カローラⅡフロントウィンカー塗装承ってます

先日到着しておりましたトヨタカローラⅡのフロントウィンカーレンズです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

最初のお問合せでは、元々オレンジ色に塗られて褪色してしまった物(4カ月程で)の再塗装でご相談を頂いたのですが、他店で塗られた物についてはお受付が出来ないので、今回新たに未塗装の物をご用意して頂きました。

ご依頼内容は透過性の橙=オレンジキャンディーで、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様への変更で承っています。

参考までに似たような内容の施工事例を紹介させて頂きますね。

こちらはチェイサーのコーナーレンズです。今回と同じくフチに黒いプラスチックがあるタイプですね。

こちらはトヨタランドクルーザーのコーナーレンズです。

こちらはダッジラムのコーナーレンズです。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

Z33ブレンボキャリパー 本塗り

先日お預かりしておりました産フェアレディZ33純正ブレンボキャリパー一式です。ブレーキ屋さんにサンドブラストとオーバーホールをお願いしていた物が終わって戻って来ました。

タイミング的には早いのですが、このままだと腐食(酸化)が進行してしまうので先に作業をさせて頂く事にしました(お待ち頂いている方々申し訳御座いません)。

まずは目立つ箇所=装着した状態で正面となる箇所をシングルサンダー#120で研磨します。打痕や梨地をある程度削る為ですね。

その後ダブルアクションサンダーで#120→#180でペーパー目を均し、#180→#240で手研ぎします。

キャリパーのように形が歪な被塗物はウエスで隅々まで拭き取るというのが難しいので、上からシリコンオフをスプレーして洗い流すようにして、細部はエアーブローで掻き出す、といった事を繰り返して脱脂清掃を行います。

そしてプライマーを塗布します。

この時点ではまだどこもマスキングはしてません(ネジ穴以外)。

続けて塗膜厚をつけたくない箇所にベースコートの黒を塗布します。

ボディ取り付け部、ガスケット当たり面、パッド固定用シャフト取り付け穴の内側、あとこちらの型のリヤキャリパーにはステー取り付け用?にM6くらいのボルト穴が二つ付いていて、

作業前の画像を確認するとその当たり面も塗装がされていなかったので(上の画像だと一番左のキャリパーで黒くなっている箇所)、今回もそちらに倣う事にしました。

その後黒く塗った箇所をマスキングします。

特にパッド固定ピンの穴はそのまま塗るとシャフトが入らなくなるのでマスキングは必須です。

そしてベースカラーを塗布します。

色は日産純正色のKADとなります。

次はロゴ入れを行います。

通常ベースコートには口径1.0mm~を使いますが、ロゴ入れだと出過ぎるのでこの場合は0.3mmのエアーブラシを使います。

ロゴの色は黒となります。

フロントが横幅80mm、

リヤが40mmとなります。元と同じサイズですね。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは艶消しですが、塗り方自体は艶ありと同じく2コートに別けて塗ります。

その後時間の経過と共に艶が消えていきます。

パッと見乾いているように見えますが、爪を立てるとグニュっとなるような感じなので、このまま一日自然乾燥させます。

マスキングは2コート目のクリアーが塗り終わったら直ぐに剥がします。なので4個連続でクリアーを塗っている訳では無く、一個塗り終わったらマスキング剥がして次に、といった感じでじっくりやっています。

この後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

TE27サイドガーニッシュカバー 下準備

先日調色作業を終えているトヨタTE27フロントサイドガーニッシュのカバーパネルです。別色のフロントグリルロアモールとサイドガーニッシュは数日前に本塗りを終えていますので、続けてこちらの塗装の準備を行います。

塗り分けも元の通りで承っていますので、マスキング用のシートを作製します。

大量生産であればマスク型を作って簡単に塗り分け塗装が出来ますが、一個(実際には12か所)の為に数十万~数百万円のコストを掛けるのは現実的では無いので、この辺は手作業で行うしかないですね。

それぞれ6か所の輪郭を写し、

サイズを測って、

ベクターデータ化します。

実はここまでの作業はそんなに大変では無く、これから各部を修正するのに膨大な手間と時間が掛かります。型合わせは実際にカットしてそれを貼り、細部を修正→再びカットして貼るを一か所で2時間~3時間、しかも途中で発覚したのですが左右で微妙に形が違う!現代のようにデータから金型を作って製造している訳では無いようで、となるとこれ専用のマスキングシートを合計12か所、一か所3時間としてデータを作るだけで36時間掛かってしまうという計算です。

一般労働で考えるとこれだけで5日間、ブラック労働が可能な個人事業者でも丸々2日は掛かってしまうので、こうなると現実的ではありません。

と言う訳で今回はマスキングシートでは無く「マスキングテープ」をカットして使う事にしました。

マスキングシートはPP=ポリプロピレン製で見切りがシャープに仕上がるのが特徴ですが、厚みがあるので重ね張りに適していません。テープとテープを重ねた際に微妙に隙間が出来たり浮いたりするので「一枚物」で作るのが理想となります。

分かり易いよう、以前施工した時の内容を紹介しますね。

この時のインプレッサボンネットダクトカバーは、メッシュ部分を塗装しない(樹脂素地のまま)にする必要があった為、

この谷のラインに合わせたマスキングシートを作製しました。これも中々の地獄だったのですが、現代のパーツは左右で形が対象になっている場合が殆どなので(金型をデータから作成している為)、マスキング用のデータも片側のみ作ってそれを判定すれば済むので2箇所のみでOKなのが特徴です。

ただこのマスキングシートはコシが強く厚みもあるので上記のように一枚物で作る必要があり、重ね張りには適していません。

と言う訳で、今回は基となるデータは一つだけで、それをマスキングシートでは無く「マスキングテープ」をカットして、被塗物の形状に合わせて貼っていく方式にしようと思います。予めカーブの形にあった幅1ミリのマスキングテープを貼っていくような感じですね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

Lancer EVO Brembo Gold Met.

いつもの業者さんからご依頼を頂いていたランサーエボリューション純正ブレンボキャリパー一式です。

状態としてはいつものようにクリアー層が剥がれる層間剥離が起きています。

その後はいつものブレーキ屋さんにてサンドブラストを行って貰いました。

洗浄とマスキングも行われているのでこのままでも塗れる状態なのですが、

目立つ正面(ロゴ面)を#120のシングルアクションで梨地をある程度削り落とし、#120→#180のダブルアクションサンダーでペーパー目を均し、その後#240で手研ぎを行います。研ぎ粉もかなり出るので、シリコンオフを全体にスプレーして洗い流すようにして脱脂清掃を行います。

その後プライマーを塗り、塗膜の厚みをつけたくない箇所=ボルト固定部やパッド固定ピンを差し込む穴、ガスケット当たり面などにベースコートの黒を塗ってマスキングを行って本塗りを行いました。

その後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

そして完成です。

今回はBNR34ブレンボキャリパーに採用されているゴールドの近似色をご指定頂きました。

ロゴの色は赤で、

サイズは元の通りにフロント80ミリ、

リヤ54ミリとしています。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

この度も御依頼有難うございました!

R33ブレンボキャリパー塗装&OH承ってます

先日到着しておりました日産スカイラインR33GT-Rの純正ブレンボキャリパー一式です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容は黒から赤への変更で、ロゴは現状と同じく白への塗装で承っています。

状態としては比較的綺麗に見えますが、

いつものようにクリアー層がペリペリと剥がれてきています。

また当初は塗装のみの御依頼だったのですが、

取り外してみるとブーツに劣化が見られたとの事で、

今回オーバーホール作業も承りました。

シールキットはオーナー様自ら手配して頂き、後からこちらを発送して頂きました。

尚オーバーホール、サンドブラスト作業についてはいつものブレーキ屋さんへの外部委託となります。

サンドブラストしてしまうとロゴのサイズが判らなくなってしまうので、発送する前にサイズを記録しておきます。KAMOIのこの目盛り付きマスキングテープはとても便利です。

フロント80mm、リヤ54mmで、ランエボのブレンボキャリパーのロゴと同じサイズですね。

参考までに以前施工した時の画像を紹介します。

色はこの時と同じで、F50ブレンボの純正色を参考にした物となります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!