ベンツSクラス ミラーカバー塗装 完成

benz229大変お待たせしました!メルセデスベンツ純正のミラーカバー塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

benz220最初の画像を・・・と思ったのですが、当初の物とは途中で変更となっておりましたので、塗装前の下地処理作業中の画像を紹介しますね。元々ホワイトパールに塗装済みの製品でした。

 

benz235ご依頼内容は「艶ありの黒」ですので、今回は配合データは使用せずSTANDOX原色の黒(MIX571)そのままを使用しました。

benz231クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」仕様となっております。

benz230今回は【お任せ仕上げコース】となっていますので磨き処理はしていません。クリアーを塗って熱を掛けてそのままの状態となります。

benz232磨き処理はしなくてもこれくらいの艶にはなりますので、マスキング作業や塗り分け等の必要が無い「単色べた塗り」の場合は【お任せ仕上げコース】に、クリアーを高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更がお勧めです。

それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。この度も当店をご贔屓頂き有難うございました!

スマートキーカバー ボタン部パテ処理

key70 トヨタランドクルーザー用のスマートキーカバーのボタン部分です。先日ABS板を切り出してボタンに両面テープで貼り付け、大よその形に仕上げたので一旦剥がして再度接着します。

key71 接着面をペーパーで足付けし、よく脱脂をしたらプラスチックプライマーを塗って構造用エポキシ接着剤(3Mオフホワイト)で固定します。

key72 一日置いてしっかり硬化させたらリモコンカバーに装着してみます。

こうやって見ても悪くは無いのですが、カバーパネルは緩やかに湾曲していて、ボタンが黒ならばそんなに違和感が無いのですが、今回はカバーとボタンが同じ色(車体色のホワイトパール)となるので多分このままだと変になる筈です。

key73 と言う訳でボタンにも曲面をつけるべくパテで形を整えます。パテはとても柔軟性のあるタイプのポリエステルパテです。

key74 まずはボタン単体で粗研ぎをし、その後実際に装着して面出しを行います。

一番上は良い感じですが、真ん中と下がまだ足りなかったです。

key75 さらに同じようにポリパテを塗布します。

key76同じように実際にカバーに取り付けて、そのままの状態で#320→#400と研ぎ出します。大分ツライチに出来たと思います。

尚、この後このカバーに挿す鍵が届く予定ですので、一応それを入れた状態でどうなるのか具合も見てからサフェを塗ろうと思います。

その他の作業としては、ボタンに入れるロゴマークのテスト塗装と、後はいよいよ極小トヨタエンブレムの埋め込みです。トヨタエンブレムを透明レジンで固める方法は未だ悩み中ですが、こちらも何とかクリアーしていきたいと思います。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

BMWフューエルキャップ 下準備

bmw249大変お待たせしました!BMWのフューエルキャップも作業着手しておりますのでご安心下さいませ。

まずはオーナー様のご要望を元にイラストデータを作成します。今回は文字が細く、BMWのロゴも小さいのでデカールで対応します。

alps2 (1)デカールの作成に使うのは社外記で何度か紹介していますアルプス社のドライプリンターです。

bmw317 印刷方法は通常のプリンターと違い各色を別々に擦っていくと言う方法で、データもそれぞれ色毎に分けて作成します。イメージとしては版画の多色刷りみたいな感じですかね。結構頭がこんがらがります。

bmw318と言う訳で出来たデカールを早速試してみたのですが、やはりと言うか白が薄くて下地が透けてしまいます。下に敷くのは明るいイエローなので大丈夫かと思っていましたが甘かったようです。

bmw321 ここで難しいのが白の重ね擦りで、下の「ベースホワイト」はその上に擦った印刷が上手く密着しないので、最初に「特色ホワイト」を敷いてその上にベースホワイトを重ねるようにします。

bmw316と言う訳でようやく良さそうな物が完成しました。

そもそものサイズが小さいのと、仕事上どうしても細かい箇所が気になるので予め多めに印刷しておいてその中から一番良い物を使うと言う方法を取っています。

bmw319出来上がったデカールをそれっぽい色の色見本帳に実際に貼ってみました。

左は白い部分が「特色ホワイト」のみで、右が「特色ホワイト+ベースホワイト」の二度刷りになっています。また水色は「特色ホワイト+シアン」で水色を表現しています。ちなみに黒は白の上には重ねておらず、どちらも別々に擦っています。

bmw320文字の方は単色の黒で、全て最後に透明光沢インクを被せています。どうやら高温で定着させるらしくデカール自体の強度(密着性)が上がるらしく、いつもそうしています。

bmw257実は途中で、中央の丸い蓋だけを白く塗ってその上にシアンと黒だけを印刷したデカールを貼ろうかとも思ったのですが(これは断然作業が楽になります)、ただそれだと恐らく「取って付けた感」が強く出てしまうような気がしたので、やはりキャップ全てをイエローに塗ってから、丸い蓋のフチには少しでもイエローが残るようにしました。尚キャップは直径が20mm、BMWのマークは19mmにしてあります。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

テールランプ関係 下準備

smoke8今回のレンズ関係の塗装は3セットなのですが、それぞれ1セット毎のパーツ数が多いので次回のターンではこれらで挑む予定です。

とりあえず下準備まで終わらせておき、一旦保管して他の案件を先に進めておきたいと思います。これらの本塗りは来週半ばくらいを予定しております。

どうぞもう少々お待ちくださいませ!

BMW E30 M3 EVO2ヘッドカバー 本塗り

bmw153先ほど紹介したサージタンクと一緒に本塗りを終えているBMW E30 M3 EVO2のMカラーヘッドカバーです。

bmw267 こちらは元々あった塗膜にクラックが入っていたので全部剥がして素地からやり直しています。この形状でサフェーサーをタップリ塗っていますから、一度の研ぎでは不足なので一旦1コートソリッドで下塗りも行なっています。なので白いのはサフェでは無く普通の白です(余っていたベンツの白です)。

bmw258 そして全体にベースカラーのアルピンホワイトⅢを塗った状態です。

bmw259 こちらはプラグホールの穴に打ち込まれたパイプが邪魔なので型紙が使えず、数値から割り出してマスキング位置を決めています。

bmw261 驚異的なのが凸文字部分の塗り分けで、それぞれ違う面(側面と底面)にラインを通さなければならないと言う特性上、単に一本のマスキングテープを貼れば良いと言う訳にいきません。

イメージとしてはガイド用の水糸を張り、それを目安に底面のマスキング位置を決め、違和感の無いように側面を立ち上げるといった感じです。

本当は見切りが綺麗に仕上がるPP製のラインテープでマスキングしたかったのですが、コシが強過ぎるので通常の和紙タイプを多用しています。

bmw262 左右の水色と赤が終わったら、最後に真ん中の紺を塗ります。

bmw263 全ての塗装が終わり、マスキングを剥がしてみると大抵一箇所はこんな感じで塗料が食み出た箇所があります。まあ言われないと気付かないレベルですけどね。

bmw264 直線であればそんなに手間では無く、こんな感じで補正完了です。

bmw265 塗料をスプレーガンに入れるのはこの場で行なっている訳では無いのですが、一応判り易いように缶も並べてみました。

尚、今回のご依頼は海外からなので、日本語の説明も判らないと思い画像は多めになっています。

bmw266そしてMカラーの塗装も完了です。

bmw295続けて凸部を研磨してアルミ地を露出させ光らせます。既に下地で#120~#240までは済ませてあるので、ここからは#240~#800で行ないます。

bmw296その後マスキングを剥がし、アルミの研ぎ粉で黒くなってしまった箇所をスポット的に白で塗装し、再度凸文字を削って光らせます。

bmw279Mカラーの塗装の為に外したプラグホール周りのマスキングを元に戻し、よくエアーブローをしたらアルミ素地が露出した箇所に密着剤を塗布します。

bmw282続けてクリアーをぬ手t本塗り完了です。画像では周りのネジ部分のマスキングを剥がしていますが塗装面はまだヌルヌルの状態です。

bmw287熱で黄ばんでしまっていた白も、新車時の美しい白に戻ったと思います。

bmw289まだ終わっていませんが、塗り終わった時には色々大変だった思いがまるで走馬灯のように込み上げて来ました(笑)。何と言ってもあのザラザラだった梨地を平滑にする作業がもうまさに地獄です(ですので次に入ってくるS20のヘッドカバーを最後に、現在はヘッドカバーの艶々仕様を制限させて頂いております)。

bmw284アルミ素地に塗ってあるクリアーはいずれ剥がれてしまうと思うのですが(プライマーを塗っていない以上これは仕方ありません)、最初にあった腐食は綺麗に払拭出来ていると思います。

bmw288今回はデータが取れたので、また同じ様なご依頼が来た時にはそれが役立つと思います。でも当分は大丈夫かもですね(苦笑)。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きます。どうぞもう少々お待ち下さいませ!