ロータスブレンボキャリパー塗装 完成

 大変お待たせしました!ロータス用のブレンボブレーキキャリパーの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

 元々新品で黒に塗装済みだったキャリパーですが、いつも下地処理をお願いしているブレーキ屋さん曰く、「純正の塗装は剥がれちゃうから新品でも一旦剥がさないと駄目だよ」との事で、

サンドブラストにて旧塗膜を剥離後、さらにサンディングして表面を均し、プライマーから塗り直しています。

 キャリパー本体はブレンボゴールドの近似色で、bremboのロゴは赤で塗り直しています。

 キャリパー正面のロゴ部分は、素地の梨地(凸凹)が強かったので、ある程度サンディングして平滑にしています。

こちらも判り易い元の画像があるので紹介しますね。

キャリパーによって個体差があるのですが、今回のロータス用は鋳造時に出来る梨地が特に強かったように見受けられます。

 ブレーキキャリパーに関してはサフェーサーによる下地作りを行う場合は殆どありませんが、今回のようにアルミ素地のサンディングだけでもかなり見た目(艶具合)が良くなっているのが判ると思います。

車体に固定する箇所にもプライマーと艶消し黒の塗装を施してあるので、腐食&固着防止に出来ていると思います。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ロータス用ブレンボキャリパー 本塗り

ブレンボブレーキキャリパー塗装承ってます

先日お預りしておりましたロータス用のブレンボブレーキキャリパーです。

 その後いつものブレーキ屋さんに送り、サンドブラスト処理→洗浄→マスキングまでを行って頂きました。

ちなみにですが、ブレーキ屋さんはこれを見て「ロータス用だね。普通よりちょっとちいさいんだよ」と直ぐに判っていました。

 平面はダブルアクションサンダーで、窪んだ個所は手掛けで軽くサンディングを行います。

 脱脂清掃後、ブース内にセットします。今回は固定位置上、横向きとなりました。

 まずは全体にプライマーを塗布します。

 その後、塗膜を着けたく無い個所にベースコートの黒を薄膜で塗装し、マスキングをします。車体に固定する個所ですね。

 その後F50ゴールドカラーのベースコートを塗布し、テープフリーな状態になったらbremboロゴのマスキングシートを貼り付けます。

 ロゴのサイズは元の通り68ミリで、色は赤で承っています。

 ロゴ入れが完了し、再びブースにセットして、

 最後にクリアーを塗って本塗り完了です。

 画像だとちょっと白っぽい感じがしますが、実際はもっとコントラストの効いたゴールドになっています。

この後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を完全硬化させ、数日寝かしたら完成となります。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

ブレンボブレーキキャリパー塗装承ってます

先日到着しておりましたブレンボブレーキキャリパーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容としては、現在フロントに装着している「F50ブレンボキャリパーのゴールドと同じような色で」と言う事で、以前施工した時の画像がありますのでそちらの記事を紹介させて頂きますね。

F50ブレンボキャリパー塗装 完成

この塗色については配合データを作製していますので、これと同じ色で再現が可能です。

ロゴは現状白ですがこちらを「赤」で、またサイズは既存と同じ68ミリで塗装し直します。

部品は新品の状態ですが、既存の塗膜はクリアーだけが剥がれる「層間剥離」を起こす可能性が高いので、いつも通り塗膜を剥がしてからの再塗装とします。層間剝離の事例が判り易い記事がありますのでそちらも紹介をさせて頂きますね。

ブレンボキャリパー塗装承ってます

またサンドブラスト処理の作業についてはいつものブレーキ屋さんへの委託で、そちらも内容が判り易い記事がありますので以下に紹介をさせて頂きます。

ブレーキキャリパーの下地処理

今回採用するゴールドはこちらのブレーキ屋さんから御依頼頂いた時に作成した色で、ゴールドの御依頼は多く、毎回色を作るのが面倒になったのでデータ化して作業時間を短縮しようと思ってデータ化していました。色見本は作っていなかったので、今回序でにそちらも作成しておこうと思います。尚ブレンボの赤についてはこのような感じで配合データと色見本を残しています。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!