先日サーフェサーを塗っておいた(恐らくMGの)アンテナベース×2個となります。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。
劣化してガタガタしていた箇所もあったので#600でライン出しを行い、その後#800で曲面をなだらかにし、最後に#1500&布状研磨副資材でペーパー傷の目消しを行っておきます。
樹脂素地が露出している箇所があるのでプラスチックプライマーを塗布します。
裏側はボディに当たって見えなくなりますが、フチまでしっかり塗れるよう(またもし隙間があってそこから見えたりしないよう)裏側に周り込むように塗装を行います。
来週行うスニーカー塗装のワークショップで使う塗料はクリアーを塗らない「1コートソリッド」用の物で、それの黒を使えばあっと言う間に本塗りを完了出来るのですが(フラッシュオフタイムを含め5分で塗り終えられると思います)、クリアーに比べるとやはりレベリング性能(塗り肌の出来具合)は違いますし、耐久性(耐候性・耐擦り傷性等)においても劣ってしまう為、結果仕事で使う事は殆どなくなりました。ただ折角買ったのに使わないのも勿体無いので、ワークショップ等で活かせるのが有難いです。
ベースコートが十分に乾いたらクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
ちなみに今回これ単体では無く、業者様からご依頼頂いた案件も一緒に本塗りを行っています(むしろそちらの方がメインです)。
この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!