大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたアルファロメオのグローブボックスの蓋の塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
素材はスチールで、全体に錆が出ていたのでサンドブラストを行ってからの上塗りとしています。
裏側は見えなくなると思いますが、一応艶消し黒を塗っておきました。
大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたアルファロメオのグローブボックスの蓋の塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
素材はスチールで、全体に錆が出ていたのでサンドブラストを行ってからの上塗りとしています。
裏側は見えなくなると思いますが、一応艶消し黒を塗っておきました。
先日お預かりしておりましたアルファロメオの室内グローブボックスの蓋です。
溶接の焦げ痕がそのままだったり、全体に錆が出ているので、
そして結晶塗装用の塗料(リンター)を塗布します。今回は業者様からご依頼頂いたBMW Motorrad R nineTのヘッドカバーと一緒に、またその前には結晶目のテスト用として私物(セローのパーツ)を塗ってからスタートしています。
今回のパーツは一枚板の鉄板なので艶が出ると全体の歪が目立ちますが、
その後140℃~170℃程の熱を掛けて結晶目が現れるとそれらが目立たなくなるのが判ると思います。
今回はアルファロメオのパーツですが、英国車のMGやシトロエンの内装パーツにも結晶塗装は採用されていて、それらも何度か施工例があります。
結晶目が細か過ぎると素地の粗が見えてしまい、粗過ぎると下品になるので、丁度良い塩梅の目になるよう意識して仕上げています(ただこれを気にするととんでも無く難しい塗装になるので結晶塗装の引退は比較的早くなると思います)。
最後に裏側を塗装します。いつもは結晶塗装の前に塗っておくのですが、結晶目が上手く並ばずに全部洗い流す事も想定していたので後にしておく事にしました。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
先日到着しておりましたアルファロメオの室内グローブボックスの蓋となります。こちらのオーナー様は以前同車のヘッドカバーの結晶塗装をご依頼頂いた方で、今回はこちらを黒の結晶塗装で承りました。この度も当店をご贔屓頂き誠に有難うございます!
素材はスチールで、元々は木目シートが貼られていたとの事ですが、防錆処理が施されていなかった為か(またはそれが弱かったからか)全体的に錆びが発生しています。
表面は細かく凸凹と浸食されている可能性があるのでサンディングだけでは錆が取り除けなく簡単に再発する可能性がありますから、サンドブラスト(軽め)を行った素地調整を行う予定です。
結晶塗装に塗るのは表面のみで、裏側に関してはRB26タイミングベルトカバーの時のようにプライマーとベースコートの黒のみで対応しようと思います(裏はパネルが装着されて見えなくなる筈ですので)。
以前ご依頼頂いたヘッドカバーも紹介しますね。
この時はグレーシルバーの結晶塗装でご依頼頂きました。非常に気に入って頂けているとの事で本当に何よりです。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!