スバルエンブレム(枠艶黒/表スモーク) 本塗り

先日お預かりしておりましたSKフォレスター用のスバル純正エンブレムです。メッキの枠は先日他のご依頼品と一緒に作業をしてサーフェサーを塗り終わっています。

こちらのアクリルプレートは既にクリアーを塗ってあって、その後完全硬化後に再び足付け処理をしてあります。いきなり塗っても大丈夫だったりするのですが、万が一の事を考えての任意保険のような感じですね。

現状ではアクリル樹脂の素地が露出している箇所は無いのでプラスチックプライマーを塗る必要は無く、いきなりスモーク=ベースコートを塗布します。

スモークは一度に塗らず、3~5コート程に分けて塗り重ねていきます。

 

濃さはこの時の画像を参考に調整しています。

コート毎の含有量としては、最初は薄く、2コート目は一気に濃く、3コート目以降はまた薄くして微調整といった感じにしています。塗り方自体は変えず、含有量とコート数で調整しています。

濃さが決まったら最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

先ほどの画像とは逆の方向、光源を背に向けてみるとスモークが濃くなるのが判るかと思います。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

メッキ枠も既に作業着手していますので、そちらも進行次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルエンブレム(表スモーク/枠艶黒)塗装承ってます

先日到着しておりましたフォレスター(SK5)用のスバル純正エンブレム前後です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

状態としては新品なのですが、

カーボン調のシートと、メッキの枠にも黒いシールが貼られています。

また六連星の所はスモークになっています。

私も昔乗っていた車(RX-7 FC3S)のテールランプを、北米仕様にしたくてウィンカー部のオレンジレンズに市販の透明な赤いシールを貼りましたが、透明度の無さ(白濁り)と肌の悪さ(光沢感の乏しさ)、そしてどうしても取り切れない皺が嫌になって一週間で剥がした覚えがあります。製品としては良く出来ていると思うのですが、物理的に塗装とは比べ物にならないですよね。

枠の黒いシールとカーボンシート(恐らくは3Mダイノックシート)を剥がした状態です。多少食み出るくらいのサイズでスモークシールが貼られています。シールの場合素材のせいか、白く濁って透明感が悪いのが残念なんですよね。

と言う訳でとりあえず元の状態になりました。

ちなみに現在スバルエンブレムは新品のみのお受付となっております。ご注意くださいませ。理由としては、紫外線を浴びて劣化したアクリル樹脂はクラックが出る可能性が高い事、メッキ枠は外す際に生じた、肉眼でも判り難いくらいのメッキ剥がれ(浮き)がある為です。

裏側には両面テープが貼ってありますが、このままだと作業が出来ないので、

これらを剥がします。

画像左端の小さいエンブレムは枠(土台)が塞がっているタイプなので、この場合は単に両面テープを剥がすだけでは分解出来ず、かといって表から外そうとするとメッキ層を割るか、アクリルプレートを傷つけてしまうので、

土台の裏側にリューターで小さな穴を開け、ポンチで押し出すようにしてプレートを取り外します。無理に押し出すとやはり割れてしまうので、ドライヤーで温めて両面テープ糊の威力を弱め、隙間からシリコンオフをジャンジャン流し込んで少しずつ浮かせていき、隙間が出来たらヘラを差し込んで剥がします。

その後は既存のデータを使って、レーザー加工機で両面テープをカットします。

尚、両面テープの製作は単体ではお受付しておらず、枠とプレートどちらもセットでご依頼頂いた場合のみ、個人的な趣味といった感じでサービスで行っています(ただ両面テープが結構高いのでいずれ材料費のみ頂戴するかも知れません)。何卒ご了承くださいませ。

尚、ご依頼内容は以下の通りとなります。


■メッキ枠・・・艶あり黒(別途下地処理)

■アクリルプレート裏・・・作業無し(そのまま)

■アクリルプレート表・・・スモーク塗装(濃さは送って頂いた画像を参考に)

■オプション・・・全てクリスタルクリアー


それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

スバルエンブレムメッキ枠 下準備

現在進行中のスバルエンブレムのメッキ枠、3セット分です。ABS樹脂に装飾クロムメッキが施されていて、そのまま上塗りを行っても塗膜は密着しませんから、通常の被塗面と同じようになるよう下地を作ります(もしくは薬品でメッキを剥がす事も可能ですがその方がコストが掛かるのでこの場合は選択しません)。

素地調整を行い、まずはプライマーを塗布します。

今回施工しているのは以下のご依頼品となります。

スバルエンブレム(背面黒/枠艶黒)塗装承ってます

スバルエンブレム(ピンクゴールド)塗装承ってます

スバルエンブレム(枠艶黒/表スモーク)塗装承ってます

本塗り自体のタイミングはそれぞれバラバラになるかと思いますが、メッキ素地の下地作業は同じ内容なので並行して作業をしています。まとめて作業をする事で時間の短縮と、余分に塗料を余らせてしまったりする事を防ぐ為ですね。

この後に行う上塗りはメッキ素地には密着しないので、裏までしっかりプライマーを塗っておきます。

 

その後30分程のセッティングタイムを設け、サーフェサーを塗布します。

ここでのサフェは、この後に行う研ぎ作業で下地のメッキを出さない為の物なので、特に厚塗りはせず、肌を荒らさないように注意して塗ります。

フチまでしっかり塗れるよう、裏側に回り込むようにしてスプレーしています。

この後は60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、表面を研磨して平滑に均したら上塗りを行います。

こちらはプレートを外す為の穴を開けているので、後日エポキシで埋めておくようにします。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルエンブレム(枠艶黒/表スモーク)塗装承ってます

先日到着しておりましたSKフォレスター用のスバル純正エンブレムです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はメッキ枠を「艶ありの黒」に、

アクリルプレートを表からスモーク塗装で承っています(裏=背面の青は何もせずそのままとなります)。クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っております。

スモークの濃さについては以前施工した時の画像を参考にと承っておりますので、そちらも紹介します。

この時も枠は艶あり黒の塗装なので、全く同じような内容ですね。

枠とアクリルプレートは両面テープで固定されていて、これを剥がさないと作業が出来ないのでまずはこちらを処理しておきます。

台紙を剥がし、

両面テープを剥がします。かなり強力なのでこの時点でDIYでは難しいかも知れません。

シリコンオフを使って残った糊を除去しておきます。

小さいほうのエンブレムは背面が開いていないはめ込みタイプで、これを表側から外そうとしたら枠かプレートどちらかを傷つけてしまうので、リューターを使って裏側に小さな穴=サービスホールを作成します。

そこからシリコンオフを流し込み、両面テープの糊を弱くしつつヘラを差し込んで少しずつ剥がしていきます。

という訳で無事枠とプレートを分離出来ました。こちらの両面テープも綺麗に除去しておきます。

また元々着いていた両面テープは再利用が出来ないので、同じような感じの物を使って作っておきます。

幸いにして以前作成しておいたデータが残っていたので、

それを基にレーザー加工機で両面テープをカットします。

厚みのある両面テープはハサミやカッターでは綺麗にカットする事が難しく、その点レーザー加工機では純正同様に美しいラインでカットが可能です(ただし両面テープの素材によってはカット面が炭化してしまうので、使えるのはそうならないタイプ=熱可塑性の両面テープに限られています)。

現在スバルエンブレムは3セットお預かりしておりますので、タイミングが来たらまずはメッキ素地用の下地を纏めて行おうと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

スバルエンブレム(フォレスター)レッド&スモーク塗装 完成

先日表面のスモーク塗装を終えていたスバル純正フォレスター前後エンブレムです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、艶あり黒に塗装を施したメッキ枠と組付けます。

剥がした両面テープは再利用が出来ないので、新たにレーザー加工機で切り出します(以前の動画です)。

両面テープの厚みについては、以前ご依頼を頂いた同じフォレスターのオーナー様より「2枚だと厚過ぎる」とのご報告を頂いていたので、今回は1枚のみとしております。

接着面をよく脱脂清掃してから貼り付け、最後に台紙を貼り付けます。

そして完成です。大変お待たせしました!

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な状態だった物を、

メッキの枠を艶あり黒に、アクリルプレートは背面を青から赤、表側にスモーク塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!