フェラーリリモコンキー塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたフェラーリ純正リモコンキーの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々状態は良かったので既存の塗膜は剥離せず、軽い研磨と足付け処理のみで上塗りを行いました。

 色はフェラーリ純正色の「ビアンコフジ」(カラーコード:226027 )で、

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

フェラーリリモコンキー 本塗り

 先日お預かりしておりました、ビアンコフジでご依頼頂いているフェラーリ純正リモコンキーです。

状態が良いのでそのまま足付け処理だけでも塗れるのですが、表面張力や肌の凸凹が残っているので、

  最初に砥石(クリスタルブロック#800)で平滑に研いでおきます。

その後全体を#1500で研摩し、ペーパーが入らない部分はウォッシュコンパウンド(液状研摩洗浄剤)とナイロンブラシを使って足付け処理を行います。

良く洗浄し、本塗り当日まで埃が付かないところ(恒温機の中)に保管しておきます。

 そしてタイミングが来たら台にセットして本塗り準備開始です。

 シリコンオフを使い、最終脱脂処理を行います。

 一応色の確認用として、イモリ型にレーザーカットしたアクリル板も用意しておきました。

 まずはカラーベースを塗布します。

フェラーリ純正色の「ビアンコフジ」(カラーコード:226027 )は3コート塗装で、まずはカラーベースとなる白で完全隠ぺいさせます。

その後パールベースを塗布します。通常のホワイトパールは樹脂分(MIX599)が90%程入りますが、ビアンコフジはそれが全く入らず、ホワイトパール原色(MIX801)がその殆どを占めます。

そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

 この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フェラーリリモコンキー ビアンコフジ塗装承ってます

 先日到着しておりましたフェラーリ純正リモコンキーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

状態はとてもよく、傷や塗装の剥がれはありませんので、既存の塗膜は剥がさず足付け処理だけを行っての上塗りを想定しております。

色はフェラーリ純正色の「ビアンコフジ」(カラーコード:226027 )で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っております。

以前施工した時の画像がありますのでそちらを紹介させて頂きます。

その他の画像はこちらのページでご覧いただけます。宜しければご参照くださいませ。

 ちなみにフェラーリのリモコンキーは、電池交換の際にカバーを外す為の溝がありますが、ここにドライバーなどを入れて抉るとどうしても傷が付いてしまいます。

 なので一番良い方法としては、プラスチック製のヘラを隙間から差し込み、そのままの状態で一周すると、

 パカっと簡単に剥がれてくれます。要らなくなったクレジットカードやギターのピックなどでも代用出来ると思いますので、傷を付けたく無い方はこの方法がお勧めです。

埋め込まれた跳ね馬のエンブレムも無事取り外しました。塗装するのは赤く塗られたカバーパネル2点のみとなります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

尚、こちらとは別のオーナー様より同型のリモコンキーをお預かりしておりますので、そちらも近日中に紹介させて頂きます(現在フェラーリリモコンキーが3案件入っていてさすがに珍しいです)。