レガシィ内装パーツ塗装 完成

 先日本塗りを終えていた本塗りを終えていたスバルレガシィの内装パーツ4点です。

 外しておいた部品を元の位置に戻します。

 アクリル板は両面テープを貼り直し、埃が残らないようエアーブローをして組み付けます。

 灰皿の枠部分の部品は、フチにビビり音防止の為のフエルトテープが貼ってあった為、同じようにしておきました(ただ恐らく中央にも同じ物が貼ってあったのを剥がされたのでは?と思ったので、後で貼れるようその分を同梱しておきました)。

 そして完成です。大変お待たせしました!

最初の状態も紹介しますね。

右の二つは艶消しの黒が塗装されていて、左の二つは半艶黒が塗装されていました。

 今回は「艶ありの黒」となります。

 灰皿は分解して蓋のみの状態で表面のみ塗装しています。

 「TEMP」の文字が入ったプレートは、イルミネーションランプが透過して光るような構造となっています。綺麗な状態で元の通りに戻せましたのでご安心下さいませ。

 内装部品を艶ありにした場合、「指紋」の跡が気になる事がありますが、それの対策としてはワックスなどが有効です。自動車ボディ(外装)に使っているそれをそのまま使えばOKです。私的には固形タイプより「濡れたままで大丈夫!」みたいな製品を、濡れウエスでで拭くようなのが良いかと思います(乾拭きは傷が付き易く、濡れていれば傷は付き難くなります)。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

レガシィ内装パーツ 本塗り

先日お預りして分解を行っておいた、スバルレガシィの内装パーツ4点です。

#800相当で空研ぎ足付け処理を行い、塗り易いようワニクリップで持ち手に固定しています。

灰皿の蓋は表側のみ塗装するので、裏側はマスキングしてあります。

良く脱脂処理をしてエアーブローをしたら本塗り開始です。

 どれも塗装が施されていますが、フチ~裏側はプラスチック素地の箇所があるので、プラスチックプライマーを塗布しておきます。

 まずはベースコートの黒を塗り、

 クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 灰皿ベースパネルは一部に深い傷が入っていたので、#600→#800で研磨して取り除いておきました。ただ既存の塗膜のエッジが出たのでドライコート気味で塗った為に肌が悪くなった為、塗装後に磨き処理を行っておきます。

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

レガシィ内装パーツ塗装承ってます

 先日到着しておりました、スバルレガシィの内装部品4点です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 ご依頼内容は「艶ありの黒」で、またクリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っております。

傷等はありませんので、各部品とも足付け処理のみ行っての塗装となります。

以前同じ構成で、半艶クリアー仕上げの施工例がありますのでそちらも紹介しますね。

今回はこれが艶々の仕上がりとなります。

早速分解もしました。

エアコンパネルは、裏側のネジを外してカバーパネルを取り外し、

 裏側からドライヤーで温め、両面テープで着いているシールをヘラで押しつけて剥がします。

 両面テープはそのまま再利用するので、糊が着かないシート(クロネコヤマトの伝票台紙)に置いて保管しておきます。

 モニター部分のアクリル板も同じように剥がします。こちらは取り付け時に改めて両面テープを貼り直します。

 灰皿は蓋のみを塗るので、

 各ネジを取り外して分解します。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

レガシィ内装パーツ一式塗装 完成

legacy84 すっかり紹介が遅れてしまいましたが本日無事完成しております。大変お待たせしました!

legacy85 画像だとちょっと判り難いですが色は3コートホワイトパールで、その中でもかなり白味のあるパールです。今回は極力「黄色味」の少ないパールを選んだ感じですかね。

legacy86 左奥の一番小さな部品以外はどれも「梨地」や「ヘアーライン」(溝)などがあって、これらは全て平滑にする為の下地処理を行っています。工程としては「研磨→プラスチックプライマー塗布→2液ウレタンサフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった内容です。

legacy87ただそういった下地処理を行う事で、表面がザラザラしていた物でも自動車ボディ外板のように艶々な仕上がりに出来ます。

時々「その後のメンテナンスは?」と聞かれるのですが、塗膜自体は自動車ボディの補修塗装そのものですのでそれと同じ様に考えて頂ければと思います。ただ室内であれば雨なども気にしなくて良いので特に何もしなくても良いと思います。気になる方はお好みでワックス掛けなどどうぞ(ヌルヌルしないタイプが良いと思いますが・・・)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

レガシィ内装パーツ一式 本塗り

legacy79 大変お待たせしました!レガシィの内装パーツ7点、無事本塗り完了しておりますので御安心下さい。

legacy80 画像ではサフェーサーが研磨された状態で、場所によってはサフェーサーの下から素地が露出している箇所がありますのでスポット的にプラスチックプライマーを塗布してから本塗りを行います。

legacy81 そして本塗り完了です。あっという間な感じがしますが今回御依頼いただいている色は3コートパールなのでベースコートの塗装回数は普段より多いですからその分時間も掛かっています。

また今回御依頼頂いている色はマツダの「CRYSTAL WHITE 」(カラーコード34K)なる色で、4輪車のボディーカラーに採用されている3コートホワイトパールとしては珍しく、カラーベースは原色の白(MIX570)単体での構成となっていて、それ故に隠蔽性が悪く(原色のままだと極めて隠蔽性が悪いのです)、白なのにその下に少し色味を付けた「下色」を塗っています。

legacy82カラーベース(白)の上に塗るパールベース自体にも白の原色が入っていますので(最初の白とはちょっと違った透明感のある白で、塗装屋さんなら判ると思いますがマイクロチタンです。STXのMIX810、DUPONTだとAM3でしたっけ)、3コートパールにしては濁りの無い白になっています。何て表現して良いのか難しいですが、パール(真珠)と言うよりはシルキー(絹)のような感じです。判りますかね・・・。

legacy83こういった入り組んだ部分を塗る場合はスプレーガンの口径が小さい方が塗り易いです。通常使うクリアー用のスプレーガンは口径が1.3ミリですが、今回のターンでは内装小物パーツばかりだったので先日新しく買った口径1.0ミリのガンを使っています。良い感じに仕上がったと思います。

それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。磨き作業も行いますので完成は来週半ばくらいになるかと思います。どうぞもう少々お待ち下さいませ!