BMW R1200RT パニアケース等 塗装承ってます

bmw402 先日到着しておりましたBMW R1200RTのパニアケースとカウルトップ、そしてミラーカバーです。
実はこちらは少し前にミラーカバー左右の塗装をご依頼頂いたオーナー様で、どうやらぎっくり腰が完治しないままバイクの整備をしていてバランスを崩してしまったとの事です。うーん、お気持ちはよく判りますが、そんな状態でこの車体を抑えるのはちょっと難しいのではと・・・。何と言葉を掛けて良いのか難しいのですが、この度もご贔屓頂き誠に恐縮です。

bmw403思ったよりも傷は多いのですが、元の下地(塗装)はしっかりしていますし、色もレクサス純正色の「エクシードブルーメタリック」(カラーコード:8U1)の配合データで塗れますから、補修自体は問題ありませんし、新しい物を用意するよりはお安く直せるかと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度も当店をご利用頂き有難う御座います!

BMWパニアケース蓋 塗装承ってます

bmw400先日到着しておりました、BMW R1200RTに取り付け予定の社外品パニアケースの蓋の左右セットとなります。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容としては、パニアケースを上下で分割しているプレスラインの「山」の部分より上をBMW純正色の「ALPINWHITEⅢ」(カラーコード:751←MOTOカラーのコードです)で、下側を既存の樹脂色に近い色味の「艶消しグレー」で承っています。

bmw401ちなみにいつもであれば「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行って平滑にしてから上塗り塗装を行いますが、今回の製品は素地のザラザラが非常に細かいので、まずはまず全体を艶消しグレーで塗装し(勿論2液ウレタンの艶消しクリアー仕上げ)、しっかり完全硬化させた後にプレスラインより上側を今度は「艶有りのアルピンホワイトⅢ」で仕上げます。
下側の艶消しグレーは多少なり素地のザラザラの影響があると思いますが、仕上げ自体が艶消しなので殆ど気にならないレベルかと思います(ただし純正の梨地は比較的粗いのでこれには当て嵌まらないか)。

尚、上の画像を見ていただくと判るように、パニアケース後方についてはプレスラインが存在しませんが、ここは表面のラインからそのままフチまで直線的に通るようにして自然な感じになるようにしておきます。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

BMW Side Cases

bmw66 以前ご依頼頂いた案件で、作業内容と画像を纏めて再編集して紹介しています。画像自体はサーバー上にあるので再度アップロードするような手間は無く、またファイル名から検索出来るので再掲載が非常に楽ですからiTuneのプレイリストを作るような感覚で簡単に「作業例」としてのページが作れるのです。

これの利点としては、同じ様なお問い合わせを頂いた場合にメール文章内にここのリンク先を貼り付けるだけで作業内容の詳細とそれに掛かる費用の案内が出来るのが凄く役に立っています。単純に「12万円くらいです」と言われるよりも、どういった内容でお金が掛かるのかが判れば納得し易いと思いますので。

bmw68 パニアケースの蓋の塗装は結構ご依頼が多いのですが、今回は「ボディのカラーリングと同じように」といった内容で承りました。色もそうですが2トーンカラーリングのデザインも同じように似せます。

toskan2意外に難しいのが「ラインを綺麗に仕上げる」といった事で、フリーハンドを活かしたような仕上りであれば少し曲がったり太くなったりするのも味と感じられると思いますが、当店で行なっている塗装は「新車の状態に」と言った作業が基本となっていますので、ライン一つとっても新車時のライン塗装でまるでロボットが行なっているような仕上りにしたいのです。

toskan1と言う訳で今回使ってみたのが「レーザー墨出し器」なのですが、照射されたレーザーの赤い線が余りにも太くて曖昧だったので却下となりました(苦笑)。

toskan3そして新たに取り寄せたのがこの「トースカン」です。美術工芸などで使う道具ですが、今回はこれを少し改造して使う事にしました。

toskan鉛筆を固定しているステーを取り外し、代わりにマスキングテープ用のケースを取り付けてみました。パニアケースと同一面上にこれを置いてマスキングテープを貼りながら動かせば、もしかして完璧なストレートラインが出せるのでは・・・(昇)、と思った次第です。

bmw92ちょっと順番が違ったかもしれませんが、パニアケースの裏側はこんな感じでマスキングしておきます。段ボールが貼ってあるのは台に乗せた時に養生紙を破らないようにですね。

bmw87パニアケースの表面はザラザラとした「梨地」なのでそのまま塗っても艶のある仕上りにはなりませんから(むしろ大変汚い仕上りになりますので普通はそのまま塗りません)、一旦全体を研磨して下地を作ります。

bmw89下地作業の工程としては「研磨→プラスチックプライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった内容で、上の画像はサフェーサーを研ぐ前にガイドコート(研ぐ為の道しるべ的な)として全体に黒をパラパラと塗ってあります。

bmw91完全硬化したサフェーサーを研ぎます。実はこの辺の作業が塗る以上に大変なので、費用を掛けたくない場合は予め艶々に塗装された新品を用意される事をお勧めします。

bmw94 そして先ほど紹介したトースカン改マスキングテープ台です。ちょっと未来的なデザインに見えてしまうのは気のせいでしょうか(病)。

pania6画像に写っている物は5ミリですがラインを引くのには2ミリのを使っています。ブツ切りマスキングの見切りを綺麗に仕上げる為に普通の和紙タイプのマスキングテープでは無くプラスチック製(ポリプロピレン製)のテープを使っています。

bmw96平らなテーブルの上でトースカンを滑らすようにしてパニアケースを一周させながらラインテープを引いていきます。

bmw97 実は手前のどこかに継ぎ目があるのですが誤差は殆ど無く直線的にラインが引けているのが判ると思います。パニアケースの下には同じ厚みの板を挟んで水平を出しています。

pania2ラインテープの確認(練習)が終わったら貼ったテープを全部剥がし、まずはベースカラーを塗ります。黒い部分はBLACK SAPPHIRE(カラーコード:475)、白いラインはALPINWEISS III(カラーコード:300)となっています。どちらもSTANDOXの配合データがありましたのでそのまま利用すれば調色費は必要ありません。

pania4 そして改めてマスキング開始です。

pania7最初の一本が基本となって、後はそれに沿ってテープを貼っていきます。真ん中のテープは和紙タイプの普通の物で、これは単に「幅」を合わせる為に貼っているだけのガイド用のテープですね。

bmw98 その後白を塗って全てのマスキングを剥がしたらクリアーを塗って本塗り完了です。

bmw101 クリアーが完全硬化したら完成です。【標準コース】でのご依頼ですので磨き処理もしています(【お任せコース】の場合は基本的に磨き処理はしません)。

bmw102 ラインの幅は均一で且つストレートに、塗装屋さんが近くで見てもガタガタしたような部分は感じられなくとてもシャープな見切りに仕上がっていると思います。まあ悪いところは途中で修正していますしね。

bmw-5私的な理想としては「これを手作業で塗ったの?!」と思えるような機械的な仕上りですが、トースカンのお陰でこの時はそれに近い仕上がりに出来たと思います。

ただトースカンの出番はその後まだ一度も来ていない無いと言う事実が(笑)。

BMWパニアケース塗装 完成

bmw233 ちょっと手が話せなくて紹介が遅れてしまいましたが、BMWのパニアケースは本日完成しております。大変お待たせしました!

bmw234色はBMW MOTO純正色のサンダーグレーメタリック(カラーコード:N44)で、以前パニアケースを左右セットで、その後トップケースの塗装も御依頼頂いています。今回理由は判りませんが右側のみ塗装を御依頼頂きました(まあ聞かずとも判りますよね・・・)。

bmw235ちなみにこの型の部品は未塗装品の「梨地」の物がありますが、それを今回のような艶々仕上げにするには「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程が必用で、その分下地処理費用も掛かってしまいますから、もし塗装を検討されているのでしたら今回のように色は違っても「塗装済み品」を用意して頂いてそれを塗るのが宜しいかと存じます。新品では無くても傷が無ければ簡単な下地処理(足付け処理)をして単に塗るだけで済みますので下地処理費は不要です。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。すいませんが明日は休日となりますので発送は月曜日以降となります。この度も当店を御利用頂き有り難う御座いました!

BMWパニアケース蓋 本塗り

bmw230 こちらもお待たせしました!BMWのパニアケース蓋(片側のみ)も無事本塗り完了しておりますので御安心下さいませ。

上の画像は本塗り前の状態で、製品自体は新品ですので傷などはありませんから全体を#800で足付け処理をして本塗り開始です。

bmw231そして本塗り完了です。 画像で見ると色は余り色の変化はありませんが、ご指定頂いたBMW純正色のサンダーグレー・メタリック(カラーコード:N44)で塗ってあります。以前の御依頼と同じ配合データで塗っておりますので反対側やトップケースなどとの色ブレも(恐らく)全く無いと思います。この辺が配合データ調色の良いところで、一度決まった色で塗っておけば後で何かあったとしてもその部品だけの塗装が可能です。ちなみによく「ボディの方が色焼けしてしまって」と言うのは新車時の焼付け塗料の事で、補修で使うアクリルポリウレタンはそう簡単に褪色したりはしませんのでそれは間違いです(ただし塗料の質によって差はありますが)。ちなみにバイクの外装パーツがプラスチックならば焼付け型塗料の筈がありませんからやはり褪色はし難い筈です。ただし大量生産が故に耐候性が弱い塗料を使ってあったりもするので一概に何とも言えませんが・・・。

bmw232ちなみに現在別件で御相談頂いているBMW MOTO(二輪車)の色についてなのですが、配合データが存在せず、念のためSTANDOXに問い合わせた所「メーカーが補修を推奨していないのでデータは公表されていません」との事です。少し前にも同じ様な事例があって、今後はBMWも国産車同様配合データが少なくなって行くと思われます。そういう所が好きだったのでちょっと残念と言うか、うちもこういうのを見習わないといけないのかも知れませんね(苦笑)。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きます。恐らく週末辺りには発送可能予定です。もう少々お待ち下さいませ!