メモリアルスタンド塗装 完成

shelf15 こちらもお待たせしました!木目柄だったメモリアルスタンド(現代風の仏壇?)は艶々のホワイトパールで完成となります。見比べられるように最初の画像も紹介しますね。

shellf届いた時はこんな感じでした。勿論そのまま塗れる訳は無く(木目が残ってます)、「研磨→2液サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程を行って下地を平滑にしてから塗っています。

shelf17【お任せ仕上げコース】なので磨き処理はしていませんが(所謂塗りっぱなしです)、全体的に艶々に仕上がっていますし、ゴミも凄く付いているという訳ではありませんので問題無いかと思います。

shelf16 ちょっと塗り過ぎ感がありますが(車のボディだったらこういうのは駄目です)、とにかく艶々なるよう塗り込んでいます。取っ手が良いアクセントになってますよね。

shelf18元々の造形ラインが凝っている為か、色が付くと随分とお洒落な雰囲気に変わりましたよね。これなら真っ白に統一した部屋にもよく似合うと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有り難う御座いました!

メモリアルスタンド 本塗り

shelf7 こちらもお待たせしております。木製のメモリアルスタンドは無事本塗り完了しておりますので御安心くださいませ。

上の画像は先日塗ったサフェーサーを研いでいるところで、こういった平面的な物を削る場合はエアーツール(ダブルアクションサンダー)を使うと便利です。逆にこういった工具が使えないイビツな形の物では全て手作業で行わなければいけないのでそうなるとどうしても費用が上がってしまいます。要は上手く使い分けることですかね。

shelf8 ちなみに継ぎ目の部分などサフェーサーでは埋まりきらなかった箇所もあったのでそこはスポットパテ(ラッカーパテ)を塗って当て板を使って水研ぎしています。

shelf9 そしてこんな感じで本塗り準備完了です。先端上部の濃いグレーになっているところは素地の木が出たところで、ここはラッカーサフェーサーを使ってシールしています。ラッカーサフェは滅多に使う物ではありませんがこういった木工製品なら手軽に使えて便利なので一応缶スプレーは持っていたりします(防錆としては弱いので使えません)。

shelf10 そしてベースコートの塗布です。今回は3コートホワイトパールで御依頼頂いていますのでまずはこのソリッドカラーの白を塗布し、この上にほぼ透明なパールの膜を被せ最後にクリアーをコートします。「白ベース→白パール→クリアー」=3コートパールと言う訳ですね。

shelf14パールを塗ったらクリアーを塗って本塗り完了です。画像だとパール感は判りませんが実物を見ると単なる白とは違うのが判ると思います。

shelf11 素地の木目は平滑に仕上げておいたのでツルンとした綺麗な塗膜に出来ていると思います。

shelf12 こちらは引き出しの扉で、当初マスキングでの塗装を予定していましたが裏を見たら木ネジで固定されているだけだったので外して単体で塗っています。同じくサフェーサーで下地を作っているので木目は綺麗に消えています。

shelf13引き出し取っ手のノブも忘れずに塗っていますので御安心ください。こちらも同じくサフェーサーで下地を作ってから塗っていますので、何も知らないままこれだけを見るとまさか木で出来ているとは思わないと思います。見た目だけならベンツのボディと同じですからね(いや、使っている塗料がベンツ認定と言うだけの事ですが)。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。重い物なので発送までには少し寝かす時間を頂きたいですので完成は来週末辺りになるかと思います。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

メモリアルスタンド 下準備

shelf3 こちらもサフェーサーの塗装が必要なので他の依頼品と一緒に作業しています。サフェーサーを塗る必要性としては木目素地の表面を平滑にする事ですが、よく見るとこんな感じで変な仕上がりのところもあるのでそちらも修正しておきます。

shelf4 全体的に#240のダブルアクションサンダーを掛けたらサフェ塗り準備完了です。元々ウレタンクリアーが塗ってあるので余り削り過ぎて突板の素地を露出すると面倒ですので(気孔が沢山出てきてしまいます)、サンディングは表面を軽く足付け程度に留めます。ちなみにメーカーの人曰く「軽く削ってから塗ったら良いですよ」的な事を仰っていたようですがそのまま塗る塗装はは普通いませんし、軽く削ってそのまま上塗り出来るような代物ではありませんので。

shelf5 画像はサフェーサーを3コート程塗った状態で、表面に筋が出ているのは木目の溝です。サフェーサーではなく直接上塗りしていたら当然こんな感じで仕上がりますので一体どうなっていたのか・・・と言うのは判りますよね。元々は木目柄なので目立ちませんでしたが色を塗るとこういうのが極端に目立つのです。こういった事を御依頼前に説明しても上手く伝えるのは中々難しいのですが(しかもメーカーの人が軽く言ってしまってますので)、せめて御依頼後に内容がお伝え出来ればと思ってこの日記があったりします。誰だって納得出来ない事にお金は払いたく無いですよね。

shelf6という事でサフェーサーの塗布が完了です。厚めに7コートくらい塗っておきました(殆ど削ってしまいますが)。

サフェの表面に付いている黒いのはガイドコートで(うっかり撮影の前に塗ってしまって途中で止めたので中途半端です)、この後に行うサンディングで研ぎ忘れの防止の為のものですね。研ぎ終わった後に黒い箇所があればそこにまだ木目の溝が残っている、と言うように確認する事が出来ます。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!

メモリアルスタンド 塗装承ってます

shellf 先日無事到着しておりました木製のメモリアルスタンドです。現代風の仏壇?みたいな感じで、真っ白で統一しているお部屋にこの木目がどうしても浮いてしまうとの事で今回は白系ホワイトパールで御依頼頂きました。この度は有り難う御座います!

ちなみに背面にはガラスパネルがスライドで差し込まれるようでして、そちらは外した状態で送って頂きました。塗るのは木目柄になっている部分全てで、裏は色が飛ぶ程度、底面は塗らない仕様となっています。引き出しの取ってと、開いた時に見える前面パネル側面も同じく白く塗ります。

shellf1 木製品の塗装でネックとなるのはやはり下地でして、ただ今回は幸いにして既にウレタン塗装が施されていますので基本的には「塗るだけ」でも大丈夫です。ただしよく見るとやはり木目の凸凹はあるのでこのまま塗ってもこれがそのまま出てしまいますから(むしろ表面張力で余計に目立ちます)、一旦サフェーサーを充填して平滑な下地を作る事で御了承頂きました。

shellf2仕上げについては「艶有りのホワイトパール」で御指定頂いておりまして、今回はホンダのプレミアムホワイトパール(カラーコードNH-624P)で承っております。あれ、これって最近塗ったような記憶が・・・と思ったら、超偶然ですが先日塗ったドルフィンアンテナと同じ色でした。一緒に塗れていれば・・・。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有り難う御座います!