アランミクリメガネフレーム塗装承ってます

mikli 先日到着しておりましたアランミクリのメガネフレームです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

見た目は普通のシルバーのフレームなのですが実は元々黒系のマーブル模様のフレームだったらしくそれにシルバーの塗装が施されています。ただどうやらレンズを外さずマスキングで行ったらしく、まあそれは仕方ないにしてもちょっと仕上がりが宜しくないと思ったのでオーナー様に確認してみると、やはりと言うか既存の塗膜はちょっと怪しい感じです。見た目が悪いだけなら構わないのですが下地がどうなっているのか判らない以上これの上に塗装を塗り重ねるのはよくないので既存の塗膜は一旦全部剥がす事にします。ただ塗装屋さんなら判ると思いますが樹脂製のメガネフレームでそれは有り得ませんよね・・・。

mikli1ただオーナー様的にもこのままじゃ使えないとの事でして、恐縮ではございますが今回は剥離の為の費用も捻出して頂き(塗装費の数倍です)下地からやり直す事にしました。作業はかなり難しくなる気がしますが(これを素手で剥がすって・・・)、私的には何とかしたいとも思っていましたのでご依頼頂けた事は有り難い限りです。という事で早速分解もしておきました(笑)。

ちなみにご依頼頂いている色としては、「シルバーの小さなラメを黒色を邪魔することなく密度を広めに入れて頂ければ」といったご希望ですので、黒をベースにガラスフレームを少量添加して「パッと見は黒だけどよく見るとラメが入っている」みたいな表現にしてみたいと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

アランミクリメガネフレーム塗装 完成

alan54こちらもお待たせしました!アランミクリのセルフレームは真っ黒への塗装で完成となります。元々も黒が殆どだったので正面からだと余り変化は感じませんが、白いラインがあると無いのとではやはり全然違うと思います。最初の画像も紹介しますね。

alan42元々の状態はこんな感じで黒と黒の間に白いストライプが入っていました。ちょっとPOPな感じですかね。

alan55先ほど組みあがったばかりです。いつもなら明るくなってからの撮影なのですが、小さい物は室内でも撮れるのでスピードがアップしました。しかしもう目が・・・(眩しくて何だか疲れました)。

alan56 鼻当て部分も綺麗に残せたと思います。蝶番の部分のマスキングも綺麗に出来たと思いますので、メガネ屋さんでレンズを入れて貰う時に評価して頂ければと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有り難う御座いました!

アランミクリメガネフレーム 組み付け

alan532こちらもお待たせしました!アランミクリのメガネフレームも組み付けを終え無事完成しております。とりあえず完成画像はまた後ほど紹介しますね。

DSC_0831意識した訳ではありませんが元々彫ってあったメーカーロゴ(URL)は綺麗に残りました。単に印刷だけされている物であれば足付け処理の段階で消えてしまいますが、ちゃんとレーザー彫刻されている物は塗装では埋まらないようですね。

それでは後ほど完成画像も紹介致します。もう少々お待ちくださいませ!

アランミクリメガネフレーム 本塗り

alan50 すっかり紹介が遅れて失礼しました。先日本塗りを終えていましたアランミクリのメガネフレームです。

最終的な脱脂処理を行ったらプラスチックプライマーを塗布しまずはベースコートの黒を塗布します。

alan51 そしてクリアーを塗って本塗り完了です。クリアーはいつも通り2コートですが、レンズが嵌る部分には1コート目は控えめにして塗っています。分厚いとレンズを嵌める時にグニュっとなるからですね。ちなみに今回はレンズの取り付けは行いませんが、当店で行う場合は予めレンズの周りを削ってサイズを少し小さくし、エッジは少し丸みを帯びるようにしておいてから石鹸を使って嵌め込みます。石鹸は潤滑油代わりで、これは自動車の嵌め込みガラスを入れる時と同じ方法です(シリコンの方が入れ易いと思いますが塗装屋的に油系は嫌なので)。

alan52 ちょっと見難いですが鼻当ての透明な部分も綺麗に残せたと思います。多分メガネ屋さんに見て貰っても何をやったかは判らないと思います。

alan53テンプルも同様に艶ありブラックになりました。元々が黒系なので大きな変化には見えませんが、オーナー様にとっては白いストライプラインがあると無いのでは全く違うのでしょうね。

それでは完全硬化しましたら組み付け作業になります。少し長めに置きますので完成は年内ギリギリになるかと思います。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

アランミクリメガネフレーム 下準備

titan1大変お待たせしました!メガネフレーム関係の塗装も無事完了しています。下準備から一気に作業したので先にこちらから紹介していきますね。もしかしたら本塗りの画像は明日になるかも知れませんがその場合は御容赦くださいませ。

上の画像はまずそれぞれのフレームを固定したところです。既に足付け処理まで終わっていて、その後の細かい作業は一旦二階に移して行っています。

alan44アランミクリのテンプルに関しては、中に通っているフレームが少しスライドする機構になっているので(そうでないとネジが隠れて取れません)、引っ張った状態でシャフトをマスキングしておきます。比較的難易度は低いです(と言ってももう素手で貼れるレベルではありませんが)。

ちなみにプリントされている文字は(多分)レーザー彫刻で彫られているので、足付け処理で表面は削っていますが画像のように残った状態となっています。またゴールド色の「alainmikli」の部分はフレーム内部にシート?を埋め込んだような構造になっていて、削って平滑にすると中からそのシートが露出してしまいそうでしたので(まるで自転車フレームに貼られたクリアー下のデカールのように)、こちらも研磨は足付け処理程度に留めています。

alan45フロント側のフレームは蝶番が埋め込まれたタイプで、場合によってはネジ穴意外は一緒に塗り潰してしまうケースもありますが今回のタイプは比較的マスキングがし易いのでテープで養生していきます。ちなみに固定しているワイヤーはアルミ製で、この細さならハサミで切れる程なのでメガネフレームへの負担は殆どありません。これを間違えてスチール製の物を使うと蝶番が破損しますのでお気をつけ下さい(ってメガネフレームを塗ろうと思う人も極稀だと思いますが)。

alan461ミリ以下の細いラインテープも市販されているのですが、コシが強かったり糊残りがあったりと余計面倒なので通常はこのようにいつも使っているマスキングテープをカッターでカットします。幅は大体の目検討で1ミリ前後ですかね。

alan47こんな感じで巻いていきます。 本当は剥がす順番からしてここは最後に貼るべきなのですが、他のテープの上に貼るとどうしてもコシが効いて反発してしまうところが出てくるので、こういった細かいマスキングは先に貼ってしまうのが宜しいと思います。ただそれでもやはりここの部分は塗装直後に剥がさないければならないんですけどね。そのまま固まってしまうと汚い仕上がりになってしまうのです。

ちなみに画像でも映っていますがその為に掴む力の強いピンセットと、逆に挟む力は弱くても繊細な作業が出来るピンセットの二種類を用意しています。塗った直後にこういった所を剥がす時、うっかりテープを離してしまうとそれが塗膜にくっ付いてもうお終いとなってしまいますので・・・(勿論何度も経験済みです)。

alan48 その後周りを覆っていきます。一部コシが効いて浮いてしまっている(穴が開いている)のが判りますよね。ブツ切りの際でこれが起こるとマズイので今回は肝のところを先に貼ってます。

alan49そして鼻当ての部分です。ただ通常の鼻当てと比べてかなり範囲が狭く、むしろフレームの一部が少し盛り上がった程度なのですが、デザイン上この透明な部分は残されたいとの事ですのでマスキングしておきます。ただしこのままクリアーまでいってしまうと段差が強く、もしそれが鼻に接触すると違和感がある筈なので、マスキングはベースコート(黒)のみ、クリアーを塗る時には剥がして一緒に塗ってしまいます。既に本塗りは完了しておりまして、諸々注意していた所や気になっていた所も違和感無く出来ていると思いますので御安心くださいませ。

本塗り画像についてはまた改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!