先日下準備を行っていた日産ノートe-Power（HE12型）ニスモSのリアブレーキカバーです。

色はニスモレッド（カラーコード：LA10）、クリアーは艶消し仕様で承っておりますが、ホイール当たり面にはクリアーは塗らないようにしたいので、その部分のマスキングシートを作成します。

円形にしても良かったのですが、無駄になる部分が多かったので半円を４個作成しました。

作成したデータを使ってカッティングプロッターでマスキングシートをカットします。思い立って直ぐに作業できる（そして片付けもしなくても良い）環境はとても便利です。

軽くサンディングし、よく脱脂清掃をしたら本塗り開始です。

まずはベースコートを塗布します。下色を含め４コート程を塗り、よく乾燥させます。

その後用意したマスキングシートを、ホイール当たり面のフチに貼り付けます。0.5mmくらい食み出るような感じにします。

その後内側をマスキングテープで覆います。

よくエアーブローし、艶消しクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました！

クリアーは艶ありと同様２コート、ただしそこまで塗り込まず、６～７割くらいに留めています。２コート目のクリアー塗装後、フチに貼ったマスキングシートを剥がしておきます。

その後徐々に艶が消えていき、一時間程するとしっかりとした艶消し仕上げになっています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

一緒にご依頼頂いているNISMOのフューエルキャップも作業進行していて、後日そちらも紹介したいと思います。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ！

先日お預かりしておりました日産ノートe-Power（HE12型）ニスモSのリアブレーキカバーです。

元々新品だったのでそのまま上から塗り重ねる事も出来たのですが、既存の塗膜が怪しかったので溶剤槽に浸け置きして剥がしておきました。

塗膜を剥がしてみるとやはりと言うか艶々の金属素地が出て来て、このまま塗装を行っても塗膜は十分に密着しませんから、

ネジと裏側部分をマスキングし、

サンドブラストを行いました。

ここからは非常に錆びやすい状態なので当日中にプライマー塗装を行う必要があり、なのでタイミングを見計らっての作業となっています。

よく脱脂清掃し、

マスキングを行い、

 プライマーを塗布します。

取り敢えずこれで一安心ですので、続けてタイミングを見計らって本塗りの準備を行います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ！

先日到着しておりました日産ノートe-Power（HE12型）ニスモSのリアブレーキカバーです。こちらのご依頼者様は前日お納めしたマーチリヤアンダースポイラーのオーナー様で、今回は御家族の方のこちらのパーツをご依頼頂きました。この度もご贔屓いただき誠に有難うございます！

状態としては艶消しの黒が塗られていて、

一か所ゴマ粒程の傷が付いていた箇所を爪で擦ってみると、その周りの塗装がペリペリと剥がれ、下から綺麗な金属素地が露出してきました。足付け処理などの素地調整を何もしないまま色が塗られているようです。

と言うのも、こういった塗装は元々そこまでの耐久性は想定されておらず、とにかく出荷するまで錆が出なければOKみたいな感じで、ある意味この辺は仕方ないのかも知れません。

なので一旦溶剤槽に浸けてこれを剥がして、改めてプライマーから塗り直す事とします。

今回塗るのは現状黒に塗られている箇所のみで、裏側やネジ部は塗らず、またホイール当たり面についてはクリアーを塗らずプライマーとベースカラーのみとする予定です。色はニスモレッド（カラーコード：LA10）、クリアーは艶消し仕様で承っております。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います！