大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたヤマハTMAXの純正テールランプ(内部加工済み品)の塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたヤマハTMAXの純正テールランプ(内部加工済み品)の塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
先日下準備を行っておいたヤマハTMAX560の純正テールランプです。
安定して塗れるよう、芯棒の他に真鍮の棒を筋交いとして固定しています。
よく脱脂清掃し、エアーブローを行って埃を飛ばしたらプラスチックプライマーを塗布します。
続けて含有量を少なくしたスモークのベースコートを塗り重ねていきます。
今回は奥にあるカワサキZ H2のスクリーンパネルと一緒に本塗りを行っています。
濃度は「極薄めと薄目の間位」で、スモークのベースコートを4コート程で終わらせたら、
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
H2のスクリーンは擦りガラス調になった箇所を塗り分けるようご指定を頂いている為、先日マスキングシートを作成しています
既存のザラザラは塗装する上で不要な為、#600→#800の水研ぎでこれを除去し、#1500でペーパー目を均しておきます。
その後よく清掃し、裏側をマスキングします。ここで通常の養生紙やマスキングテープを使うと光の透過を妨げてしってスモークの濃さが判らなくなってしまう為、透明な粘着シートを使ってマスキングを行います。
ヤマハTMAXのテールランプは裏側がガタガタとして養生し難い為、幅の広い150mmマスキングテープを使って一気に覆います。
その後は被塗面を当たりの柔らかい(ペーパー傷が深く入らない)布状研磨副資材#800~#1300(アシレックスレモン~オレンジ)を使って足付け処理を行います。フチまでしっかりとですね。
他にも透過性の塗装でご依頼頂いている案件はあるのですが、H2のスクリーンは二回に分けての塗装が必要な為、先にこちらを塗りたいと思い先行する事にしました。 ただ単品だと採算を合わすのが難しい為、せめてという事でTMAXを一緒に塗るようにしています。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせていただきます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!