先日サーフェサーを塗っておいたスズキスイフト用FRP製フォグランプアタッチメントです。その後50℃60分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。
その後柔らかいパッドで#320→#400で全体を粗研ぎします。
再び全体にベースコートの黒をパラパラと塗ってガイドコートとし、
次は#600→#800の水研ぎ細かいライン出しとペーパー傷の目消しを行います。ガイドコートを塗るのは研ぎながらラインの確認が出来る事と、巣穴やペーパー傷の取りこぼしを無くす為ですね。
最後は当たりの柔らかい布状研磨副資材と#1500の水研ぎでペーパー目を均し、足付け処理を行います。
その後はよく脱脂清掃し、台にセットしたら本塗り準備完了です。
最終脱脂を行ったら勢いよくエアーブローを行い、タッククロス併用してそれでも飛んでいかないゴミをしっかり除去しておきます。
比較的大きい物ですが、片手で持って塗れるよう、いつものように芯棒に固定しての本塗りとしています。
台に固定した状態と手で持って塗るのとでは明らかに作業の楽さが違うので(ホースの取り回しも気にしなくて良いので)、出来る限りこの方法で塗るようにしています。
車体を塗っていた時は、こういった小物部品はあくまでも「おまけ」といった感覚でしたが、小物メインになった今では出来る限り良い仕上がりになるよう色々考えて作業をするようになりました。
塗った後車体に装着される場合と違い、塗り上がった製品はそれ単体で見られてしまうので、細部までしっかりと仕上げるようにも心掛けるようになりました(塗装屋さんなら判ると思いますがこれが結構大変です・・・)。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
色はソリッドカラーの黒(パールでもメタリックでも無い黒)で、STANDOX原色の黒=MIX571そのままとなります。
この後は一晩自然乾燥させ、後日50℃60分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!