cerveloアルミフレーム プライマー塗布

cervelo4GW期間中は業者さんからの大物依頼品を集中して行っておりまして、こちらで紹介している案件はちょっと進行が遅れておりますが何卒ご理解の程よろしく御願い致します。

という事ですがその業者さんからの案件でプライマーを塗る作業があったのでそれに合わせてサーベロのアルミフレームも作業を進行しています。まずは細かい箇所に残った旧塗膜をサンドブラストで除去します。

cervelo1 そして綺麗に洗浄したら台にセットしてプライマー塗装の準備をします。

cervelo2 チューブ同士を繋いでいる箇所は溶接のビードが形成されているので、サンダーでこういった箇所の塗装を剥がそうとすると折角の形が崩れてしまいますから(そこだけ平らになったら変ですよ)、サンドブラストでの剥離はこういった事に有効です。ただし当店にあるブラストは専門の業者さんが使うような直圧式では無いので、ある程度の塗膜は溶剤に浸け置きして剥がしてからこれを行っています。ちなみに場合によってはそのままブラスト専門店に御願いしてしまう事もあります。主に腐食が酷い場合ですね。

cervelo3そしてプライマーの塗布が完了です。この後フレームは移動し、業者さんから御依頼頂いている医療機器の外装部品一式を本塗りしました。部品数はかなり多く、それらは塗装ブースを埋め尽くす程の量ですが、今回は工場に出入りしている友人に下地作業を手伝って貰ったのでいつもよりは楽に作業が出来ましたかね。ただ代わりにその友人はその後廃人になってしまいましたが・・・(今回は腰では無く背中を痛めたようです。これは私も経験があって、ひどいと普通に歩けなくなる程になるんですよね。復活してくれれば良いのですが・・・)。

フレームは連休明けには本塗りが出来る予定です。テールランプ関係も連休明けにもう1セット届く筈なのでそれが揃い次第現在お預かりしている品々は本塗りを行う予定です。もう少々お待ち下さいませ!

BMWエンブレム等塗装承ってます

bmw83先日到着しましたBMWM6のボンネットエンブレムとリヤスポイラーの牽引フック部の蓋です。こちらは以前BMWバイクのパニアケース蓋を塗装後依頼頂いた方ですね。この度もご贔屓頂きありがとうございます!

bmw84ただしこのボンネットエンブレム、画像のように大変な事になっています・・・。普通これを直そうと思う方は居ないと思いますが(オーナーも塗装屋も)、19年乗り続けている車体(!)と言うことで、普通には無い思い入れがあるのかと思います。それにしても同じ塗装屋さんがこれを見ていったいどうやって直すんだと思うかも知れませんね。実際私もどうしようかと思ったのですが(苦笑)、一応やれるだけの事はやってみようと思います。

bmw85リヤスポイラーの牽引フック部の蓋については、現状新品との事ですが、塗られているサフェーサーがちょっとマズイ状態で、このまま普通に塗れそうにはありませんから全体的に今一度下地処理をした上での塗装とします。色が白であれば多少の粗は目立ちませんが、今回こちらを塗る色はシルバーでその場合は素地の粗さが非常に目立ってしまうので下地はちゃんとやっておく必要があります。

ネックなのはやはりエンブレムですが、一応作業工程は考えていますので何とか上手いことやり遂げてみたいと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!