ホンダモンキークラッチカバー等結晶塗装 完成

monkey12先日本塗りを終えていたホンダモンキーのダイナモカバーです。最後の仕上げに凸部を研磨して光らせます。

monkey13  凸部の面研は面積が大きい場合や腐食が酷い場合には#80→#120→#180のダブルアクションサンダーから始めますが、今回程度であれば最初から手研ぎで行います。最初は#120から始めて最後は#800で仕上げます。

アルミを露出させた個所は腐食の進行を遅らせる為にクリアーを筆で塗っておきます

monkey14そしてクリアーが硬化したら完成となります。大変お待たせしました!

最初の状態も紹介しますね。

monkey手前のダイナモカバーは元々塗装が施されていたようですが、今回のご依頼でオーナー様自ら塗装を剥がされて来られました。

monkey15monkey16 monkey17 黒は派手さは無いですが無骨さがあってやはり格好良いですよね。アルミの鈍く光るシルバーと良く合うと思います。

monkey19 結晶目を近くで見るとこんな感じになっています。メンテナンスは濡れたウェス(タオル)で拭くか、または普通に水洗いで大丈夫です。

それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ホンダモンキークラッチカバー結晶塗装 本塗り

monkey3 こちらも大変お待たせしました!ホンダモンキーのクラッチカバーとダイナモカバーは少し前から作業を始めておりまして、無事本塗りまで完了しておりますのでご安心下さいませ。

まずは素地調整としてサンドブラストをクラッチカバー全体に掛けます。

monkey4 こちらのダイナモカバーは元々塗装がされていたので腐食はしていないのですが、文字の隙間などに旧塗膜が若干残っているのでこちらも一緒にサンドブラストを行う事にしました。剥がれかかった塗膜が残っていると厄介ですからね。

monkey5 と言う訳でサンドブラスト作業完了です。

monkey6 その後「リン酸処理→洗浄→マスキング」といった作業を行います。手前のダイナモカバーは一部に傷があったのでサンダーで削っておきました。

monkey7 プライマーを薄く2コート塗布します。

monkey8 続けて結晶塗装の黒を塗り、140℃~170℃くらいの熱を掛けて硬化させます。

monkey9 結晶塗装の縮れ目は塗膜が硬化していく過程で発生し、また塗料自体もメラミン系なので1液性ですが熱を掛ける事によって硬化反応を起こします。

通常自動車補修で使う塗料は2液ウレタン系の塗料は塗料を作成してからのポットライフ(可使時間)が決まっていますが、結晶塗料のような熱硬化型の塗料はスプレーガンに入れっぱなしでも大丈夫です。

メリットデメリットはそれぞれあるので一概にどちらが良いとは言えなく、どちらも無ければ困るといった感じですかね。この辺は水性塗料も然りだと思います。

monkey11クラッチカバーにある小さな凸文字は、やはりと言うか結晶塗装の凸凹に埋まり気味なので、これを研磨して光らせるのは難しい模様です(なので今回は行わない事になっております)。

monkey10こちらのダイナモカバーは「HONDA」の文字と、右側にある4本のフィンラインを(当初3本と間違えておりました!失礼しました)削って光らせ、最後のクリアーを筆で塗っておきます。

ちなみにてっきり「HONDA」の文字部分かと思い込んでおりましたが、恐らくその上下のフィンも一緒に面研をご希望されていたと思いますので、後程改めてメールにてご確認させて頂きますね。こちの作業は来週中に行う予定です。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ホンダモンキークラッチカバー結晶塗装承ってます

monkey 先日到着しておりましたホンダモンキーのクラッチカバーとダイナモカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

monkey1 ご依頼内容は結晶塗装の黒で、こちらのダイナモカバーの「HONDA」の文字と、その右側にある4本のフィンラインを塗装後に面研して鏡面状に光らせます。最後に腐食防止にクリアーを筆で塗っておきますね。

monkey2クラッチカバーの方は当初こちらの小さい文字も面研して光らせたいとの事だったのですが、さすがにこれらは文字が小さく厚みも無いのでここは「塗りっぱなし」とさせて頂いております。

またこちらのクラッチカバーは腐食が出ている箇所もあるので軽めのサンドブラストも承っています。ちなみにダイナモカバーの方は元々シルバーの塗装がされていたので腐食は免れています(塗膜はオーナー様自ら剥がされました)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!