フォレスターグリルメッキモール&ミラカバー塗装 完成

 メッキグリルに貼ってあったスポンジテープですが、こちらは再利用が出来そうだったので両面テープを貼り直して元の位置に貼っておきました。裏側のクッションテープは剥がす時に切れてしまったのでフェルトテープで作り直してこちらも元の位置に貼り直してあります。

 そして大変おまたせしました!フォレスターのフロントグリルメッキモールとメッキフォググリル、ミラーカバーの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

ミラーカバー以外はどれもメッキが施されていて、そのまま色を塗っても十分に密着しませんから、メッキ素地用の下地処理を行った上で上塗りを行っています。

 色は黒で、クリアーを艶消しにしたマットブラックの仕様となります。

 塗装工程は艶ありも艶消しも同じで、ただし使っているクリアーが違います。艶消しクリアーは材料が高価なので本当は割り増しにしないといけないのですが、使用頻度がそんなには無いので同額の設定にしています。

 艶消しはウエスなどで強く擦るとそこだけ艶が出てしまったりするので、メンテナンスの基本は水洗いのみ、固形や練りワックス掛けなどはお勧めしませんが、「洗車後の濡れた状態に掛けて拭くだけ」といったガラス系のコーティング剤は問題無いのでお勧めです。

 また多少艶は出てしまいますが、直接塗り込むタイプの透明なシャブいガラス系コーティング剤でも大丈夫です。アルミホイールはブレーキダスト等での汚れが付き易いので、艶消しの場合はこれをしておくのが基本だったりします。

頻繁に洗車をされる方ならそのままでも良いと思いますが、水垢が着いてしまう前に何かしらコーティングをされると良いかも知れません。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

フォレスターメッキグリル&ドアミラーカバー 本塗り

 昨年中にサフェーサーの塗布までを行っておいたフォレスターのメッキパーツとドアミラーカバーです。

 サフェーサーの表面にはガイドコートとして黒をパラパラとドライコートし、それを目安に研ぎ付けます。今回は特にラインのズレは無いので#800の水研ぎと、その後布状の研磨副資材(アシレックスレモン)でペーパー目を均します。

 サフェーサーの時は台に置いた状態で塗りましたが、本塗りの時はゴミの付着を避けたいので高い位置にセットしたく、また塗り易いように片手で持てて回せるようにしました。

 これなら台に挿したまま回して塗れますし、塗り難い個所は左手で持って右手でスプレーも出来ます。

 その他の部品に関してもどれも台から着脱出来るようにしています。

今回ミラーカバーのみメッキでは無く塗装済み品だったので、こちらは空研ぎ#800(アシレックスレモン)の足付け処理のみとなります。

 ベースコートの黒を塗布し、艶消し仕様のクリアーを塗って本塗り完了です。画像は既にクリアーの艶が消え切った状態となります。

 艶有り仕上げの場合はゴミが付いても後でペーパーを掛けてコンパウンドで磨けば判らなくなりますが、半艶と艶消し仕上げはその磨き処理が出来ない為(艶が出てしまう為)、塗膜表面が完全に指触乾燥するまでは近づかないのが望ましくなります。

 特に今の時期は静電気が発生し易く、今回のようなプラスチックパーツの場合はそこに近づくと体に着いていた細かい毛埃などが吸い寄せられるようにそっちに寄っていってしまうのです。

 ちなみにそれは塗装時も同じで、対処方法の一つとしては「自分の体より高い位置で塗る事」である程度軽減は出来ます。

 ブース内のクリーンなエアーは天井から降ってくるので、被塗物を高い位置に置いて風上にすれば自分から出るホコリの付着は低減できます。

この後60℃40分程の熱を掛け、さらに数日寝かしたら完成となります。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

尚、今回は「半艶黒」でご依頼頂いているリヤサスペンションエンドキャップも本塗り完了しておりますので後程紹介致します。

またCH-R、スカイライン内装パーツ、BMW MINIのメッキグリル等「艶あり黒」の塗装は次回紹介出来ると思います。こちらもどうぞもう少々お待ちください。

フォレスターメッキグリル&ドアミラーカバー塗装承ってます

 先日到着しておりましたフォレスターのフロントグリルメッキモールとメッキフォググリル、ミラカバー全8点です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はこれら全てを「艶消し黒」で、メッキ部品はそのまま上塗りしても塗膜が密着しませんのでメッキ素地用の下地処理も行います。

 グリルモールにはビビリ防止の為のクッションテープが何カ所か貼ってありますが(画像だとその上に白いマスキングテープが張ってあります)、こちらは一旦剥がし、塗装後に貼り直すようにします。

クッションテープの再貼り付けについては以下の記事が判り易いかと思いますので宜しければご参照下さい。

クッションテープ

また裏側には黒い樹脂部品も両面テープで着いているようで、こちらは隙間が空いているのでマスキングで対応しようと思います(もしかしたら外すかも知れません)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!