大変お待たせしました！トヨタ２ＺＺのヘッドカバー、結晶塗装の赤で完成となります。

 色はフェラーリのヘッドカバーに使う赤よりも少し青味があるような感じです。実は今回はこれとは別にそのフェラーリレッドの色でも結晶塗装を塗っている物があるのですが、そちらは紹介は控えるように承っていますのでここに登場はしません。一応撮影はしてありますので後日ＯＫが出たら紹介したいと思います。

形状的にちょっとノッペリしているのでこれ単体だと少々寂しい感じがしますが、エンジンルームに取り付けられれば紅一点目立つ存在になるかと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました！

こちらもお待たせしました！トヨタ２ＺＺのエンジンヘッドカバーも無事本塗り完了しております。全体的に黒ずんでムラっぽくなっているはやはりリン酸処理を行った為ですので気にしないで大丈夫です。プラグホール周辺はキャップが填まる事を想定して外側もマスキングしておきました。

そして全体的にプライマーを塗布します。

ちなみにこちらのホースが付くパイプ部分は綺麗なメッキが残っていたのでそのまま残す事にしました。リン酸処理の時にそのまま行うとこのメッキは剥がれてしまいますがその時もマスキングしておくと綺麗なまま残せるのです。既に腐食気味の時は一緒にリン酸処理を行ってしまい新たに黒く塗り直します。ケースバイケースですね（と言うかホースが付けば見えなくなってはしまうのですが・・・）。

そして結晶塗装完了です。画像は既に熱を掛けてチヂレ目が出た状態で、各部のマスキングは直ぐに剥がさないとカチカチになって大変なのでヘッドカバーが暖かい内に剥がしておきます。ホースパイプも綺麗なままなのが判ると思います。

色は一緒に添付していただいた折り紙の色を参考にし、フェラーリ系の赤よりも少し青味のある「血のような赤」といった感じになっています。

尚こちらは凸部の面研は行いませんので（やるところがありません・・・）、もう少し寝かしたら完成となります。金曜日くらいになりますかね。完成次第改めて紹介させて頂きます。もう少々お待ちくださいませ！

先日浸け置き洗浄しておいたトヨタ２ＺＺヘッドカバーです。裏側についているバッフルプレーﾄとオイルパイプなどがちょっと複雑なのでサンドブラストは控えようと思っていましたが、各部を目止めすれば何とか成りそうだったので当初の予定通りブラスト作業も行う事にしました。

上の画像では表面ですが裏側も同じく各部を目止めして二重にマスキングしてあります。ブラスト作業よりもこちらの方が時間が掛かったかも知れません・・・（苦笑）。

他の案件でサンドブラストを行う作業があったので一緒に行います。またメルセデスベンツのヘッドカバー×２個もサンドブラスト屋さんより戻って来ていますので（そちらはマグネシウムなのでうちの設備では役不足ですから専門店に御願いしています）、本塗りのタイミングをそれらと同時に行います。

 こんな感じでブラスト完了です。この状態のままエアーブローして砂を良く払い落とし、さらに気をつけながらマスキングを剥がしていきます。

この後はリン酸処理を行いさらに水洗いで中もよく洗浄しておきます。これでスッキリしましたね。

ではもう少々お待ちくださいませ！

こちらも先日無事到着しておりますトヨタ２ZZなるエンジンのヘッドカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います！

色については見本となる色紙を同梱していただきまして、イメージとしては「血のような赤」を想定しております。以前施工したNSXのヘッドカバーと同じ様な感じですかね。ちなみにてっきりトヨタ車両かと思っていましたがこのエンジン、ロータスエリーゼに積まれる事もあるのでもしかしてそっち系かも知れませんね。

オーナー様的には「長く乗るのでしっかりとした下地も」との御希望でしたので当初はサンドブラスト処理も想定していたのですが、裏側を見るとバッフルプレーﾄはカシメ止めで（これは普通外しません・・・）、（多分）圧入されたオイルシールや細いパイプなど、サンドブラストを行うにはちょっと懸念されるところがあったので今回はリン酸処理のみで対応する事にしました。そもそも腐食はひどくは無いのでこの程度ならリン酸処理で問題無いかと思いますので。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。この度のご依頼、誠に有難う御座います！