フリードHVリヤメッキガーニッシュ塗装 完成

先日本塗りを終えていたフリードのリヤガーニッシュですが、元々着いていたクッションテープを剥がしておいたので、そちらを作成します。

ゴム板は再利用が出来たので両面テープを貼り換え、EPDMのクッションテープは新しい物で貼り直します。

そして完成です。お待たせしました!

最初の状態も紹介します。

元々はこの様なABS樹脂に装飾クロムメッキが施された状態で、

それに通常の塗装と同様の密着性を保持出来る下地処理を施した上で、

ホンダ純正色「クリスタルブラック」(カラーコード:NH-731P)で塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

アウターハンドルやナンバー灯が着く部分は、車体に装着するとほぼ見えなく(見なく)なってしまいますので、

目立つ面を上にし、こちらを側面(垂直面)にして固定した状態で塗装を行っています。

ですので塗り肌としては上面に比べると劣ります。

ただ実際の車体の塗り肌(新車肌)としては、こちらの方が近いと思います。大きい面積で見ると綺麗に見えますが、実際の車体の塗装は鏡のように映り込んだりはしませんからね(センチュリーやマイバッハ辺りは別だと思いますが)。

上面に関しては極力肌を残さないような塗り方をしているので、側面と比べると全然違うと思います。

ただ単に厚塗りしている訳では無く、ガン距離をかなり近づけ、使用するハードナーやシンナーの揮発硬化速度を遅くしてレベリング重視の仕様にしています。通常小物を塗る場合早めに設定にするところですが(私が車体を塗っていた時はそうでした)、現在はそれとは逆になっています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂きまして誠に有難う御座いました!

フリードHVリヤメッキガーニッシュ 本塗り

先日プライマーとサーフェサーを塗っておいたホンダフリードの純正リヤメッキガーニッシュです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

#800の水研ぎでサフェの肌を均し、布状研磨副資材と#1500でペーパー目の目消しと足付け処理を行います。注意点としてはメッキ素地を露出させないようにですね。

よく脱脂清掃したら台にセットし、

最終脱脂処理&エアーブローで埃を飛ばします。

ナンバー灯やハンドルが着く穴のフチは表側からだけだと塗り難いので、裏側からもアクセス出来るよう広めのスペースを取って固定しています。

ベースコートを塗布します。色はホンダ純正色「クリスタルブラック」(カラーコード:NH-731P)となります。

ベースコートの主な役割は「着色」ですが、この時点で肌を荒らすといくらクリアーを艶々に塗っても後で艶引けを起こすので、しっかりウェットに塗り込んで平滑な肌にしておきます。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

ぱっと見は黒に見えますが、

極少量ブルーパールが含まれています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

メッキ素地の下地処理

先日お預かりしておりましたスバル純正エンブレムです。プレート部分は先日裏側を削って黒の塗装を行っておきました。

裏側に残っていた両面テープ糊のカスを除去し、素地調整を行った後にまずはプライマーを塗布します。

フチまでしっかり塗れるよう裏側に周り込むようにしてメッキ素地全体を覆う様に塗ります。

そしてこちらは先日お預かりしておりましたホンダフリードの純正リヤガーニッシュです。

スバルエンブレムの枠と同様装飾クロムメッキが施されていて、このまま上塗りは出来ませんから、同じく素地調整を行った後に、

プライマーを塗布します。

こちらも裏側まで満遍なく塗布します。

続けてサーフェサーを塗布します。

プライマーは防錆や密着性を高める為の効果があり、サーフェサーは主に膜厚の充填の役割があります。

この他のやり方としては、プライマーやサーフェサーなどは塗らず、メッキ素地にスプレー糊のような「密着剤」なる物を使ってそのまま上塗りを行う方法もありますが、そうすると無用に飛び石傷が多かったり(「点」では無く「面」でしかくっ付いていない為)、何かのきっかけでペリペリと剥がれたりする場合があるので、当店では対応していません。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

フリードのリヤガーニッシュはタイミング的にかなり早いのですが、それ単体で作業を行うと採算が合わない為、今回スバルエンブレムと並行して作業を行っています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フリードHVリヤメッキガーニッシュ塗装承ってます

先日到着しておりましたホンダフリードHVの純正リヤメッキガーニッシュです。こちらのオーナー様は以前同車のフロントグリルメッキモールを御依頼頂いた方でして、この度も当店へのご依頼、誠に有難う御座います!

御依頼内容は前回のフロントメッキモール同様、クリスタルブラック(カラーコード:NH-731P)への塗色で承っています。

またこちらも前回同様、メッキ素地用の下地処理を行ってからの上塗りとなります。

装飾メッキ素地での塗装は、上塗り以外にプライマーやサーフェサーなどの塗装~研磨作業が必要になる為、付属品は出来るだけ外して(剥がして)おきます。

こちらは薄いゴム板で、

こちらはEPDMのクッションテープが貼ってあります。

クリップは外すと割れ易いタイプがありますが、今回のようなスライド式はそのリスクが少ないので全部外しておきます。

ゴム板は両面テープの貼り直しで大丈夫そうで、EPDMは経年で劣化しているので、新しい物で作り直しておこうかと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

フリードHVフロントグリルメッキモール塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたホンダフリードHVの純正フロントグリルメッキモール塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はABS樹脂に装飾クロムメッキが施された物で、このまま上塗りを行っても塗料は十分に密着しませんから(密着剤を使うと経年で剥がれますから)、

メッキ素地用の下地処理を行い、

その上でホンダ純正色のクリスタルブラック(カラーコード:NH-731P)の塗色で塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!