こちらもお待たせしました!アンダーフレーム(アンダーリム)タイプのメガネフレームも本日完成となります。
最初の状態も紹介させて頂きますね。
元々はこんな感じの透明フレームでした。全て分解して塗装しています。
鼻当てのフレーム部分はマスキングテープが入る隙間が無かったので一部液体マスキングを使っていて、良い感じに仕上がっていると思います。
こちらもお待たせしました!アンダーテンプルタイプのメガネフレームも無事本塗り完了しております。
こちらのフロント部分は左右で分割するタイプで、マスキングする個所がいつもより少し多い感じですかね。
鼻当ての部分はテープが通る隙間が無かったので、液体マスキングを併用しています。何度かに分けて厚塗りするようにすれば比較的使い物になるのを以前発見しました。
台にセットし、本塗り開始です。ちなみにテンプルは芯を少し引き出してマスキング、塗装後に元に戻すのでマスキング際も見えなく綺麗に仕上がるようにしています。
こちらは黒に見えますが焦げ茶のソリッドカラーで、クリアーは他のフレームと同様にクリスタルクリアー+軟化剤仕様となっています。
室内だと確かに黒に見えるのですが、光に当たるとはっきりと茶色と認識出来ます。中々面白い色味かも知れません。
こちらもレンズの組み付け作業がありますのでいつもよりも少し長めに寝かし、無事出来上がり次第改めて紹介させて頂きますね。もう暫くお待ちくださいませ!
メガネフレームは現在3個御預かり中で、順次分解作業も始めています。
こちらは透明なアンダーフレームタイプのフレームで、ネジを外していたら、折れました・・・(苦)。
そもそも使われているネジがM1.4(!)と言う細さなので、固くしまっていればいつかは起きる事だと思っていました。
ただ幸いにしてボール盤と1ミリのキリがあったので、穴に残ったネジを揉んで外す事にしました。
作業方法としては1.4ミリのネジの中心に1ミリの穴を開けるような感じで、刃先が逃げてしまう分は台座のクロスバイスで微調整して、何とか無事ネジ部分だけを削り落とす事に成功しました。凄い冷や汗でしたよ。
ネジは予め各種用意してあるので、その中から似たような物を選び、ニッパーでカット、ネジ山をヤスリで整えて完成です。実はその画像が一番最初に紹介している物です。
テンプルの金属部品はマスキングで、またレンズ周りのフレームは蝶番部分をマスキングして対応します。塗装するのは4箇所ですね。
この後はレンズの加工を行なって、それが済めばようやく塗装の下準備となります。本塗りまではまだ少し先になると思いますが、どうぞもう少々お待ち下さいませ!
紹介が遅れましたが先日到着しておりましたメガネフレーム一式です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!
今回のフレームはテンプル(耳に掛ける両サイドのフレーム)がフロントの下部についているタイプで、また別件で現在ご依頼頂いているエヴァンゲリオンのMariモデルのメガネフレームは、フロントのレンズ上部分が開いているアンダーフレーム(アンダーリム)のタイプと、最近珍しい形のメガネフレームのご依頼が多いように見受けられます。お問い合わせ自体も多いのでやはりと言うか需要は多いみたいですね。
色については事前に色見本のお貸し出しをしておりまして、今回はこちらのフォルクスワーゲン社のUPS BROWN(blaunはドイツ語です)、カラーコード:LH8Cで承っています。ソリッドカラーの濃い目の茶色で、恐らくはVWの車体色としては多分日本には入って来ていない色では無いでしょうか(むしろ入って来ていない色の方が多いです)。
塗装する部分は、フロントの左右レンズ枠部分、左右のテンプル耳当ての部分、現状透明な樹脂の箇所を先ほどのブラウンに塗装し、金属の箇所は塗らずにそのままとなります。分解して塗る予定なので部品点数としては2点+2点の合計4点ですね。
これで現在お預かりしているメガネフレームは合計3点で、これらはまとめて並行して作業を行う予定です。まずはレンズの研磨・擦り合わせですかね(実はこれが一番大変でして・・・)。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!