TOYOTA86テールランプ レッド&スモーク塗装 完成

toyota8641 こちらもお待たせしました!今回二度目のご依頼となったTOYOTA86の純正テールランプ、本日無事完成となります。ちなみに以前ご依頼頂いた物は事故?で損傷してしまい、ただ仕上がりが気に入って頂けましたのでわざわざ今回もう1セットご用意頂きその時と同じ内容でご依頼いただきました。いやはやあり難い限りです。

toyota8642 ちなみに当初は損傷した方の片側のみの塗装で出来ないかとご相談も頂いていたのですが、テールランプに塗る透過性の塗装は通常の塗装と違って塗り回数や塗料中の含有濃度で色が変わってしまうので1セット丸ごと同時に塗装する事が基本となります。何卒御理解頂ければ幸いです。

最初の状態も紹介しますね。toyota8629元々はクリアーレンズカバーのタイプで、レンズは結構凝った形になっているのですが、透明なだけにその良さが余り表現されていないのがちょっと勿体無いですよね。

toyota8643レンズに色が着くと内部反射板の断面がまるで発光しているみたいに見えるのが私的に気に入っています。スモークも効いて渋みが出ていますよね。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度もご贔屓頂き有難う御座いました!

TOYOTA86テールランプ レッド&スモーク塗装 本塗り

toyota8637 こちらもお待たせしました!トヨタ86純正テールランプはレッドキャンディー+おまけスモークで本塗り完了しております。

クリアーなレンズカバーを塗装でレッドテールにする場合、ウィンカーやバックランプ部分はクリアーのままに残す必要がありますのでそこはマスキングをしますが、ご依頼が多い物に関しては今回のようにそれをデータ化してマスキングシートを半自動で作れるようにしています。個数が少ないと逆にコストが上がってしまいますが、インプレッサGR/GH系や今回のTOYOTA86/BRZ系のテールランプなど頻繁にご依頼頂く物はこうしておいた方が断然楽になるのです。それ故にコストも下げられるので【お任せ仕上げコース】でも対応可能となります。

toyota8638 レッドキャンディー塗装を終えたらマスキングを剥がし、再度プラスチックプライマーを塗ってスモークを塗装します。「おまけスモーク」はレッドキャンディー塗装にオプションで付けられる仕様で、お任せコースだと濃度の調整は出来ませんが「折角なのでレッドの上にスモークも」と言うことであればお勧めかと思います。

toyota8639 スモークを塗布し、続けてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

toyota8640レッドのみに比べると赤に深みが出ているのが判ると思います。スモーク無しで純正風のままも良いですし、ちょっと変えてみたいという事であればスモークを追加するのも宜しいかと存じます。

それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きますね。もう少々御待ち下さいませ!

TOYOTA86テールランプ レッド&スモーク塗装承ってます

toyota8629こちらも本日無事到着しておりましたトヨタ86の純正テールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ただ実はこちらのオーナー様は以前も同じ部品の塗装ご依頼頂いておりまして、その内の一つをを破損してしまったとの事で今回新たにもう一セット用意して頂きご依頼頂く事となりました。前回ご依頼頂いたのは2013年の9月ですからもう少しで2年経つところなのですが、「とても気に入っていたので、またお願いしようと思って」との事で、ご依頼内容も前回と同じく「レッドキャンディー+おまけスモーク」で承っております。いやはや有り難い限りです。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

FT-86テールランプ(from大分) 完成

86ooita4 こちらもお待たせしました!大分県から御依頼頂いておりましたトヨタ86の純正テールランプです。やはりこちらもクリアーだったレンズで、ウィンカー部分を残してレッドキャンディー(クリアーレッド)に塗装後、全体に薄くスモークを掛けています。

86ooita5 ウィンカー部分はレッドキャンディーを塗っている時のみマスキングをしておいて、その後の薄いスモークとクリアー塗装は全体に塗装しているので段差もスムーズで気にならないレベルになっていると思います。

86ooita6ウィンカー部分のクリアー抜きは真正面から見ると少し内側に短くなっていますが、実際に車体に装着される時はテールランプは斜めの角度で固定されるので真後ろから見るとこのサイズで丁度良くなります(と実際に装着したオーナー様に御感想頂いております)。どうぞ御安心下さいませ。

こちらも発送は連休明けとなりますのでどうぞもう少々お待ち頂けますようお願い申し上げます。

それでは後ほど(または後日)完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

TOYOTA FT-86(from大分) 本塗り

86ooita続けて大分県からご依頼のFT86テールランプも紹介致します。先ほどの画像に似ていますがあの状態から全て部品が足付け処理が終わったところです。

86 ウィンカー部分のクリアー抜きは以前は右側のイエローのサイズで、その後ユーザー様のご協力により実装した状態でより良い形状へとバージョンアップを果たしました。左側の赤いのがそれで、以前に比べて少し小さくなっています。

86ooita1 本塗りのセッティングを行い、被塗面をよく脱脂したらマスキングシートを水を使って貼ります。水を使うのは微妙な位置合わせの為ですね。シートの位置を合わせるのは内部反射板を目安にしているのでちょっと見る視点が変わるとズレて見えますからかなり微調整が必要なのです。水を使えば何度でも貼り直しは出来ますからこの方法が必須という訳なのです。

86ooita2レッドキャンディーが十分な濃度に達したらマスキングシートを剥がし、レンズの素地が出た部分にはプラスチックプライマーを塗布し、その後全体に薄くスモークを掛けたらクリアーを塗ります。86ooita3レッドキャンディーの場合は通常の塗装に比べて色褪せがし易い事を想定し、使用するクリアーは耐UV性能に優れた「クリスタルクリアー」を使用します。これは勿論STANDOXのラインナップにある製品の名称で私が勝手に付けた訳ではありません。どのメーカーもクリアーが一種類と言う事は無く、品質の良い物からコストパフォーマンスに優れた(要は安い)物までかなりの数が揃えられています。「ビール」と言っても同じメーカーから何種類も出ているように、クリアーやサフェーサーなどの下地塗料も一つのメーカーで色々と販売しているんですよね。

クリアーの性能は大抵は値段と比例して高くなっていき、ただ使う側としては良いクリアー=使い易いと言う訳では無かったりします。良いクリアーは傷が付き難い耐擦り傷性の場合が殆どなのでその分磨き作業が大変で、また使い勝手も非常にデリケートな物が多いのです。

それもあって材料自体の値段では無く、「作業時間の短縮」の為に敢えて磨き易いクリアー(柔らかくて傷が付き易いクリアー)を選んだりもする訳です。まあ余り良い話ではありませんが、安さを求める消費者が居る以上この選択も間違いでは無くなるんですよね。

ちなみに私が昔アルバイトをしに行っていた町工場では「うちはDUPONTだから!」と言って使っていたクリアーはパナロック(10:1)でした(酷)。一度塗った車両が戻ってくるとフロント回りは激しい飛び石被害だったり(塗装間の密着性が悪い為です)、ひどい場合はクリアーだけがペリペリと剥がれたりしたらしいです。当然私も悪の片棒を担いだ訳ですが、まあそれがその会社のやり方だったので仕方は無いと思います。一アルバイターの私が口を挟む事では無いと思いましたので・・・(ただし車には可愛そうな事をしましたが)。

それではこちらも完成次第あらためて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!