カーボンブラックに塗られている(艶のある部分)を、トップカバーと同じくアルピンホワイトⅢへの塗装となります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

スバルエンブレム(スモーク&レッド/枠艶黒) スモーク 本塗り

先日メッキ枠の黒を塗装しておいたスバルレガシィセダンBLE用純正エンブレムのアクリルプレートです。裏側はその前にレッドキャンディーに塗装しておきました。

表面は一度既にクリアーで塗装してあるので、足付け処理後、プラスチックプライマーは塗らず(クリアーの下に既に塗ってあるので必要はありません)、そのまま本塗りとなります。

よく脱脂清掃し、スモーク塗装=ベースコートを塗布します。

スモークの濃さはこの時の画像を参考にして濃さを調整しています。

キャンディーカラーは見る角度で色味(明度)が大きく変わるので、それを想定して微調整を行っています。

濃さが決まったらクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

見る角度によってスモークの濃さが大きく変わるのが判るかと思います。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

 

マセラティリモコンキー サフェ入れ

先日お預かりしておりましたマセラティのリモコンキーカバーです。

今回のキーカバーは深い傷や打痕が多く、切削だけではそれらが取り除けなかったので、一部にパテを使って処理をする事にしました。

通常であればここに若干の溝があるのですが、それを残そうとするとラインが崩れてしまうので、そちらもフラットに仕上げる事にしています。

最後に#240で全体を均し、

ウォッシュコンパウンドとナイロンブラシで細部の足付け処理を行います。ボタンやエンブレムが嵌るフチや谷の角の部分ですね。

ボタンが嵌る部分はサフェが入らないようマスキングを行います。

エンブレムが嵌る部分は角に傷があったのでこちらは逆にサフェを塗るようにします。ただし無用な部分には塗り過ぎないようにですね(エンブレムが嵌らなくなる為)。

よく脱脂清掃しエアーブローを行ったら、念のためガスプライマーも塗っておきます。ガスプライマーについてはこちらの記事が判り易いかと思いますので宜しければご参照くださいませ。この後プラスチックプライマーを2コート程塗ります。

サーフェサーはコート毎にしっかりフラッシュオフタイム(乾燥時間)を設け、ウェットで5コート程塗ったら完了です。この後の研ぎで形を整えるのでしっかり塗り込んでおきます。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ホンダストリーム内装インパネ サフェ入れ

先日お預かりしておりましたホンダストリームの内装インテリアパネルです。

表面は細かい梨地になっているので、平面はダブルアクションサンダー#120→#180で、曲面部分は#180→#240で手研ぎ、最後にフチなどを#320~#500で均し~足付け処理を行います。

 よく脱脂清掃し、サフェを塗りたくない箇所をマスキングをしておきます。

以前はこれくらいのサイズだと棚等何かしらの上に置いて塗るのが普通でしたが、最近はサフェでも手で持って塗れるようにしています。その方が塗りたい所を狙って塗れるからですかね。

念のためガスプライマーも使っておきます。谷の角の部分は研ぎの方向がどうしても一方向になってしまい足付け処理が甘くなりがちな為ですね。

ポケット部は山のラインで塗り分ける事にしました。

プラスチックプライマーを塗布し、十分にフラッシュオフを設けながらサフェーサーを塗布します。

ウェットで5コート程塗り終わったら完了です。コート毎に10分くらい乾燥させているので、大体1時間くらい掛けて塗っています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!