レンズ関係透過性塗装 下準備

先日に引き続き、次の透過性塗装のターンで本塗り予定のレンズパーツ一式です。その後追加でハーレーのテール&ウィンカーも一緒に塗る事にしました。

Gクラスのテールランプはレンズ単体なので(土台の反射板が無い為)、そのままマスキングテープを貼ると光が透過しなくなり、塗っていてスモークの濃さが判らなくなってしまいますから、透明のフィルムを使ってのマスキングと、反射フィルムを貼っての「仮想反射板」にした仕様で養生します。

奥が反射フィルムで手前が透明フィルムです。それぞれ違う見え方でスモークの濃さを判断出来るようにしています。

同じ様にフェンダーのフロントウィンカーレンズもそれぞれ違う仕様でマスキングをしています。

バックフォグとバックランプはどちらもフィルムを貼った仕様としました。

その他のパーツもマスキングが完了です。

それぞれ#800~#1300相当で足付け処理を行い、小さい物は手で持って塗れるよう芯棒を取り付けておきます。Gクラスのテールレンズも置いて塗るより持って塗った方が良さそうだったのでそうしています。

この後は本塗りが出来るタイミングまで埃の付かない状態で保管し、その間に塗装ブース内の清掃を行っておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

レンズ関係透過性塗装 下準備

次の透過性塗装のターンで本塗り予定のテールランプ等レンズパーツ一式です。画像には映っていませんが、スバルエンブレムも一緒に塗る予定です。


メルセデスベンツW124テールランプ塗装承ってます

メルセデスベンツGクラステールランプ等塗装承ってます

スバルエンブレム(レッド&スモーク)塗装承ってます

スバルインプレッサGRBテールランプ塗装承ってます


まずは各部の清掃です。

そのまま塗れ雑巾等で拭き取ると傷が付くので、水を流しながら柔らかいブラシで砂を浮かすようにして洗い流していきます。

どれもぱっと見は綺麗でしたが、どうしても清掃し難い箇所に砂が残っていますので、穴をマスキングして水とブラシで洗い流していきます。

大きいブラシが入らない箇所は歯ブラシや綿棒を併用して行います。

その後はエアーブローをして水を飛ばし、乾かしておきます。

近年は見られなくなったと思いますが、自動車車体の塗装でテールランプやバンパー等を付けたまま塗られた場合、その隙間から入った研ぎ汁や塗料ミストが裏側に残っていたりします。分解しなければ見えない部分なので気にしなくても良いのかも知れませんが、気分的には良くは無いですよね。昔、異様にタイヤハウスの中が綺麗なアルファロメオを預かった時、疑問になってそれをオーナー様に伺ったら、「雨の日は乗らないので!」と仰っていてなるほど!と納得しました(笑)。当店は昔からそういうお客様が多かったので、私もさらに気を遣うようになったんですよね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

メルセデスベンツGクラステールランプ等塗装承ってます

先日到着しておりましたメルセデスベンツGクラスの純正テールランプ、バックランプ、バックフォグ、フロントフェンダウィンカーレンズです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はスモーク塗装ベタ塗りで、

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っています。

スモーク濃度は比較的濃い目で、御希望の画像を御指定頂いておりますのでそちらも紹介します。

今回のオーナー様の車体色も黒で、「ボディに合わせた黒さで」と承っています。

こちらも以前塗ったGクラスのフロントウインカーとミラーウインカーです。比較的濃く見えますが、ミラーウィンカーの方は中が透き通っているのが判るかと思います。

ただスモーク塗装によって照度が落ちる事は予想されますので、その場合は電球を高輝度タイプに交換される等の対応をされる事をお勧めいたします。昔ながらの電球タイプだと熱が上がってレンズが変形する!という事態になりがちですが(特に初期のGクラスはノーマルでもそうなっていました…)、現在はLEDタイプの物が色々出ているので大丈夫かと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!