インプレッサWRXフロントグリル&牽引フック 本塗り

imp73 先日下地処理を終えていた牽引フックです。一緒にご依頼頂いているフォググリルとサイドカバーは先日スバル純正色のクリスタルブラックシリカ(カラーコード:D4S)で本塗りを終えていて、こちらはキャンディーレッドなのでインプレッサのテールランプと一緒に本塗りを行いました。

imp74 フロントグリルは元々グレーメタリックが塗装されています。クリアーは塗っておらず、非常にチヂレ易い状態です(と言うかかなりチヂレました・・・)。

imp75思った以上に新車塗膜のチヂレがひどかったのですが、色々対処法はありますので無事ベースコートの塗布が完了です。赤い彗星仕様か何かで、トヨタにこんな色のボディカラーがあったような気が・・・(オーリスでしたっけ)。

imp76 ちなみにこちらの色は、マツダ純正色のソウルレッドプレミアムメタリックのベースカラーです。

imp78 そして別件でご依頼頂いているGRB/GH系のテールランプと合流し、先ほどのベースカラーの上にキャンディーレッド(これもベースコート)を塗布し、クリアーを塗って本塗り完了です。

imp773コートのキャンディーカラーで、通常の2コート塗装では感じれない色味になっています。

imp79 同じく牽引フックも本塗り完了です。

imp80今回の固定方法は棒の横にシャコ万力を固定していて、あれの重みでこの牽引フックが地面と水平になるようにしています。S字フックでぶら下げただけでも塗る事は出来ますが、ちょっとの手間と工夫で綺麗に仕上がるならその方が良いですからね。同じ材料を使ってもこういう事で差が出て来るのが塗装の面白い所でもあります。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。グリルは組み付けもあるので少し長めに寝かせるかも知れません。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

色々下準備中

imp58 先日サフェーサーを塗布しておいたインプレッサWRXの鉄製牽引フックです。梨地だった表面をかなり削っているので、サフェーサーでラインを整えておきます。

imp59空研ぎ#323~水研ぎ#800で研ぎ作業を完了です。

smoke6その他テールランプ関係もマスキング~足付け処理も完了しています。

以前までは一旦二階の部品保管部屋に運んでいたのですが、少し前に導入した乾燥機が保管庫の代わりにもなってくれるので、本塗りまではここに仕舞っておくようにしています。

factory51各パーツを本塗りする前に塗装ブース内の床をスチームで洗浄していたのですが、ちょっと調子に乗って床の塗装を大分剥がしてしまいました。

実は前から気になっていたのですが、当工場の床の塗装は下地が余り(と言うかかなり)良い状態では無いのです。

factory52この工場では元々自動車プラスチックパーツを製造していたらしく、来た当初は床にかなりの油が残っていて、灯油を使って掃除はしていたのですが、どうやらコンクリートに油が染込んでしまっているようなのです。

本当は床を塗る前にサンダーでコンクリートの表面を削らなければ駄目だったと思うのですが、既に仕事も溜まっていたので余り時間が無かったんですよね。また当初は排水溝も設置していなかったのでスチームも使えなかったのです。

factory53試しにダブルアクションサンダーを掛けてみたところ一瞬表面は親水性にはなるのですが、やはり油分が中まで浸透しているらしく、この後水を流すと最初と同じ様に水を弾くような感じでした。ちゃんとやるならしっかり削らないと駄目っぽいですね。うーん、まあこれもいつか・・・。

imp60という訳で、インプレッサWRXの牽引フックとフロントグリルはキャンディーレッドなので、こちらは時間差でインプレッサGRBのテールランプのレッド塗装と一緒に行なう予定です。

オデッセイのメッキフォググリルは裏に貼ってあった両面テープを綺麗に除去しておきましたので、この後はメッキ素地の下地処理の作業を行う予定です。

peugeot7またプジョーのステアリングスポークカバーは先日メッキを剥がすところまで完了しておりまして、こちらは社外記の方で作業を紹介しています。この後は凹み文字部分を削ってパテでラインを整え、オデッセイのフォググリルと一緒にサフェーサーを塗布出来るようにしたいと思っています。

ferrari6フェラーリDino(実際にはフェラーリと呼んでは駄目なんですよね)の調色作業については纏まった時間で一気に作業をしたいので、現在進行中の案件の本塗りが完了してからと思っております。お待たせして申し訳御座いませんが何卒御理解の程宜しく御願い致します。

尚こちらは当初2コート塗装として「ベースコート」の塗料を作る予定でしたが、その後1コートソリッド用の塗料で作成する事となりました。製品名で言うとSTANDOX VOC2Kエナメルで、これはクリアーに直接顔料が入ったような塗料です。クリアーと同様硬化剤を50%入れて使います。

それでは諸々作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

インプレッサ 牽引フック サフェ入れ

imp48 インプレッサのフロントグリルやフォグカバーなどと一緒にご依頼を頂いている前後の牽引フックです。大掛かりな下地処理が必要なのはこちらだけなので先に作業を行っておきました。

ちなみに当初はサンドブラストを予定していたのですが、どうやら鋳込み時の梨地がそのまま残っていて、このまま艶々のキャンディーレッドに仕上がっても果たして美しいのかどうか・・・と言う事で作業内容を変更する事にしました。

imp49サンダーで削って見ると梨地だけでは無く面自体が平らで無いのが判ります。

また塗料がしっかりと食いついていませんが、これの理由としてはプライマーが塗っていない事と、これはむしろ幸いだったのですがこの製品にはしっかりと亜鉛メッキが施されていました。

塗装工程においては亜鉛メッキも密着性の点において邪魔になってしまう事もあるのですが、これは本当に良かったです。

imp50 内側の曲面はサンダー系が使えないのでリューターで削ります。

ただし一方向の傷だとプライマーも密着しませんので(シングルサンダーも然りです)、その後縦・斜めに傷を付けておきます。

imp51 アルミと違って鉄なのでダブルアクションサンダー(#80)だけでは刃が立たず、結局ベルトサンダーからの作業となりました。ただ手作業とは違って全然スピードは違いますし、何よりこういった作業は結構楽しいです(笑)。

imp52少し塗料が残っているように見えますがあれが亜鉛メッキ層です。足付け処理がされていれば残ったままプライマーを塗っても全く問題ありません。

ただしポリエステル系(パテ)の場合は注意が必要で、時々板金屋さんが「どうもこのパテはエッジの付きが甘いな・・・」なんて事がありますが、それはパテのせいでは無く亜鉛メッキが原因の場合が多いです。エッジだけでは無くその中も食いついていないので後でブリスターが出たりしますから注意が必要です。

imp53 そして最初にプライマーを塗ります。

世間一般的にはプライマーを塗らずいきなりサフェーサーを塗るケースが多いようですが、亜鉛メッキと同等の防錆効果を期待したい場合はプライマーの塗装も必須です。国産は判りませんが、外資系の塗料マニュアルにはちゃんとそう記されています。

自動車の板金塗装はディーラーの内製工場でも社内外注の下請け作業だと時間優先になりがちで、私の知っている限りではわざわざプライマーを塗ったりはしている塗装屋さんは居なく、また徒弟制度が強く残る業界なので上司(親方)がやっていない事を勝手にやったりするのもタブーですから、中々難しいかも知れません。良かれと思ってやっている事が会社にとって良い事かは別ですからね。

imp54そして最後は2液のウレタンサフェーサーをタップリ塗って完了です。サフェーサー(実際はプライマーサフェーサー)は防錆と言うよりかは防水の役割が大きいです。

塗膜には目に見えないような小さな穴「気孔」があって、クリアーなどの上塗り塗料はこれが結構スカスカです。エポキシ系の樹脂はこれが非常に優秀なのですが、樹脂の特性上「耐侯性が弱い」と言う弱点があるので基本的に下地にしか使えません。ドライカーボンが紫外線でボロボロになるのは繊維だけでは無くエポキシ接着剤との組み合わせで構成されている為ですね。

塗料は「下塗り」「中塗り」「上塗り」それぞれに特徴があって、それらを上手く組み合わせる事によって強固な塗膜を形成する事が出来ます。鉄の塊である車が屋外に放置されていれも簡単に錆が出ないのはそういう事で、自動車補修が「高機能塗装」と呼ばれるのはそういう所以があるからです(と言っても前記したようにちゃんと使わなければ意味が無いのですが)。

それでは作業進行しましたらまた紹介しますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

インプレッサフロントグリル等外装パーツ塗装承ってます

imp42 先日到着しておりましたインプレッサWRXのフロントグリル、フォグカバー、サイドカバー、前後牽引フックです。こちらは以前ミラーカバーをキャンディーレッドで塗装をご依頼頂いた方ですね。この度もご贔屓頂き誠に有難う御座います!

imp43 ご依頼内容としては今回は2色の構成で、これらのカバーパネルはスバル純正色のクリスタルブラックシリカ(カラーコード:D4S)で、その他フロントグリルの枠と牽引フックは前回ミラーカバーに塗ったキャンディーレッドとなります。

ちなみにこれらのパーツは結構前ですが半艶黒に塗った案件があります。こちらの施工例のページで紹介していますので宜しければどうぞ。

imp44 フロントグリルも色々とお悩み頂きまして、今回は枠の部分のみキャンディーレッドとなりました。

imp45 早速分解しました。塗るのは手前の枠の部品のみとなります。

ちなみにキャンディーレッドはマツダの新型ロードスターにも採用されている「ソウルレッドプレミアムメタリック」の変則的な色で、最初に塗るベースカラー自体は配合データそのままなのですが、その上に塗っている透過性のレッドを、いつも当店でテールランプなどに塗っているキャンディ-レッドを使います。

imp46 牽引フックは塗装が余り良く無い状態なので一旦サンドブラストで全部剥がしてからの塗りなおしとなります。

imp47こちらも既に分解しておきました。

今回は色の配色で色々とご相談を頂いたのでちょっと紹介しますと、色は「メイン」「サブ」「アクセント」の配色の比率が重要で、これらのバランスが悪いとどうしてもチグハグとしてしまいます。

今回はメインカラーが車体色の白になり、サブカラーは黒系、そしてアクセントカラーがレッドとなります。なので赤の面積が増え過ぎると混沌としてしまうので、敢えてカバーパネル類は黒系が良いのでは、と思った次第です。

配色の面積比率については、インテリア関係だとこちら、キャラクター物などはこちらのサイトが判り易いかと思います。宜しければご参考にどうぞ。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度もご贔屓頂き誠に有難う御座います!

牽引フック&バッテリーステー塗装 完成

hook41   こちらも大変お待たせしました!牽引フックとバッテリーステー一式の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介させて頂きますね。

hook 元々は新品の塗装済み品だったのですが、恐らくプライマーが塗っていないだろうという事で一旦全部剥がして下地からやり直しました。こうやって見ると塗膜が異様に厚くてデロデロになっているのが判ると思います。

hook33牽引フックの土台部分(黒い部品)は、見た目は最初と変わりませんが、やはりこちらも既存の塗膜は一旦全部剥がしての重防錆仕様となっています。

hook37牽引フックは恐らくボディ同色で、ランサーエボリューション9MR の純正色「ミディアムパープリッシュグレーマイカ」(カラーコード:A39)となります。クリアーはクリスタルクリアーを使用しています。

hook5バッテリーステーは元々ブルーのアルマイト仕上げ、こちらも土台部分も含めてサンドブラストを掛け下地からやり直しています。

hook42 こちらは一旦シルバーで仕上がっていたのですが、予定していたよりもシルバーが明るくなってしまったのでその後上にスモークを施してグレーっぽく落ち着かせてあります。

hook43牽引フック本体以外は全て半艶のクリアー仕上げで、どれも派手さはありませんから、これらをわざわざ塗り直したとは判らないと思います。まあオーナー様的にはそこが狙いなのだと思いますが。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!