先日到着しておりましたアウディR8の純正リアエンブレムです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!
今回の御依頼は艶あり黒の部分を艶消しの黒系で、赤い部分を艶ありのブルーメタリックへの塗装で承っています。難易度の高い、それぞれ艶を変えた組合わせでの塗装ですね。
裏側には両面テープが貼ってあり、今回はサフェ―サーの塗布&研ぎ作業は行わないので、こちらはそのまま活かす事にします。
塗装後は元の剥離紙に、元の位置に合わせて元に戻すようにします。
赤く四角い部分は、オーナー様の車体に装着されているキャリパーと同色にと言う事で、こちらのBMW MINIのレーザーブルーメタリック(カラーコード:A59)への塗装で承りました。以前キャリパーを塗られていた時の画像があって、それと全く同じ見本帳が当店にもあったのです。尚このブルーは「艶あり仕上げ」となります。
そして文字の艶あり黒の部分なのですが、オーナー様からは「マットブラック(もしくは高畑さんおススメのダークグレーメタリックなど)」と伺っておりまして、色々と見比べては見た結果、「つや消し黒」そのままが良いと判断しました。今回の場合ですとメタリックやパールが入っているよりも、ソリッドの黒そのままの方がブルーメタリックと相まって全体が引き締まると思った次第です。
作業工程としては、「四角とR」のパーツを一旦艶ありのブルーメタリックに塗装し、その後赤い部分をマスキング→その他の部分を足付け処理して艶消し黒に塗る、といった内容を想定しています。塗り分けのマスキングは、細かくカットしたテープを何枚も貼り重ねるとそこで段差(隙間)が出来てしまいますので、元々貼ってあるシールと同様、1枚物(実際には2枚構成)にしたマスキングシートの使用(作成)が肝になるかと思っています。似たような事としては、以前施工したインプレッサのボンネットダクトカバーの塗装が参考になるかも知れません。宜しければご参照くださいませ。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!