先日サーフェサーを塗っておいたスカイラインGT-R RB26エンジン用タイミングベルトカバーです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。
このパーツは元々全体が凸凹としているので適当な研ぎ作業ではその粗がそのまま残ってしまいますから、当て板を使って全体を研ぎ直す必要があります。
文字周りは通常の当て板(市販品)では使えないので、アクリル片を使って研ぎつけます。
アクリル片は厚みが1mm、1.5mm、2mm、3mmがあるので、それぞれの部位によって使い分けます。最初に#800でラインを出し、#1500でペーパー目を均します。
その他の平面は#600でライン出し、#800でペーパー目を消します。
最後に#1500の水研ぎと布状研磨副資材を使ってペーパー目の均しと細部の足付け処理を行ったら研ぎ作業が完了です。
次はいよいよ調色作業です。今回は測色機(アクワイヤー)を使ってみようと思います。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!