レクサスRCFテールランプ 追加塗装 完成

少し前に完成してお納めしていたレクサスRCFの純正テールランプですが、

その後、塗装した4個のテールランプの内の一つ(前期用)が本来装着出来る物(後期用)と違っていたとの事で、改めてそちらの部品と、また見本として先日塗装したテールランプも一緒に送って頂きました。

左側が新たに塗装する「後期型」のテールランプで、右が見本となる塗装済みのテールランプとなります。

そして完成です。今回はお急ぎと言う事もあり、別途有料オプションの納期指定(短縮)で承りました。

今回のように既に施工事例がある物、また下地処理を不要とする作業であれば、納期を短縮する事も可能です(ただしお受付出来る内容はかなり限られておりますし、費用も通常価格の倍以上になってしまう事もありので、出来れば御時間に余裕を持って御依頼頂ければと思います)。

元々塗ってあるスモークは当店で施工している物なので、使っている材料は同じ物(同じ色)ですから、後はそれを混ぜるベースクリアー含有量とコート数で調整を行う事で比較的見本と同じような濃さでの施工が可能です。

逆に他店で塗った物や、元々の素材自体がスモークになっている物に似せるという事はかなり難しい事になる為、基本的には「1台分全て同時に塗装」となる事はどうかご了承くださいませ。

この度も当店をご利用頂きまして誠にありがとう御座いました!

レクサスRCFテールランプ塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたレクサスRCF純正テールランプ一式の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な状態だった物を、

以前施工した同型テールランプの濃さを参考にスモーク塗装を施しました。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

尚、先日完成したレクサスISのテールランプのオーナー様からは、「 実物を見て感動しました! イメージ通りにして頂き本当にありがとうございました。」とのお言葉を頂戴しました。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

レクサスRCFテールランプ 本塗り

先日下準備を行っておいたレクサスRCF純正テールランプ一式です。被塗面を#800~#1300で足付け処理してあります。

良く脱脂清掃し、エアーブローを行って埃を飛ばしたらプラスチックプライマーを塗布して本塗り開始です。

まずはベースコート=スモーク塗装で、以前施工した時の画像を参考にコート数を重ねて濃度を調整します。

希望とするスモークの濃さを100とすると、一回に塗る塗料中のスモーク含有量は20程度にし、それを5回に別けて塗っています。一度に塗るとどうしても濃淡のムラが生じてしまう為ですね。

また塗る人間の癖と言うか塗り方はどうしても同じ様になりがちなので、コート毎にはそれも違うようにしてスプレーが重なり合う箇所を変えるようにしています。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

先日完成したレクサスISのテールランプもそうですが、近年のトヨタ系テールランプは形が複雑な物が多くなった傾向にある気がします。

磨き難い形状だとどうしても予め塗り肌を作っておかなければなりませんから、車体を塗っていた時に比べると同じ塗装でも大分違う塗り方になったと思います。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

レンズ関係透過性塗装 下準備

先日に引き続き、次の透過性塗装のターンで本塗り予定のサイドバイザーやテールランプ等レンズパーツ一式の下準備となります。

シビックのセンターガーニッシュは、左右の角が割れた物を修復済みの状態で、そのままだと不安な部分もあるので、補強しておくようにします。

まずはそのままの状態で研磨してある程度形を整え、

またレンズ裏側の隙間の部分もペーパーを掛けて足付け処理を行っておきます。

使うのは透明なエポキシ接着剤で、

プラスチックプライマー塗布後、それを主に隙間に充填します。

割れている箇所は防水面では全く問題無い箇所なので、とにかくこの後ここがまた折れないようにと補強するような感じです。

その後エポキシ接着剤が硬化したら、

#120→#180→#240→#320→#400→#500→#800→#1300といった感じで研磨して均します。

元々塗られていた接着剤の黄ばみが残ってしまってはいますが、こちらも今回のスモーク塗装である程度目立たなく出来るかと思います。

その他の製品も#800→#1300で研磨したり、ペーパーが入り難い凸凹した箇所は堅めのナイロンブラシとウォッシュコンパウンドを使って足付け処理を行います。

これでようやく本塗り準備が完了で、その前にブース内の壁のビニールを全て貼り換え、新たに埃が吸着する粘着剤の塗布を行っておこうと思います。かなり気をつけてはいるのですがやはり空気が乾燥する時期になって静電気が発生し易くなり、注意はしていても埃の付着が多く感じられる為です。

それでは作業が進行次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

レンズ関係透過性塗装 下準備

先日に引き続き、次の透過性塗装のターンで本塗り予定のサイドバイザーやテールランプ等レンズパーツ一式の下準備となります。

テールランプは電球が装着される周りはパッキンで防水になっていますが、それより外側には雨水や埃が入ってしまうので、使っている内に汚れてしまい、また通常その部分は見えないので清掃が出来ません。

また下手に水を使うとテールランプ内部に水が入ってしまうので、一般的に洗浄は難しい部品かも知れません。

と言う事ですが、塗装する際にはまずその前にしっかり清掃をするのでご安心頂ければと思います。

何種類かのブラシと綿棒、エアーブローが出来る設備があれば、通常作業が難しい箇所でも清掃は可能です。あとはよく水気を取って乾燥させておきます。

テールランプのように反射板が無いタイプ=バイクのスクリーンや今回のようなサイドバイザーの場合、そのままマスキングテープを貼ってしまうと光を透過しなくなり、塗っている時にスモークの濃さが判らなくなってしまうので、反射フィルムや透明なシートを使って養生します。今回はスモーク塗装済みのサイドバイザーをお借りしていますのでそれを参考に出来ますから、反射フィルムは使わず全て透明シートで対応しました。ステッカー等を転写させる際に使う糊が残らない低粘着のアプリケーションシートですね。

水気が飛んだらテールランプもマスキングします。シビックのセンターガーニッシュは左右の角が割れた際の補修歴があるので、そこの補強もしておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!