レンジローバー アウターハンドルカバー塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたレンジローバー用メッキ製アウターハンドルカバーの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

素材はABS樹脂で、表面に装飾クロムメッキが施されたパーツとなります。

 そのまま上塗りしても塗膜は密着しない為、メッキ素地用の下地を作ってからの塗装となっています。ちなみに密着剤やガスプライマーの類は使っていなく、下地処理の基本的な作業と、塗料本来の性能を活かした方法としています。ですので経年によって効力が落ちてペリペリと剥がれると言う事はありませんのでご安心下さいませ(密着剤は最初の数年は大丈夫なのですが経年で剥がれてしまいます)。

 色はランドローバー純正色の「フジホワイト」(カラーコード:867)で、

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります(オプションで変更可能です)。

これが着く土台部分はメッキのままとし、その中央に着くこのパーツをボディ同色にする事で、まるで純正オプションパーツのように見えるのを狙っているのでは、と思う次第です。

 鍵のマーク部分は塗装で潰れない(埋まらない)ようにして仕上げました。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

レンジローバー アウターハンドルカバー 本塗り

 先日メッキ素地用の下地とサフェーサーを塗っておいたレンジローバー用のアウターハンドルカバーです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を完全硬化させ、ガイドコートとして黒のベースコートをドライコートでパラパラと塗っておきました。

 一部凹みんだような個所もあったので砥石を使って平滑にし、全体をスポンジパッドと#800で水研ぎしています。ただし#800のままだとペーパー目が出てしまうので、その後は当たりの柔らかい布状研磨副資材(アシレックスレモン)で全体を均しています。

 マスキングを貼り直し、台にセットします。

 良く脱脂清掃したら本塗り開始です。

 ベースコートにはランドローバー純正色の「フジホワイト」(カラーコード:867)を塗り、クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

塗装は表からフチ、裏まで周り込むように塗っています。

また鍵のマークがある物が二つあって、こちらは塗り過ぎて形が埋まらないように注意して塗装しています。この時点で形状が認識できるので、完全硬化後はさらにはっきりと確認出来ると思います。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

レンジローバー アウターハンドルカバー サフェ入れ

 先日お預りしておりましたレンジローバー用のアウターハンドルカバー合計9点です。裏側の両面テープはそのまま残すのでマスキングをしておきました。

自動車部品に多く使われている装飾クロムメッキは汚れや傷が付きにくいと言う特徴がありますが、それ故に塗装も密着し難いので、まずはそれ用の下地処理を行います。

 その後は通常通りでサフェーサーを塗布します。

この後に行うサフェ研ぎで素地のメッキが露出するとマズイので(ただし本塗り前でのスポット的な修正は可能ですが)、サフェは肌を荒らさないようにしつつしっかり塗り込んでおきます。

 一部の部品(2個)には凸状に鍵マークがあるので、厚膜にしてそれを埋めないよう注意します。

サフェーサー、プライマー共にフチから裏までしっかり塗っておきます。

この後は一晩以上自然乾燥させてゆっくり溶剤分を揮発させ、後日60℃40分程の熱を掛けて完全硬化させます。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

レンジローバー アウターハンドルカバー塗装承ってます

 先日到着しておりましたレンジローバー用のアウターハンドルカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 素材はプラスチックに装飾クロムメッキを施した物で、これにそのまま上塗りを行っても塗膜は密着しませんから、いつも通り下地処理を行ってからの塗装となります。

色はランドローバー純正色の「フジホワイト」(カラーコード:867)で、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っています。

裏側の両面テープはそのままにフチから少し回り込んだ部分までは下塗り~上塗りを行う予定です。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!