プリウスαテールランプ塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたトヨタプリウスα純正テールランプの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々は全面クリアーレンズだった物に、

ウィンカー・バックランプ・サイドマーカー部を避けて透過性の赤=レッドキャンディーの塗装を、

またその上に薄くスモーク塗装も施しています。

クリアーには高品位なタイプのクリスタルクリアーを使用しています。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります(以前は横幅1128pxでしたが、今年から完成画像は1200pxへと少し大きくしています)。

サイドマーカー部はレッドもスモークも塗らず、クリアー(とプラスチックプライマー)のみの塗装となっています。

見る角度によると暗く見えますが、

実際にはスモークを塗ったとは思えないくらいの濃さ(純正風)となっていますのでご安心くださいませ。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

プリウスαテールランプ 本塗り

先日お預かりしておりましたトヨタプリウスαの純正テールランプと、カワサキZX-14Rの純正テールランプです。

通常透過性の塗装は10個程度纏めて本塗りを行いますが、今回は複雑な内容の案件が重なったので小分けして対応しています。

裏側を清掃した後、マスキングを行います。

その後被塗面を#800~#1300程で研磨して足付け処理を行います。

その後塗装ブース内を清掃し、台にセットして本塗り準備完了です。

今回はマスキング箇所が6か所あり、それらを手作業で行おうとするとかなりのコスト高になってしまいますが、今回は予め作成しておいたデータがあるのでその分の費用を省けています。

カットしたマスキングシートを所定の位置に貼り付けます。

プラスチックプライマー塗布後、透過性の赤=レッドキャンディーを塗布します。

赤が塗り終わったらウィンカーとバックランプ部のマスキングシートを剥がし、再びそこにプラスチックプライマーを塗布します。

続けて全体に透過性の黒=スモークを塗布します。

「あまり黒くしたくない」「純正かな?だけど純正より高級感があるイメージ」というご指定で、スモークの濃さを微調整します。

これまでの同型テールランプでは、クリアー抜き下段(バックランプ部)のスモークを敢えて濃くして調整していましたが、今回は全体に均一にスモークを塗るよう承っておりますので、上のウィンカーに比べて下段のバックランプが薄く見えるようになります。

またサイドマーカー部はレッドもスモークも塗らないよう承っておりますので、全ての着色が完了したらここのマスキングシートを剥がし、再びプラスチックプライマーを塗布します。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

プリウスαテールランプ塗装承ってます

先日到着しておりました、トヨタプリウスαの純正テールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はレッドキャンディー+おまけスモークで、クリアー抜きは3箇所×2=合計6か所で承っております。

以前の施工例がありますのでそちらを紹介します。

スモークの濃さはこの時を参考に、

ただしこちらのサイドのマーカー部はスモークは塗らず(レッドも塗らず)、現状のクリアーそのままとします(最後のトップコートクリアーはここも含め全体に塗ります)。

ちなみに以前、この下側部分のスモークを敢えて濃くしていましたが(スモークの濃さを合わせる為)、今回はそれは行わず、全体に均一にスモーク塗装を行います。これによりこのバックランプ部が、上段のウィンカー部よりも薄くなる仕上がりとなります。

またスモーク濃度につきましては、「スモークのイメージは余り黒くしたくない 」「純正かな?でも純正よりも高級感があるイメージ」とも承っておりますので、こちらを踏まえて微調整を行いたいと思います。またクリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っております。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

TOYOTA PRIUS+ Tail Light Red&Smoke

prius6週に一回程度、今前施工した作業内容を纏めて紹介しています。今回はプリウスαのテールランプで、塗装内容は定番のレッド+スモーク塗装となります。尚タイトルが「Prius+」なのは欧州での名称で、北米では「Prius V」といった車体名で販売されているらしいです。

prius8 オーナー様のご指定通り、レッドに塗る部分とクリアーのままに残す部分をマスキングします。

prius9 先ほど貼ったラインテープの上に紙を貼り、鉛筆の芯を当てて輪郭をトレースします。

prius6 先ほどトレースした物をパソコンにスキャナーで読み込み、さらに細部を修正してカット用のデータを作製します。

prius12 そして本塗り当日、カットしたマスキングシートを指定の位置に貼り付けます。

prius13最初にプラスチックプライマーを塗布し、全体に透過性の赤(レッドキャンディー)を塗ったらマスキングを剥がします。

prius14 さらに全体に薄くスモークを塗り(おまけスモーク)、クリアーを塗って本塗り完了です。赤だけの時に比べて色に深みが出ているのが判ると思います。

prius7 必要に応じて磨き処理を行い、マスキングを剥がして完成となります。

prius8 オーダーによっては両サイドにある反射板の部分もクリアー抜きにする事もあります。

prius10透過性の塗装であるキャンディーカラーは通常の塗装に比べて色褪せし易くなりますので、使用するクリアーは耐UV性の高いSTANDOXクリスタルクリアーを使用しています。

「おまけスモーク」については【標準仕上げコース】のみ濃度の調整が可能です。【お任せ仕上げコース】の場合は濃度のご指定は出来なく、「極薄め」~「極薄めと薄目の中間」くらいが目安となります。

テールランプ全体をレッドにしてしまう完全レッドテール化など、ご希望に応じた仕様で施工が可能です。お好みでどうぞ。

プリウスαテールランプ レッド&スモーク塗装 完成

prius68こちらもお待たせしました!プリウスαの純正テールランプ、レッドキャンディー+おまけスモークで本日完成となります。

こちらもいつも撮影している場所だとコントラストが強いので蛍光灯のある簡易スタジオで撮り直してみました。

prius71実物の見た目としてはこちらの方が近いと思います。今回のテールランプが装着される車体色は黒との事で、「 落ち着いた感じになれば」との事ですのでおまけスモークはいつもより若干黒く、ただこの型のテールランプだと全体にスモークを塗ってもクリアー抜きにした下側の部分(恐らくバックランプ)が上側のクリアー抜きにした部分(恐らくウィンカー)よりも明るく残ってしまうので、今回試しに下側を1コート多めにスモークを塗って濃さを合わせてみました。

色味自体はどうしても元々上側が青いので若干の違いはありますが、濃さとしては今までの塗り方に比べるとかなり統一感が出たと思います。以前施工した時の画像も紹介しますね。

prius30  何度か施工例がありますが、この画像が一番判り易かったので紹介致します。クリアー抜きにした上の部分は青黒いのに対して下側が明るいのが判ると思います。

prius62こちらが元の状態で、中段の(恐らく)ウィンカー部分のところだけが少し青く黒くなっていて、透過性の塗装だとこれが最後まで影響されてしまいますから、普通に全体に塗っただけだとクリアー抜きになって残った下側がどうしても目立ってしまうんですよね。今回は上手く改善出来たと思います。

prius70 今回は両サイドにある内蔵された反射板の位置もクリアー抜きにしてあります。

prius69レッドキャンディーの上にスモークを塗る事で落ち着いた赤に仕上がっていると思います。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!