エフェクターミニアンプ本塗り

先日下準備を行っていたエフェクターミニアンプです。

各部位は#800~#1300相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン~オレンジ)で足付け処理を行っています。

ダイヤルの溝は、シリコンオフ(脱脂用溶剤)を数滴垂らしては硬いナイロンブラシで擦って脱脂清掃と足付け処理としています。素地が露出している箇所もあるのでプラスチックプライマーを塗布しておきます。

イヤホンジャックの金属部分は#320の布状研磨副資材(アシレックススカイ)で足付けし、

プライマーを塗っておきます。

真鍮のネジは前回プライマーを塗っているので、

そのままベースコートのシルバーを塗布します。

色はSTANDOX原色のSPFシルバー=JLM-906を使用しまいた。粒子が細かくコントラスト(輝度感)が強いメタリックですね。

今回は分解が出来なく、また塗りながらダイヤルを動かさないといけないと言う事もあり、クリアーを塗らないベースコートのみの仕様としています。

ただベースコートのみだと塗膜として完成しないので、直接ハードナーを添加するようにしています。

ダイヤルは隠れてしまう場所があるので、1/3ずつ塗っては乾かし、動かしながら全周を塗るようにしています。

端までべったり塗るとマスキングの境界線跡が出来てしまうので、塗る範囲は暈しながら且つドライコートにならないよう塗り進めています。

ダイヤル内側もしっかり塗ります。

イヤホンジャック部分は穴の内側がゴールドで残ると格好悪いかどうか一応確認しておき、問題無さそうなので中にはシルバーは塗らないようにしています。接触不良になったら困りますからね。

またスピーカーグリルに着いていたエンブレムは溶剤浸け置きで元々あった赤い被膜を剥がしておきました。こちらはそのままでOKとなります。

この後は60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させたら組付け作業を行ないます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

エフェクターミニアンプ 下準備②

先日下準備を行っていたエフェクターミニアンプです。

今回は分解が難しいのでマスキングで対応しますが、ボリュームつまみの奥に見える黒い土台部分に色が飛ぶと格好悪いので、隙間に何かを詰めて対応する事にします。

今回はシリコンチューブを用意しました。

径は1mmと細いにも関わらず中空になっているので、今回のような隙間の奥の方へも詰めやすかったりします。

ただ今回はこのダイヤルを塗装中に回す必要があり、このシリコン素材だと滑りが悪くほぼ動かなくなってしまう!と言う事が判明し、

変わりにこちらの水糸を使う事にしました。素材はPP(ポリプロピレン)かPE(ポリエチレン)かPA(ポリアミド=ナイロン)のいずれかだと思います。

こちらは滑りもよく、サイズも丁度良かったです。

尚、そのダイヤル手前にあるイヤホン差込口はペーパーを掛けたら金メッキが剥がれてシルバーになるかと思いきや、素材色自体が金色だった模様です。なのでここも塗らないとですね。

以前はこういったマスキングもカッティングプロッターで作っていましたが、現在は市販のカット済みマスキングシートを各サイズ用意しています。

穴の内側に塗料が入ると接触不良になってしまうので、そこも紙辺を詰めてマスキングします。

車体の場合もそうですが、被塗物単体より分解しないまま塗る方が結構面倒だったりします。ただ今回のような電気製品はそれに伴って大きなリスクがあるので仕方ないですかね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

エフェクターミニアンプ 下準備

先日お預かりしておりましたエフェクターミニアンプの金属性パーツです。

このままだと塗料が十分に密着しない為、

サンドブラストを行いました。

表面がザラザラになる事でアンカー効果が期待でき、この後に塗るプライマーを剥がれ難くします。

よく脱脂清掃し、

プライマーを塗布します。

裏側もしっかり塗っておきました。

今回はシルバーで承っていますので、より金属感の高いSTANDOX SPFシルバー(JLM-906)を採用しようと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

エフェクターミニアンプ塗装承ってます

先日到着しておりましたエフェクターミニアンプです。こちらのオーナー様は以前メルセデスC63のテールランプ塗装と、OGメガネフレームの塗装をご依頼頂いた方で、この度も当店をご贔屓頂き誠にありがとうございます!

今回の御依頼はスピーカー本体では無く、ゴールド色になった箇所をシルバーへの塗装で承っています。

こちらの中央2個のボタンはカバーをつけると見えなくなるとの事で塗装はせず、その外側の中央が窪んだ左側のボタンと、右端のイヤホンジャックをシルバーにします。左側のボタンはプラスチック素材にゴールドの塗装が、イヤホンジャックは金メッキが施されている物と思います。

また周りがギザギザになったボリュームもシルバーにします。内側の六角形のナットは塗りません。ボリュームもプラスチック素材にゴールドの塗装が施されています。

またこちらのストラップを取り付けるネジもシルバーにします。こちらは真鍮の無垢材なのでサンドブラスト→プライマー塗装→シルバーの塗装とします。

尚、今回はいずれもクリアーを塗らない【激安コース】の仕様となります(なので艶消し仕上げとなります)。

スピーカーグリルの中央にあるアルミ製のエンブレムは、塗装はせず赤い被膜のみを取り除きます。

グリルは磁石でくっ付いているだけなので簡単に取り外しが出来ました。

エンブレムは両面テープや接着剤でくっ付いていて表からのみのアクセスになると本体(グリル)またはエンブレムどちらかを傷つける事になってしまいますが、今回はピンで固定しているだけなので無傷で取り外しが可能です(両面テープや接着剤でも裏からアクセスが出来れば穴を開けてポンチで押し出す方法も可能です)。

またグリルを外して見える5本のネジを外すと分割出来るとオーナー様にご教示頂いていましたので、実際にやってみるとその通りに取り外す事が出来ました。

ボリューム部分はそれ専用の基盤がネジとコネクターで止まっているので分解出来ない事も無さそうですが、今回はクリアーを塗らない仕様(ベースコートに直接ハードナーを添加して塗る方法)ですので、この状態のまま挑む事とします。

イヤホンジャックの差込口は塗装しても簡単に色が剥がれてしまいますから、ペーパーを掛けて金メッキを剥がし、素地を露出させてシルバーにするという作戦を考えています。

ストラップを取り付ける真鍮ネジは回すだけで外れるので、これ単体で塗装を行います。

グリルについてエンブレムは裏側の爪をドライバーで起こし、ペンチで真っすぐにしながら押し込むと、

簡単に外せました。こちらは溶剤に浸け置きして赤い被膜を剥がそうと思います。

参考までに以前ご依頼頂いた案件も紹介しますね。

この時はメルセデスC63の純正テールランプに、比較的薄めのスモーク塗装を行いました。もう10年も前なんですね。

こちらは元々透明だったフレームに、艶消し黒の塗装を施しました。蝶番の飾り金具(リベット)をマスキングした作業は実に大変だったのを覚えています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!